カテゴリー別アーカイブ: DJ/音楽

らせん

8時間
マックブックの前に座りっぱなしで作業して
ようやく曲ができあがる
素晴らしい
これまでの人生で
私が作ったどの曲よりも
素晴らしい

適当な映像をつけて
インスタグラムに掲載する

5分後
iPhoneをチェックする

反応はない

10分後
いつもの友人が
いいねをつけてくれている

20分後
いいねの数が20ぐらいに増える

30分後
何も変化はない
閲覧数を増やすことを意識して
ハッシュタグをつけた単語をいくつか記事に付け足す

1時間後
変化はない

自己嫌悪がやってくる

ダメだ
オレには才能がない

才能以前に
存在がない
クソだ
いやクソだって臭いがある
オレには
それもない
クソ以下だ
無だ

12時間後

オレはまた
マックブックの前に座って作業している
頭の中で
これまでの人生で
聴いたことのないような
素晴らしいメロディーが
渦巻いている



Facebook広告やってみた

作った曲をiTunesなどで販売しているが、僕は事務所やレコード会社のバックアップがないフリーランスのアーティストなので、ただ売っているだけでは何も起こらず、自分で何らかの告知活動を行わなくてはならない。告知の手段としてはまずSNS、なご時世だが、フォロワの少ないアカウントから宣伝したところでたいした効果は期待できぬ。それでも何もやらないわけにはいかないので、タイムラインに散々流れてくるFacebook広告をやってみることにした

ひとまずは5日間10ドルのコースにエントリー。iTunesのサイトへ導くリンクが貼られた記事が対象。エリアは昨年のヨーロッパツアー で回った各国と、アメリカ、そしてブラジル、少数なれども僕のKOTAとしての音楽活動を知る人たちがいる可能性がある国を選択した。年齢層は10代から60代と幅広く設定した。

まだ5日の期日を消化していないが、3日目で広告の記事に付けられた「いいね」が400オーバー、今もどんどん増え続けている。普段ならひとつの記事に付く「いいね」は多くても5ぐらいだから、絶大な効果と言ってよいと思う。広告代金を「いいね」の数で割ると、1いいねあたり0.01ドル以下。あまりの高パフォーマンスにこれはヤラセなのではないかと疑い、反応があったいくつかのアカウントをチェックしてみたが、実在しない人間によって作られた偽アカウントの類ではなさそうに見える。Facebookもそこまで悪どくはないようだ。

ただし広告効果という点では疑問は残る。「いいね」を押したクライアントの中で実際にiTunesサイトへのリンクをクリックしたのはわずか6人。400人以上の人が「いいね」をしているのにも関わらず、彼らは肝心の記事の内容には無関心なのだ。こうなってくると「いいね」の価値というか意味が不明だ。何を思っての「いいね」なのか理解できない。

単純計算になるが、iTunesのサイトまでクライアントを誘導するために1人1ドルと算出できよう。それを高いと思うか否かは広告を出す者によってそれぞれだと思う。よくわかったのは「いいね」は金で買える。という事実だ。たくさんの「いいね」でページをにぎやかにしたいユーザーにとってはある程度有効な広告システムではあろう。ただ「いいね」を金で買ったかどうかは、そのアカウントを見ればすぐにわかる。むしろ印象が悪くなるという懸念も拭えない。

興味深いのは、「いいね」をくれたユーザーの居住地である。ほとんど全てがブラジル人と言ってよい。ヨーロッパ及びアメリカ各国のユーザーは僕の広告をほとんど「無視」した格好だ。彼ら欧米のFacebookユーザーが広告に引っかからないのは、おそらくそれだけ長い期間Facebookを使っているということなんじゃないかと僕は推測した。自分自身を振り返ってもそうだったが、Facebookを始めた当初は、広告とは意識せずに記事をアクセスしたり、情報を集めるためにせっせと他人のタイムラインをチェックしたりしていた。今は親しい友人の記事ですらほとんど見ることもない。ブラジルのFacebookユーザーにとっては、まだまだいろんなことが目新しいのではなかろうか。

以上、広告の目的はファンの獲得、それ以前に、まずは作った曲を10秒でも聴いてもらうことであり、大量の「いいね」をもらうことではなかったので、その意味ではこの投資(というか出費)は失敗に終わったと判断すべきだと思う。でもまあ、内容が把握できたのはよかったし、何よりもアカウントを開けるたびに大量の「いいね」が付いていく様子は見ていて爽快だった。もう一度やるかと聞かれればちょっと考えてしまうが、まあ今回の10ドルは惜しかった気はしていない。

余談だが、サウンドクラウド経由で「おまえをもっと有名にしてやるよ」と言ってきた輩がいて、方法を問うたところ「Facebook広告で告知する。」と堂々と返答してきた。プロフィール写真を見て僕のことをよほどバカな奴だと思ったのだろう。

モニターヘッドホン

モニターヘッドホン/Pioneer DJ HRM-5

外出自粛生活では悪いことばかりでもなく、ひとつには金をあまり使わないで済むというのがあります。カードの請求明細の金額が通常の半分、出費が多い月に比べると5分の1ぐらい。こうなってくると普段どこにどう金を使っているのか不思議な気分にすらなります。(おそらく半分は服とレコードなのでしょうが。)今の生活で特に物が無くて不自由ってことはないので、普段は知らぬうちに無駄なことにお金使ってるってことなんだろうな。

日々のハードユーズでヘッドホンの具合が悪くなってきたので、モニター用にヘッドホンを購入しました。DJ機材ではトップブランドのPioneerDJも専門分野外とあってか、あまりこれを奨める人がいないみたいなんだけど、僕はDJ機器はプレーヤーからスピーカーまでひと通りPioneerDJで揃えていて、ある程度信頼しているので、あまり迷わずコレに決めました。他と比べてないので何とも言えないのですけど、まあ値段なりの役割はしっかり果たしていると思います。一番気になる装着感は少々タイトだけど、許容範囲内。1時間とかなら着けっぱなしでも痛みや違和感なく作業できそう。音漏れにこだわるとある程度キツめに設計しなくてはいけないのは理解できます。その、音の遮断性は高いと思います。僕のスタジオ部屋の真上で娘がピアノ弾いてるの、全く気にせず作業できます。他のPioneerDJ製品同様、デザインは何も面白くないですが、そもそもヘッドホンで気に入ったデザインのものにあまり出会ったことがありません。(CHANELがヘッドホン発売した時はちょっと欲しいなと思ったけど、たしか150万円ぐらいしたっけ?)

ちなみに僕はDJでは同じPioneerDJの2000mk2-Sを使っています。もう生産終了品だけど買った当時は最高峰モデルとされていました。パーツは劣化したら交換できるので、よほどデザインのよいものと出会わない限りは、このまま使い続けると思います。散歩や電車に乗るときの普段使いはMarshall。これは前にもここで紹介しました。ロシアの軍用機で使用されていたヘッドホン付き飛行帽というのも持っているのですけど、音は鳴りません。

お知らせ

ビリー凱旋門との新しいユニットは、名称を「THE TOKYO COWBOYS/東京カウボーイズ」に変更し、海外進出に向けて本格的にプロモーション活動を開始することになりました。まずはアルバムの制作→リリース先のレーベル探しからスタートしワールドワイドに活動してまいります。

上記に伴い、現在Bandcampから配信しているトラックを一旦削除することになりました。レコードレーベルとの契約がしっかり決まったらまたご案内させていただきます。短い期間でしたが、ご試聴、ダウンロードいただき、たいへんありがとうございました。尚、いくつかの曲はSoundCloudなどで試聴できるよう現在調整中です。引き続き応援よろしくお願いいたします。 

アートワークは悩ましい

曲を作ってウェブに投稿。まあ砂漠に水を撒くような作業を毎日あきずに続けています。投稿するのは音楽ですが、必ずアートワークが付いてきます。僕のことを知らない人はまずジャケットを見てその曲を聴くかどうかを判断するので、プロモーションという意味では曲そのもの以上に重要なのがアートワーク。これも当然自分でやります。曲作りの方もまだかけだしですが、こちらはもっと素人。僕のまわりにはグラフィックデザイナーやイラストレーターなどグラフィック関係の友人が多いので(音楽関係者より多い)お願いすれば、かなりお安く相談にのってもらえるのですが、まあとにかく彼らは時間がかかります。グラフィックの世界では商品の売価の相場がだいたい決まっているので、稼ぎたければ数をこなすしかないというシステム。なので売れっ子は常に仕事に追われていてとにかく忙しい。友人からの依頼はそれらの仕事の隙間、もともと少ない睡眠時間を削ったりして対応するので、どうしても時間がかかります。僕は朝に思いついたフレーズをその夜には商品にしてオンラインに載せるというペースで曲を作っているので、それに対応できるデザイナーは世界中探してもいません。なのでしょうがないから自分でやることになります。素人がゼロから作るのはなかなか困難なので、雑誌やインターネットで拾った画像をコラージュするのですけど、やはりここでも著作権の問題が。

盗用は音楽もそうですけど、やはり素材、つまり元の作品のクオリティがそのまま反映されます。一流のフォトグラファーが撮影した写真は切ったり貼ったりしてもやはりいいんですよね。逆に著作権フリーで無料ダウンロードできるようなものは煮ても焼いてもどうにもならないことが多いです。

冒頭の写真は、今回の曲に合いそうと思って作ってみたイメージ。90年代のアレクサンダー・マックイーンを着用したモデルを撮影したファッションフォトですが、このままジャケットにして、万が一曲が売れたら後日盗用問題になりそうな気がするし、これ以上手を加えて元が何だかわからなくしたのでは意味がないということでボツにしました。こんな写真、誰でも撮れるじゃん、と思うかも知れないけど、撮れないんだよなあ。

画像をクリックするとbandcampのサイトに繋がります。今回はちょっとジャズ的な要素も入った洒落乙なブレイクビーツ。好きな人と一緒にカウチでまどろみながら聴くといいかも。あ、ジャケットも見比べてみてくださいね。こっちの方がぜんぜんいいから。

ラジオ・ステーション

Welcome to Tokyo Cowboy Resort / B.A.D RADIO STATION

また曲のお知らせかよ!でごめんなさい。毎日ほとんど曲作りしかやってないので、他に日記することがあまりないのです。

このB.A.D RADIO STATIONというプロジェクトは僕とビリーふたりのユニットなのですけど、知らない人のために紹介すると、ビリーは僕が93年に開業したプースカフェというバーを僕がやめたあと引き継いでずっと切り盛りしながら、凱旋門ズというバンドのギターをやっている者です。

ビリーとはお店以外でも一緒にバンドやったり、そういえばフットサル一緒にやったりもしてたよな。彼が10代だったころからのながーい付き合いです。

話は変わって、以前、ラジオの放送局を持ちたいなと思っていたことがありました。そこからご機嫌な音楽を流しながら、コーヒーとかビールを飲みに人が集まってこれるような空間があったらいいよなって。ビリーがバーテンをやって僕がDJをやればいいじゃんね。で、その放送局の名前を「B.A.D」にしようと 思っていたわけだ。B.A.Dの「B」はビリーの「B」ですね。

このウイルス騒動でプースカフェも休業を強いられる中、業務的なやりとりをしているうちに、するするとビリーと音楽コラボする話が持ち上がり、作風が僕がひとりでやってるのと全く違うので別プロジェクトにすることになり、新しく名前が必要だわ、となった時にそのラジオ・ステーションのことを思い出して、そのまま引用したというわけです。

あ、こんな話をすると僕がまた店を始めるというようなことを想像する人もいるかも知れないけど、それはないです。ラジオの話も思いついたのはずっと前のことで、僕はこの3年ぐらいで価値観とか生活スタイルに大きな変化があって、今は「ムラ」とか「サロン」のような「人がつるむ」環境(そういうものに迎合し属していた過去の自分も)を心底憎んでいますので、自らがそっせんして世の中に「つるむ空間」を提供することは今後一切ありません。

と、また話がそれてしまったけれど、そのようにしてスタートした新ユニットの役割を説明すると、まず僕がリズムトラックを作ってビリーに送ります。ビリーはそれにいくつかのギターフレーズをのせて送り返し、僕がそれに音を加えて、構成を決め、ラフにミックス。同時進行でイメージのアートワークを作って、即発表。ってな具合です。

ビリーのギターはよく知っているけれど、彼も最近は腕を上げて、ギターが笑ったり喋ったりします。ザ・スミスのジョニー・マーさんが、ラジオで流れている曲を聴いて母親が自分の演奏だと気が付くようになったら一人前。というようなことをインタビューか何かに答えて言っていたけど、ビリーもその粋に入ってきている気がするね。上手いだけのギタリストは何百万人もいるけど、自分の音を持ってる者は本当に少ないです。

このシリーズはトラックの中に人の声のサウンドエフェクトを入れるのがお決まりの「お題」になっていて、まあ自分で喋ってみたり、古い映画やテレビ番組からサンプリングしたりしています。今回はちょっとビッチな女の子の声が欲しくて、グーグルで検索かけてみたらポルノに行きついて、若いカップルが湖畔の別荘でいちゃついていたら、そこにパパが帰ってきちゃって、、というチープな寸劇仕立てになっていて、シチュエーションもそうですし、主演の女優さんの声や喋り方がイメージにぴったりでサンプリングしたんですけど、男優の方の演技がポンコツすぎて、音の処理にずいぶん苦労しました。

そんなわけでタイトルも「リゾート」になっております。シリーズのタイトルはなるべくナンセンスになるように心掛けているのですが、今回はちょっと筋が通ってしまいましたね。そうでもないか。曲のラスト、ポルノ男優のポンコツなセリフ回しをぜひお楽しみください。

画像をクリックするとBANDCAMPのサイトに繋がります。

お知らせ

RESPIRI ALL SPECCHIO Parte 2 / KOTA feat. TRINITY

毎回毎回お知らせばっかりで恐縮なんですけど、まあ、このブログだけでマックロマンス情報を仕入れている方もいらっしゃるのでいちおうお知らせしておきますね。Parte 2はイタリア語でパート2。パート1が発売されたばかりなんですけど、パート2が6月6日にApple Music/iTunesから配信販売スタート、本日から先行予約開始です。別に予約したところで何か特典があるわけでもないので、配信が始まったらぜひご試聴だけでも。(画像をクリックするとアップルのサイトに繋がります。)

パート2とはいえ、ぜんぜん違う曲と言ってもよいぐらいの変わりようです。もともと別バージョンの曲があったのを商品化するためにミックスしているうちにどんどん変化していって原曲が何だかわからないぐらい変わりました。特徴的なのはビートレス、ドラムやパーカッションの音が一切入っておりません。でもダンスミュージックのムードは残したので、ビートがないのに踊りたくなるという奇妙な仕上がりになりました。狙ってやったわけではないのですけど、この感じはもう少し突き詰めてみようかなと思っています。

ウイルス騒動で世界の時間が止まっている間に、いろいろ仕込んでおいて時計が動き出すのに備えようと思っていたのですが、まあ正直何もできませんでした。それなりに忙しくしていたはずなんだけど、まあ音楽で言えば10曲ぐらい作っただけ。2ヶ月もあって2日に1曲作るだけでも30曲ぐらいはできてるはずなのに、いったい何をやってたんだか。

むかし、ソ連でクーデター騒動みたいのがあって、よくわかんないんだけど、それまでたいして有名でもなかったエリツィンさんがひょろひょろって出てきたと思ったらいつのまにロシアの大統領の椅子にちゃっかり座っていて、別にエリツィンさんのことは好きでも何でもないんだけど、世の中が混乱する時はチャンスなんだってことだけは頭にしっかり刻み込まれています。先の震災があって、今回のウイルスがあって、これで何もできなかった僕にはきっともう何のチャンスも巡ってこないんだろうな。

スタート地点

Oltre il confine / KOTA,TRINITY,YUASA

子供の日にリリースされた湯浅佳代子さん、アレッサンドラ・トリニティーさんとの合作 Oltre il confine が一足遅れで TRAXSOURCEに登場。他にもApple MusicやAmazonなどでも試聴、ダウンロードができるようになりました。今の時代、「作って売る」までのプロセスが容易になって、まあぶっちゃけ、ここまでは「誰でもできる」レベルで自慢にはなりません。個人でパンを作ってる人が楽天とかヤフーに自分のオンライン・パン屋をオープンした。ぐらいの感覚ですかね。

それでも普段使っているApple Musicの曲リストの中に自分の名前があるというのは、やはり嬉しいものですし、特にTRAXSOURCEは前出のBEATPORTと並んで世界中のDJで使ったことがない人がいないぐらいのダンスミュージック配信サイトで、誰のトラックでも取り扱うわけではないので、まあいちおうダンスミュージックのトラックメイカーとしてはスタート地点には立てたという達成感はあります。何といってもトラックメイクを始めてからまだ数ヶ月ですからね。2ヶ月前までジョギングシューズすら持ってなかったような輩がフルマラソンのスタート地点に立っているようなもんです。

ここから先のプランは全くないのですけど、まあとにかく曲を増やさなきゃね。1日15時間ぐらいPCの前にいて作業してますけど、ぜんぜん時間が足りません。不謹慎だけど世界の時間が止まっている今は自分にとって創作のチャンスです。

画像をクリック→TRAXSOURのサイト

5/40

Tokyo Cowboy Disco Part 2. / B.A.D RADIO STATION

時期的なものもあるかも知れないが、こと作曲に関しては世の中からのフィードバックが薄い。SNSやブログでディスられて凹むことは何度も経験してきているが、今回の場合はほぼ無視というか、イジメの対象にすらならないようで、やる気を削がれる。まあ作曲とは関係なく、私の賞味期限(賞味期間があったとしての話だが)がとっくに切れているというだけの話かも知れない。

以前にも話したことがあるが、甲斐バンドの甲斐よしひろさんが何かのインタビューに答えているのを見たか読んだかしたことがある。デビュー前、田舎から上京してきて右も左もわからない中で彼はまずオリジナル曲を40曲作ろうと思ったのだそうだ。40曲あればアルバムを3枚作ることができるし、アルバムが3枚あればプロの音楽家としてやっていけるだろうと目論んだ。と話していて、まあ数字の上ではその通りなのだけど、そこには大事な部分が抜けていて、つまり曲を作ってからそれがレコード屋の棚に並べられるようになるまでの「プロセス」が全く考慮されていないのである。40曲=プロの音楽家。あまりにもシンプルすぎる思考回路だが、その後の彼の活躍は私たち世代の人間なら誰しもがよく知っている。

私自身は甲斐よしひろさんのファンだったことは一度もないのだけれど、彼のこのデビューの逸話は教訓として頭の中にしまってある。

先月ぐらいから作曲を始めてみて、また彼のその能天気な教訓を思い出した。実際に、自分で納得のいく曲を40曲作るというのはなかなか大変なことだと思う。おそらく、40作れる人は100でも1000でも作れるとかそういう話なのかなと感じている。そこまで行ってみないと見えない景色というのがあるようにも思う。なので、ひとまず今は作ることに集中して、黙って40曲作ってみようと思っている。飽きずにできるか自信はないが、とりあえず現時点での目標。

そんなこと言われると聴く気も薄れるかも知れないが、5/40をbandcampに掲載した。(画像クリックで視聴/ダウンロードできます。)あと、35か。

リリース

Oltre il confine / KOTA,TRINITY,YUASA on BEATPORT

女流トロンボーンプレーヤー、作曲家、最近はシンセサイザーも使って唯一無二のアバンギャルドな活動をされている湯浅佳代子さんとイタリアはローマをベースに活動されているマルチアーティスト=アレッサンドラ・トリニティさんとの合作トラックが本日世界最強ダンスミュージック配信サイトBEATPORTからリリースされました。3人は一度も会うことなくメールのやりとりだけで制作した本作。制作開始からリリース決定まで約1週間、そのひと月後にはリリースというちょっと前まででは考えられなかったスピードですべてが進みました。聴いていただければわかりますが、僕がこれまで携わってきたどの音楽とも異なるタイプの新しい音になったと思います。小さな一歩ですが、世界に向けて動き出した最初の一歩です。

視聴してもし気に入ったらぜひダウンロードよろしくお願いします。次の一歩につながりますんでね。(画像をクリックするとBEATPORTのサイトにアクセスできます。)

対応

外出自粛生活に完全に対応した
もともと
サーフィンとDJ以外で
ほとんど外出しない生活をしていたから
ライフスタイルそのものが
劇的に変化したわけではない
働きもしないで家にいることに
罪悪感を持っていたことが判明した
今は堂々と家にいられる
荒れ放題の自宅を片付けて
自分のスペースを確保し
朝から晩までヘッドホンをして
パソコンに向かって曲を作っている
誰に聴いてもらえるわけでもないが
今は創作そのものを楽しんでいる
庭と玄関に椅子を置き
即席のカフェコーナーを設けた
春の植物の成長や
狭い空を流れる雲を見ながら
コーヒーを1日10杯ぐらい飲む
腹は減らないし
料理も面倒なので
毎日パンばっかり食べている
6枚切りの食パンを2枚焼き
バターとジャムはちみつを塗って
これを1日3回くりかえす
あいかわらずテレビやラジオはシャットアウト
SNSも一方通行で
基本的に人の記事は見ていないが
世の中の状況はだいたい想像できる
外出と言えば近所のパン屋に行くぐらいだろうか
寂れた商店街だが
普段より人が多い気がする
人の数は同じで
営業している店の数が減ったわけだから
店舗あたりの客数が増えるのは当然だ
ずっと夢の中にいるような気分ではある
自分60%ぐらいで生きている感覚だ
残りの40%はどこに行っただろう




プロモーションビデオ

新曲リリース

Tokyo Cowboy Disco / B.A.D RADIO STAITION bandcampで絶賛発売中!

サーフィンやジムはおろか買い物などの用事も必要最小限にして要請にかなり忠実に外出自粛生活を送っている。毎日やることがたくさんあって、たいくつということはほとんどない。むしろちょっと前よりも忙しくしているような気がする。

特に外出自粛とは関係なく、ひと月ぐらい前からトラックメイク、つまり作曲活動を開始した。これまでもトラック作りはやっていたが、あれは主にDJライブのためのネタ作りで、「リミックス」という手法を選択していた。ざっくばらんに言えば「他人の曲」のアレンジである。買ってきたサンドイッチをバラして別のパンに挟み、新しくサンドイッチを作るような行為と思っていただければわかりやすいかと思う。何でわざわざそんなことを、と思う方もいらっしゃるかと思うが、ひとつのセオリーとして音楽、特にDJの世界では定着している。

リミックスはもともとが人の曲なので基本売ることができない。(作曲者からの依頼あるいは許可を得た場合はこの限りではない。)今や音楽は知的財産で著作権法のコントロール下にある。私は著作権法が大嫌いで存在そのものに反対の立場にいるが、その話はまた別の機会にする。とにかく著作権法のおかげで私(たち)は作ったものを売ることができない。

売れるものを作らないと商売にならないので、作曲を始めたわけである。昔は作曲と言えば一部の才能のある人間にしかできない特殊な技術だったが、今は機械や環境が進歩して、素人でもわりと簡単に曲を作ることができるようになった。また料理で例えるなら、ホットケーキミックスやカレーのルー、機械で言えば電子レンジやセンサー付きの調理器のように簡単な作業でプロが作るのに近いものを作れる環境が整ってきているわけだ。

また、作った曲を販売するまでのプロセスもかなり簡略化できるようになった。以前ならレコード会社を通さずに楽曲をリスナーに届けることはまず不可能で、そのために好きでもない男の射精を手伝うなど作曲以外の能力がモノを言うこともあったとかなかったとか噂はともかく、一曲がリリースされるまでの間にそこに関わる人間の数が無名の新人アーティストでも100人やそこいらは軽く超えるような状態で、とにかく時間がかかるし、その人間たち全員が何某かの金を受け取らなければならないわけで、金もかかる。

曲やレコードは売価がだいたい決まっていて、ホテルオークラだからレトルトカレーでも一皿3000円、みたいなのはない。つまり儲けたければ量産して数を売るしか他に方法がない。万人に好まれる音楽(だいたいどれも似ている)が世の中に氾濫するのはシステム上の問題と言えよう。事実、そこまで大金をかけなくても(つまり携わる人間の数が少なくても)楽曲をリスナーの元に届けられるようになってから、音楽のトレンドは細分化されてきているように思う。そんな中で星野源のように飛び抜けたヒットを飛ばし続けるアーティストもいて、それはそれで凄いことだとは思う。

話がそれた。さて、作曲から販売までどれぐらいの人数と時間がかかるか?もちろん曲の内容やクオリティーにもよるが、人数は間違いなく一人でできる。時間は、、物理的には10分。現実的に捉えるなら1日あればできる。

写真はビリー凱旋門とふたりで作った曲で、着想からリリースまでおよそ3日ですべて行った。何だ3日もかかっているじゃないかと言うなかれ、別に我々はリリースまでのスピードを競っていたわけではない。もしもっと早くやる必要があれば1日でじゅうぶんできたはずだ。関わった人間は僕とビリーちゃん(あと女性のコーラスをiPhoneで録音して送ってもらった。)のみ。スタジオには一度も入ってないし、電通のまぬけと打ち合わせもしていない。先にも言ったように僕が作曲を始めたのはひと月ほど前のことで、専門的な技術や経験はほとんどないに等しい。(過去にミュージシャンだった時の経験はある程度役に立ったかとは思うが。)セオリーは作曲しながら勉強するといった具合だから、たぶん正当な曲の作り方は今でも全く理解していないと思う。それでも曲はできたし、実際に買うことができる状態にある。

何が言いたいか?私はこの状態が正常であると思う。つまり音楽なんてものは、アーティストとリスナーがいれば他はいらないってことだ。高度なテクノロジーを駆使して芸術が「人」の元に戻ってきた。音楽はレコード会社のものではないし、広告代理店のものでもないし、ましてや背中にポロシャツを引っ掛けてペニスを勃起させた中年男性のものではない。音楽は表現者とリスナーのものでしかない。奏でる者、歌う者、聴く者、踊る者。良い時代になったのではない。本来の姿に戻ったのである。

ツアーレポート(ビデオレター)

2019年、クリスチャン・デスのヨーロッパツアーのレポート総集編。SNSを通じて友人らにツアーの様子を報告するためにiPhoneで撮影していたビデオをまとめました。1時間と長いですので、お時間のある時にご覧になってみてください。

DJのお知らせ(中止になりました。)

3月28日(土)青山CAYでDJします。←中止になりました。

ツアー延期のお知らせ

4、5月にDJ/アジテーターとして参加する予定だったクリスチャン・デスの北米ツアーは延期になりました。日程は現在のところ未定ですが、ブロンディ、ディーボなども出演するCRUEL WORLD FESTIVAL は9月12日開催が正式に決定しています。出演者のラインナップは変わらず、チケット(完売)はそのまま使えるとのこと。

え、マジ?

さて、4月に参加するクリスチャン・デス北米ツアーの内容が徐々に明らかになってきました。

メインイベントは何と言ってもコレになるでしょう。ラインナップ見てさすがに驚きました。これ自分が出演しなくてもけっこうな事件だよね。80年代ポストパンク界隈では近年で一番大きなニュースだと思います。ぶっちゃけ、よくもまあ実現したなあとプロモーターの手腕に素直に感心してしまいます。

中でも特筆すべきはPUBLIC IMAGE LTDの参加。何と言っても僕が「ロマンス」なのはP.I.Lの「Flowers of Romance」がルーツなんでね。原点の中の原点。自分が同じイベントに出演することになるなんて、はるかに想像を超えております。人生は本当に何が起こるかわかりません。

開催は5月2日(土)ロサンゼルス。ゴールデンウイークなんでね。お休みとってぜひ応援しに来てください。詳細はイベントのオフィシャルサイトにて

追記:同フェスのチケットは発売開始から即日完売したそうです。

ジョジョ・ラビット:注/ネタバレあり

映画「ジョジョ・ラビット」を観ました。まず、この映画は前情報なしに観た方がよい作品と思うので、もしまだご覧になってなくて、観ようかなと思っている方はこの先はお読みにならないことをお勧めします。有名人のコメントとか映画のレビュー記事とか何も知らずに観た方がよい。

それを踏まえて、劇場に行こうかどうしようか迷っている人には自信を持って足を運ばれることをお勧めいたします。

さて、ここから先は観られた方と感動を共有したく、感想を少し。まず僕はこれを「戦争映画」だと思いました。

僕はもう戦争映画観たくないんだよね。プラトーンとかランボーとかあの頃は平気だったんですけどね。1965年の日本に生まれて育って、戦争というのはどこか遠くの国の話で自分とは関係ない。非現実的な事象だと考えていたのだと思います。年を重ねるごとにだんだん人ごとじゃないってことがわかってきてね。人と人が殺しあってるの見るのも普通に嫌だし、アメリカの戦争映画なんかはナショナリズム育てるためのプロパガンダみたいにも感じるしね。

なので随分と長い間、意図的に戦争モノから遠ざかっていた。

でも、やっぱり観なきゃいけないんですよね。世の中には目をそらしてはいけない物事がある。ナチスドイツのユダヤ人迫害なんかね。もう見たくも知りたくもないんですよ。できればすべてなかったことにして忘れ去ってしまいたい。でも、それじゃいけないんだと思います。そしてそれがそのままこの映画の製作者のメッセージだと僕は感じました。

本当はもっと戦争の悲惨さをガチで訴えたかったんじゃないのかな。だけどそんなもの、誰も見たがらない。だから敢えてコメディー映画のセオリーを取り入れた。ナチスがテーマらしいけどコメディーなら観てもいいか。つって劇場を訪れた観客、すごく多いんじゃないかと思います。実際、僕の隣の席の人なんかも笑う気満々で来てて、冒頭のたいしてそこまでおかしくもないところで大声で笑ってみたりして(ちょっとウザかったです。)、途中で笑えなくなって、帰りは静かになってましたけどね。

なので、「やられた!」というのが、感想です。

そしてもうひとつは、やはり「音楽の力」ですね。あれはズルいと言うか、今、思い出しただけでも涙が出てきそうになります。

僕は実はデヴィッドボウイの音楽があまり好きではないんです。僕のまわりの音楽好き人間の間では概ね「デヴィッドボウイは偉大だ素晴らしい!ハイルヒトラー!」みたいなことになっていて、まあ僕もそんなことで迫害されてもしょうがないから黙ってるんですけど、正直デヴィッドボウイの音楽が何でそこまで評価されるのかよくわからない。

だけども今回、なるほど、彼の音楽はこういう風に人の胸の中を突くんだなというのがわかって、みなさんの気持ちが少し理解できたような気がしました。

話はそれますけど、嫌いな音楽がはっきりしているというのはDJとしてはよいことだと思っています。違いがわかってるってことだからね。逆に「音楽は何でも好き」みたいな人の言うことはどうも信用できないよなあ。

映画っていいなあ。

告白

セルフオーガナイズができてない。というと何だかちょっとかっこいい感じがするけれど、つまりはうっかり者、不注意な人間である。きのうは車の鍵を落とし、最近ではシャンプーを洗い流すのを忘れてそのままサウナに入るという小さな事件を起こした。もしかして痴呆症なのではないかと不安になることもあるが、不注意は子供の頃からなので、そうだとしても老人性というわけではないと思う。普通の痴呆である。

そんなわけだからモノをよく無くす。最近は痴呆に健忘が加わり、無くしたことも忘れてしまったりして手に負えない。モノは所詮モノ、しょうがない。と執着せずに諦めることにしているが、どうしても忘れられないものもある。

師エスケンに帽子をプレゼントしてもらったことがある。南アメリカのどこかの国からの輸入品だと聞いたが、存在感からしてそうとう高価なものだと思う。エレガントなベルベットの太巻きリボン、頭に吸い付くようにぴったりなサイズ、肌触りのよいマテリアル、美しいシルエット。本当にお気に入りで、DJする時は必ず被ってトレードマークになっていた。

エスケンさんも「上げた帽子を被ってくれて嬉しいもんだねえ。」なんて、まるで孫に誕生プレゼント上げたおじいちゃんみたいになって喜んでくれて幸せだった。

帽子は好きでたぶん100以上持っているが、本当に気に入るものには滅多に出会えない。というか、出会ったことがない。もしかしたら、一生にひとつ、見つかるかどうかぐらいの確率かも知れない。つまり人生とは「正しい帽子を探す旅」であると言い換えることができるわけだ。

私は師に導かれその使命を果たすことができた運の良い人間である。エスケンさんのことを無意識に(そして勝手に)「師」と呼んでいたが、ちゃんと筋が通っていたのだ。

文脈から想像するに容易いと思うが、その通り。よりによってその帽子を無くしたのである。気がついたら消えていた。どこでどう無くしたのか全く検討がつかない。まだ酒を飲んでいた頃の話だが、暴漢に襲われて身包み剥がれたとしても帽子だけは守ったと思う。羽が生えてどこかに飛んでいったとしか思えない。

実は紛失についてエスケンさんには何も伝えていない。言えるわけがない。でもたぶん、マックロマンスは最近あの帽子を被ってないなあぐらいのことは何度か思っているに違いない。心が痛い。エスケンさんがこのブログを読んでいるとは到底思えないが、もしかして誰かから伝わって目にすることがあるかも知れない。面と向かってはとても告白できないので、ここに謹んで謝罪の意を表明する。って偉そうだな。本当にごめんなさい。

帽子の紛失からもう3年、もしかしたら5年ぐらいになるが、あの帽子が頭に乗っかっている時の興奮感は忘れない。身に着けるものは人にパワーを与えるし、奪い取りもする。人が服を作るのではない。服が人を作るのである。

Photo by Noah Suzuki

初老パンク、今度はアメリカを征く

ツイッターやフェイスブックなどでちょくちょく見かける「情報解禁」という言葉がある。ライブイベントなどの案内をお知らせする際にアーティストたちがよく使う。まあこう言っちゃ何だけど売れてない奴ほど使いたがる。

情報の開示をもったいぶるのであれば「解禁」される情報もそれなりでなくてはならない。シロートのライブ情報なんぞ、誰も期待してないのにわざわざ勿体ぶる様子は滑稽で、やめればいいのにと思う。思うが、気持ちはわからんでもない。

昨年のヨーロッパツアーに続いて、この春、古巣のゴスバンド、クリスチャン・デスの北米ツアーに参加することが決定した。例によっておそらく何の話題にもなるまいが、自分的にはまあまあ大きなニュースなのでここに記しておく。

前回はほとんど記録を残さず、すでに自分の記憶からも消えつつある。ちょっと勿体無い気がする。今回は「ツアー日記」のようなものを記しておこうと思っている。このブログを使うか、ツイッターなどのSNSにするか、オフラインのメモ書きとかにするか、ちょっと迷っている。

写真はヨーロッパツアーでのひとコマ。35年前のデビューの地=ロンドンはカムデンのクラブの前にて。撮影はロンドン在中の日本人フォトグラファーSHU TOMIOKAさん。

追記:いろいろ考えてKOTA(私の海外でのDJネーム)のツイッターを今回のツアーの記録用に使うことにした。もともと備忘録用に特に告知もせずに使用していたアカウントで、ほとんどフォロワもいない。

DJ情報

MACROMANCE / MUSIC IN THE FOOD

2月4日(火)19:00-23:00h @CAY 入場無料

CUT UP & REMIX

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そういうことはやらない方がいいよと言われたが、googleに「マックロマンス」と打ち込んで検索してみた。(暇なのだ。)ディスりも含めて、たいして目ぼしい情報は得られず、自分の社会への影響力の低さ(ほとんどゼロ)を再確認することになり、別の意味で少し気分が落ちる結果となった。

しかし収穫も全くなかったわけではなく、削除していたと思っていた過去のブログ記事を発見。いくつか目を通してみたが、なかなか良いリズムの文章で、読ませる。少なくとも文章を書く能力については、今よりもその当時(15年ぐらい前だろうか)の方がずっと高いように思った。つまり私は退化しているわけだ。

ただし、文章の内容についてはいただけない。社会や政治について辛めの意見を突きつけるものが多いのだが、本当にそう思って書いているのかあやしいのである。盗作とまではいかないまでも、他人が書いたものを読んで、それを自分の文章に書き換えて、あたかも自分のものであるかのごとく表現しているのがわかる。他人にはバレないかも知れないが、書いた張本人にはわかる。

何だ、今やってることと同じじゃんね。サブジェクトは文章から音楽にかわったが、現在自分がやっているCUT UP & REMIX、”他人の曲をサンプリングしてリミックスし新しい曲に作りかえる”と全く同じである。私はそういうことが得意、うむ、少なくとも好きであるようだ。

そんなことを考えながら、朝っぱらから雑誌をやぶったりコピーしたり、CUT UP & REMIXは題材を特定しない。理論もいらない。オリジナリティーなんて概念を否定するところからスタートする。私はそれを「自由」と呼ぶ。

2020年も青山からスタート

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2020年もDJはホームのCAYでスタート(1月7日火曜日よる7時〜)です。4時間ノンストップミュージック。もちろんアナログレコードオンリーです。

今年最後のDJは東京湾クルーズ

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今年は初の海外DJツアーを敢行し新展開があったものの国内での活動は尻すぼみ、DJとしてはイマイチぱっとしない1年になってしまいました。しかし懲りずに来年もやりますよ。たぶん今後は海外での活動に軸足を置くようになる気がしています。ともあれ1年間大変お世話になりました。最後は東京湾クルーズ。せっかくなんでね。少しおめかししていらっしゃるとよいかも知れません。

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”EXTRA+”シリーズは東京アンダーグランドジャズシーンの重要人物=TOSHIHIRO ONOさんが手がける東京湾ナイトクルージングイベント。

EXTRA+FRIDAYではマックロマンスがレギュラー出演しています。

12月20日のマックロマンスは、シンガーで詩人のChihiro SingsさんとのDJ+ポエトリーリーディングのスペシャルセッション。音のループとポエトリーで東京湾上の時空間を美しく演出します。他にもTOSHIHIROさんが厳選したDJやミュージシャンが集結。クリスマス前の金曜日にふさわしい特別な夜をぜひご体感下さい。

MACROMANCE feat. Chihiro Sings in EXTRA+FRIDAY

12月20日(金)at JICOO THE FLOATING BAR

■TIME:
19:30-23:00
Hinode Pier | 20:00 21:00 22:00
Odaiba Seaside Park | 20:30 21:30 22:30
船は日の出桟橋とお台場を往復しつつ30分おきに着岸しますので、どのタイミングからでも乗船可能です。
■VENUE:
Jicoo The Floating Bar
http://www.jicoofloatingbar.com
■CHARGE:
2,600yen (Floating Pass)
フローティングパスは船から降りない限り乗り放題です。料金には乗船料、エンターテインメント料が含まれます。
■MUSIC SELECTOR:(予定)MACROMANCE feat. Chihiro Sings / MORIKEN / TOSHIHIRO ONO / Airi

And more…

ご予約はマックロマンスまでダイレクトメッセージお願いします。

キダオレ日記:タオル

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タオル:5351 POUR LES HOMMES

多汗症である。非常にめんどくさい。特に冬場が困る。寒さの中でも少し運動などしようものなら体の芯が燃えて汗が噴き出すのである。僕の通うキックボクシングジムがある大岡山商店街をよく歩く人なら、木枯らしが吹く真冬の夜にノースリーブに半ズボン姿で寒さにぶるぶる震えつつ噴き出す汗をタオルで拭きながら歩く僕の姿を見かけたことがあるかも知れない。

汗かきってことはつまり、体から常に蒸気を放出しているわけだ。例えばスキーに行った時、ちょっと滑っただけで発汗しゴーグルが真っ白に曇って使い物にならなくなる。もちろんゴーグルには空気孔が開けられているのだけど、これが何の役にも立たない。

僕は戦闘機のパイロットには絶対なれないだろう。ヘルメットの内部が汗で曇って前が見えないでは敵に撃ち落とされる前に墜落して終わりだ。

現在は研究も進み、多汗症にも様々な治療法があるらしい。しかしこれを受けるつもりは毛頭ない。寒かったりめんどうだったりするけれど、汗をかくのはやはり気持ちが良いのである。逆に治療で発汗を押さえ込んでしまった場合、体の中に放出できなかった汗がたまると思うと非常に気持ちが悪い。治療を受ければパイロットになれると言われても、やはり僕は汗かきのままでいたいと思う。

言いたいことは別にない。新しいショップ・ミュージックを納品に5351の代官山店に行ったら良さそうなタオルを見つけた。

*ちなみに:現在5351 POUR LES HOMMES 代官山フラッグシップショップではマックロマンスの新作DJクリスマスミックスが流れています。お買い物の際はぜひ耳を傾けてみてください。

お知らせ:イベント予約でCDプレゼント

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イベント参加予約してオリジナルCDをもらおう!

12月20日(金)EXTRA+(東京湾クルーズ)のご乗船、マックロマンスにダイレクト予約くださった方にマックロマンスの新作クリスマスミックスCD「SO THIS IS NOT CHRISTMAS」をプレゼントします。

1、下記イベント内容をご確認ください。

2、参加したいと思ったらコチラからマックロマンスにダイレクトメッセージ。(お問い合わせも同じフォームからお願いします。)

3、イベント参加ご予約が確定したらマックロマンスから2019年新作クリスマスミックスが届きます。

*音楽データはダウンロード、またはCDでの発送(国内のみ)のどちらかを選べます。

4、マックロマンスのクリスマスワールドを存分にお楽しみください。

5、12月20日 EXTRA+ではCDに入っている曲もプレイする予定です。知ってる曲が流れて楽しさも倍増。

*CDプレゼントはイベント参加をマックロマンスに「ダイレクト予約」してくださった方限定の特典です。ジクーのサイトなどからご予約された方は対象外となります。

MACROMANCE feat. Chihiro Sings in EXTRA+FRIDAY

12月20日(金)at JICOO THE FLOATING BAR

”EXTRA+”シリーズは東京アンダーグランドジャズシーンの重要人物=TOSHIHIRO ONOさんが手がける東京湾ナイトクルージングイベント。隔月で開催されているEXTRA+FRIDAYではマックロマンスがレギュラー出演しています。

今回のマックロマンスは、シンガーで詩人のChihiro SingsさんとのDJ+ポエトリーリーディングのスペシャルセッション。音のループとポエトリーで東京湾上の時空間を美しく演出します。他にもTOSHIHIROさんが厳選したDJやミュージシャンが集結。クリスマス前の金曜日にふさわしい特別な夜をぜひご体感下さい。

■TIME:
19:30-23:00
Hinode Pier | 20:00 21:00 22:00
Odaiba Seaside Park | 20:30 21:30 22:30
船は日の出桟橋とお台場を往復しつつ30分おきに着岸しますので、どのタイミングからでも乗船可能です。
■VENUE:
Jicoo The Floating Bar
http://www.jicoofloatingbar.com
■CHARGE:
2,600yen (Floating Pass)
フローティングパスは船から降りない限り乗り放題です。料金には乗船料、エンターテインメント料が含まれます。
■MUSIC SELECTOR:(予定)
DJMACROMANCE / MORIKEN / TOSHIHIRO ONO

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東京湾クルーズ

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10月18日(金)の東京湾クルーズ EXTRA+FRIDAY@JICOO THE FLOATING BARが無事終了しました。今回はアナログオンリー。少しづつ集めているジャズのレコードからベース音がフロントにバンと出ている楽曲を中心に少しアバンギャルドな楽曲も織り交ぜながらなかなかよいセットが組めたと思います。ジクーのエンジン音には何度か中低音を持っていかれた苦い経験がありますので、持参するレコードを選ぶ段階からある程度影響を考慮するようになりました。雨の東京湾も悪くないですね。

さて、いつも「告知が遅いよ」という声を聞きますので、次回の情報を掲載しておきます。今日を生きるのでも精一杯な自分にとって2ヶ月先なんて自分が生きているかどうかさえもわからない永遠に先の先の話な気がするけど、いつもあっというまに来ちゃうんだよね。

MACROMANCE in EXTRA+FRIDAY

12月20日(金)at JICOO THE FLOATING BAR

■TIME:
19:30-23:00
Hinode Pier | 20:00 21:00 22:00
Odaiba Seaside Park | 20:30 21:30 22:30
船は日の出桟橋とお台場を往復しつつ30分おきに着岸しますので、どのタイミングからでも乗船可能です。
■VENUE:
Jicoo The Floating Bar
www.jicoofloatingbar.com
■CHARGE:
2,600yen (Floating Pass)
フローティングパスは船から降りない限り乗り放題です。料金には乗船料、エンターテインメント料が含まれます。
■MUSIC SELECTOR:(予定)
DJMACROMANCE / MORIKEN / TOSHIHIRO ONO

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JOKER (ネタバレなし)

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映画 “JOKER”を観ました。最近、シアターに足を運ぶ機会がすっかり少なくなってしまって、こちらで映画の感想を紹介するのも久しぶりのことです。

まあよくこんな映画を配給することができましたわな。というのが率直な感想。こんな映画がいろんな倫理委員会みたいな組織のチェックをくぐって、大企業のスポンサーもついて、お咎めもなしに堂々とロードに出れるわけなんだから、何だかんだ言ってもアメリカという国は自由なんだなと思います。

映画の話をすれば、とにかく主演のホアキン・フェニックスの存在感と演技力につきるのでしょう。これを超えるインパクトを残せる役も演者も近年ではちょっと思い当たらないような気がします。このままだときっと主演男優賞獲ってしまいそうだけど、いいのかな?

社会の闇やタブーに切り込む姿勢、いくつもの側面をもたらすストーリー、何だか居心地の悪い音や映像の演出、語るべくは多々ありますが、とにもかくにも、個人的に極めて重要な「鍵」を作品の中に発見してしまいました。あまりにもパーソナルすぎて、ここに詳細は書けませんが、こういうことってあるんだなあ。(僕のブログを隅々までチェックして事細かに読み漁っている方がいたら、もしかして僕が何を話しているのかわかるかも知れません。)

まあそんなわけで、映画の重く暗い内容とは裏腹に、とても元気をもらって帰って来ました。映画を観る前と後で全く世界が違って見えるような影響を受けたのは、すごく久しぶりのことでした。心が病んだり弱ったりしている時は観ない方がいいような気もするけど、僕のように元気になっちゃう人もいるかも知れません。お薦めして良いのかどうなのかわかんないけど、まあそれなりの覚悟を持って劇場に向かわれた方が良かろうかと思います。

映画ってやっぱりいいなあ。

DJのお知らせ

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偶数月第3金曜に東京湾に浮かぶ船上で開催しているEXTRA+FRIDAY。

皆さまをおもてなしするメンバーは、おなじみのDJmacromance、MORIKEN、Toshihiro Onoに加え、EXTRA+LIVEとして『bwpとファンキーヘッドライツ』が登場。
JICOOにぴったりのアーバンだけどちょっとポップでファンキーな演奏で、秋の空間に彩りを添えてくれます。

秋の夜長に、美味しいお酒を片手に、良い音楽とひと時の語らいをお楽しみください。

船の上でお待ちしております。

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EXTRA+FRIDAY 20191018@JICOO

■TIME:
19:30-23:00
Hinode Pier | 20:00 21:00 22:00
Odaiba Seaside Park | 20:30 21:30 22:30
船は日の出桟橋とお台場を往復しつつ30分おきに着岸しますので、どのタイミングからでも乗船可能です。

■VENUE:
Jicoo The Floating Bar
www.jicoofloatingbar.com

■CHARGE:
2,600yen (Floating Pass)
フローティングパスは船から降りない限り乗り放題です。料金には乗船料、エンターテインメント料が含まれます。

■EXTRA+LIVE:
bwpとファンキーヘッドライツ

■MUSIC SELECTOR:
DJMACROMANCE / MORIKEN / TOSHIHIRO ONO

 

存在感の欠如

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電車や街で知り合いを見かける。こっちは100メートルも先から相手を認識しているのに、そちらは真横をすれ違ってもこちらの存在に気がつかず何だか悔しい。イベントの告知でフライヤーやSNSの記事などに名前を入れ忘れられる。一度や二度ではない。そっちから出演を依頼しておいて、そのことを忘れたわけだ。注文した料理が僕の分だけ運ばれて来ないということもよくある。みんながデザートを食べている時間帯にようやく届いたメイン料理をひとりでもぐもぐやっている姿を想像すると我ながら哀れだなと思う。

それもこれも要するに存在感の欠如が原因ということになろう。自分ではけっこう頑張っているつもり(赤いシャツを着たり、ロン毛を編み込んでみたり)なのだけど、存在感というのはもっと内面から湧き上がってくる類いのものであるらしく、まあ何をやっても他人からの印象は薄いようである。

人にどう思われるか?ということだけを念頭に、長い間生きて来たわけなのだけど、人からはどうも思われていない、目にも入っていないというのが、その答えで、こんなことなら他人の目など気にせずに自分の好きなことだけを追求し続ければよかったと思う。

ヨーロッパをぐるりと周ってみたところ、イタリアやドイツに僕のことを気にかけてくれる特殊な人種が存在することを知った。イギリスにも少し、ルーマニアやアメリカにもいるみたいで、彼らから届くメールやメッセージ(写真やビデオ、詩なんかも送られて来る。)に何度も目を通し、自分の存在を確認し、他人から承認されたいという欲求の足しにしている次第である。(自分という人間の存在を確認するのに他人の目が必要というのは奇妙なもんだな、なんて考えたりもする。)

きのう、都内を車で移動していたら、パトカーに停車を求められ、そのまま職務質問を受けた。警官が4人も出てきて、道路が渋滞していたこともあり、ちょっと周辺が騒然とした雰囲気になった。買い物中のおばちゃんとかこの時ばかりは地味な僕も他人からの視線を感じた。警官らが僕に何を求めていたのかは知らないが、少なくとも彼らの目に僕は「認識」されたわけだ。こんなにありがたいことはない。

職務質問を受けることって普通の人は人生で何回ぐらいあるんだろう?僕は数え切れないぐらいある。日常生活では全く存在感のない僕だけど、警察官の目にはちゃんとひとりの人間(あるいはそれ以上)として見えているようである。将来はイタリアかルーマニアのリゾート地にでも住んで、退役した警官をボディーガードに雇って暮らそうと思う。エルビスプレスリーの衣装みたいのを着て。