カテゴリー別アーカイブ: 自転車、ランニング、水泳

キダオレ日記:タオル

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タオル:5351 POUR LES HOMMES

多汗症である。非常にめんどくさい。特に冬場が困る。寒さの中でも少し運動などしようものなら体の芯が燃えて汗が噴き出すのである。僕の通うキックボクシングジムがある大岡山商店街をよく歩く人なら、木枯らしが吹く真冬の夜にノースリーブに半ズボン姿で寒さにぶるぶる震えつつ噴き出す汗をタオルで拭きながら歩く僕の姿を見かけたことがあるかも知れない。

汗かきってことはつまり、体から常に蒸気を放出しているわけだ。例えばスキーに行った時、ちょっと滑っただけで発汗しゴーグルが真っ白に曇って使い物にならなくなる。もちろんゴーグルには空気孔が開けられているのだけど、これが何の役にも立たない。

僕は戦闘機のパイロットには絶対なれないだろう。ヘルメットの内部が汗で曇って前が見えないでは敵に撃ち落とされる前に墜落して終わりだ。

現在は研究も進み、多汗症にも様々な治療法があるらしい。しかしこれを受けるつもりは毛頭ない。寒かったりめんどうだったりするけれど、汗をかくのはやはり気持ちが良いのである。逆に治療で発汗を押さえ込んでしまった場合、体の中に放出できなかった汗がたまると思うと非常に気持ちが悪い。治療を受ければパイロットになれると言われても、やはり僕は汗かきのままでいたいと思う。

言いたいことは別にない。新しいショップ・ミュージックを納品に5351の代官山店に行ったら良さそうなタオルを見つけた。

*ちなみに:現在5351 POUR LES HOMMES 代官山フラッグシップショップではマックロマンスの新作DJクリスマスミックスが流れています。お買い物の際はぜひ耳を傾けてみてください。

借りた本を返さなきゃ

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何十年も借りたままになっている本が出てきました。

30をすぎたばかりの頃、都内で自転車のメッセンジャーをやっていた時代があります。興味本位で始めたのですが、「メッセンジャーをやっていた。」と公言するには最低1年間、つまり4シーズンを通して業務遂行の必要があると聞き、結局まるまる1年間。メッセンジャーの冬の仕事は本当に過酷、春先の気分の良い時だけチャラチャラ走っただけで「メッセンジャーを語るな。」というわけですね。

同僚たちのほとんどは歳下で、おじさんが若者のパーティーにまぎれこんじゃったみたいな感じでなかなか馴染むことができませんでしたが、それでも気の合う人というのはどこにでもいるものです。写真の本を貸してくれた同僚は知的で、物静かで、ちょっとおっとりしたキャラクターの好青年(今じゃおじさんになってることでしょうけど)でした。確かご両親がラーメン屋を経営されているとかで、でもラーメンにはあまり興味がなくカレーが好きなんだ。(笑)というような話をしていたのをおぼえています。

この本が僕の手元にあるってことは、大好きなカレーの素晴らしさを伝えたかったのでしょうか。残念ながら、その頃の僕にはこのキーワードはヒットしなかったようで、ページをめくることもなく、メッセンジャーも卒業してしまって、そのまま20年が経過してしまいました。

「好きな本を貸し合ったりする関係」て、すごく理想的と僕は思います。一冊の本が一人の人間からもう一人に手渡される。そこにまつわるストーリー。いいよね。うまく説明できないのですけど、そういうものごとが人の心と生活を豊かにしてくれているような気がします。

ただし、相手が女性の場合はちょっと話が違うかも。「好きな本や作家が似ている女性との間に芽生えた恋はうまく発展しない。」というのが僕のつたない恋愛経験から学んだひとつの定説です。(どころか、趣味の合いすぎる相手とはドロドロの結末を迎えるケースも少なくない気がします。)

さておき、今日は荒天でお昼の予定がすっ飛んでしまいましたので、久しぶりにゆっくり読書してすごそうと思います。

それと、借りた本はちゃんと返さないとね。連絡先もわかんないし、今どこで何をやってるかも知らないですけど、何だかまたそのうち会えるような気がしています。

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BLUE BAG

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久々のヒット商品。これは間違いなく流行るな。いや、僕が知らないだけで、きっともう流行ってるのだと思います。

キックボクシングの練習はとにかく荷物が多いのがネック。僕は汗の量がハンパないので、着替えやタオルも人の倍、グローブや防具も場所を取ります。これまではアウトドアのダッフルバッグ(もともとはテントを運ぶために作られた大容量バッグです。)を使っていたのですが、それはそれでジムのロッカーに収納するのがたいへんでした。

IKEAで全ての問題を解決するバッグを発見。軽くて丈夫な素材で、折りたためて、背中にも背負え、水洗いができて、簡易的だけど防水仕様。しかも何だかスタイリッシュ。そしてお値段、300円!キックやジム通いはもちろん、サーフィンでも、日常生活の中では例えばコインランドリーとか使い方いろいろありそう。カスタマイズも楽しそうね。

サイクリング下田

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今週、真鶴に行ったばかりですが、今日は下田を訪れました。スーパービュー踊り子号に乗って伊豆急下田駅へ。(スーパビューなわりにはトンネルが多くて、ま、いいですけど。)白浜まで5kmぐらいの道のりを歩いてもよかったのですが、うまい具合にレンタサイクルを見つけたので急遽ハイキングからサイクリングにチェンジ。グーグルマップに最短距離を入力したところ、これが裏目に出て、激しい峠をママ自転車で越える羽目になりました。鈍った体によい刺激になったかな。帰りは普通の車道を使いましたが、それでもまあまあの高低差ありました。この景色が観れたのは神さまからのご褒美ですね。

パラカップ

IMG_8847 (1).jpgPhoto by Tomba :のろのろ歩いてるみたいだけど本人は一生懸命走ってるつもり

チャリティーランイベント「パラカップ」に今年も参戦してきました。「チャリティー」とかって僕は究極逆の方で生きている心の歪んだ人間なので、どのツラ下げて来てんだい?って感じなんですけどね。まあそんな僕にも天使への憧れはあります。

今回はリレー形式の3時間耐久レース。年に1回ぐらいしか活動していないゆるすぎるランニングクラブ、いつものメンバー5人でたすきをつなぎました。

パラカップは昨年まではハーフマラソンの部があったのですが、今年はリレーの部オンリー。大会の趣旨からしてこの試みは成功だったと思います。単にゴールを目指すのと、たすきかけて走るのと、かなり気分がちがいます。何と言えばよいのかな、「つながっている」という使命と安心感。

チームメイトもそうですけど、ここに関わる人たちは運営チームも参加者もみんな本当に心が天使。冷たい雨、強い風、最悪のコンディションの中、ボランティアスタッフや出場者のみなさんからの声援を受け、楽しく走ることができました。また来年も参加したいな。

駒沢クルーズ

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飲みの席で「駒沢」が話題にあがりました。コータ(ラブラドールレトリーバー)もいなくなっちゃったし、子供たちも大きくなったし、ランニングもやらなくなってしまったってことで、最近は駒沢公園に行く機会もめっきり減りました。何だかいろいろ懐かしくなっちゃって、久しぶりに自転車で駒沢クルーズ。いろんな変化はあるけれど、あいかわらず良い磁力を発してますね、駒沢は。写真はバワリーキッチンで空前のカフェブームをこしらえた山本宇一さんがプロデュースしたというコーヒーショップ。スペースもコーヒーも音楽もさすがだなあって感じ。こっそり写真撮ってたら店の女の子に見つかってしまいました。

パラカップ

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年に1回ぐらいしか活動しない、ゆるーいランニングクラブに属しています。そのメンバーでパラカップというランニングイベントに参加してきました。ハーフマラソン個人の部と駅伝の部があって、僕は駅伝の方に参加。たった5kmでしたが、多忙をいいわけに運動をサボりまくってきた今の僕にはとんでもなく長い距離に感じました。

パラカップはアジアや中東、アフリカなどの子供たちを支援する複数の非営利団体がその活動を広く一般に認知させることを目的に開催しているイベント。多摩川の河川敷を利用した手作りの草レースではありますが、チャリティーイベントならではの様々な演出が施され、市民ランナーに人気の大会です。出場者も年々増えている気がする。

特に運営スタッフの感じの良さが特徴で、何て説明すればいいかな、参加するだけで心が洗われるような気持ちになります。いやほんと笑顔と希望に満ち溢れた素晴らしい世界なんですよ。

僕のような下衆な人間にも美しい心にあこがれる部分はありまして、この日ばかりは腹に抱える黒い物の存在を忘れて、ハートフルな時を全身で満喫します。いろいろ事情あってこうなってしまったけれど、僕の本質はこっちサイドにあるんじゃないかとすら思います。世界の子供たちをサポートなんて僕にはとても。サポートされてるのはこっちです。

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せっかくだから、自転車屋さんの写真も貼っておきます。自転車好きのみならず中がどうなってるか入ってみたく思わせる店がまえ。

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どこに行っても面白いことをやる人はいるもんで、田畑と工場しかないエリアに奇妙な光景を発見。ダブルデッカーのビストロに、屋根に土を盛り木々を施したイタリアンレストラン、敷地内には今風なバイシクルショップもありました。「五郎丸」といういかにもトレンディーな地名の由来も気になります。店が開いてない時間で残念。

手袋

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週末に我孫子までサイクリングすることになったので、急いで手袋を買いました。末端冷え性の僕は、基本寒い時期は自転車に乗りません。防寒対策は死活問題。インナーとアウター2種類の組み合わせで様々な環境に対応できそうです。

もてぎエンデューロ

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自転車の耐久レースに出場しました。MOTO GPなどが開催されているツインリンクもてぎが会場です。約5kmほどの周回コースを制限時間内ひたすら走り続けます。今年も2チーム4人で4時間耐久の部に参戦。2チームとも無事にゴールしました。

レースでは特に順位などは気にしてなく、強いて言うなら前年の自分がライバルでしょうか。このところずっと過去の自分に負け越してる気がします。来年こそは。と、終わった時はいつも思うんだけどなあ。

キダオレ日記

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今年のヘビロテ。ランニング用に購入したが、普段着としてほぼ毎日着用している。スポーツウェアとあって通気性、着心地、耐久性と、三拍子揃った上にデザインもGOOD。

ジョギング

サーフィンが中止になったのでお昼にやることがなくなった。雨もあがったので近所を走ることにした。この時間帯はAMラジオが面白いので、イヤホンつけて走るのにちょうどいい。

きのうよりいくぶん涼しいけど湿度がすごい。これはもう梅雨入りだね。

多摩川駅の近くの神社の下に小さな売店があって、そこで釣り餌の赤虫を売っている。うちのカメとイモリの大好物でね。通りがかりに買って帰ることにした。おばちゃんが冷蔵庫から生きた赤虫を出してきて箸でつまんで新聞紙に包んでビニール袋に入れてくれる。ジョギングの格好でポケットも鞄もないから、ランニング用の小さなウエストポーチにiPhoneや鍵やなんかと一緒にしまって、また走り出す。

汗じゃぶじゃぶになりながら、ゆるく長い坂を家に向かって走る。走るテンポに合わせてお腹の脂肪が揺れる。お腹のポーチの中で赤虫も揺れる。

横浜マラソン2015

横浜マラソン2015に参加した。そのレポート。

練習:1月まではマラソンのための練習は全くやってない。2月になってさすがにこれではマズイと思い10km程度のジョギングを3回。本番のおよそ2週間前となる3月2日に20km走ってみたら、足に痛みなどが出なかったので、仕上げに翌週30kmぐらい走ってみるつもりでいたが、直前の追い込みはオーバーワークになるとの話を聞いて中止。結局、今回のマラソンのために走った合計距離はたったの71km。回数は7回。

作戦:練習量がこれだから、最初から(歩かずに)完走できるとは思っていなかった。ウォーキングを入れながら、どうにか制限時間以内にゴールするのが目標だった。キロ7分ペースで25km走ることができれば、残りの37kmは時速5kmのウォーキングで、ちょうど制限時間6時間でフィニッシュすることができる計算になる。6分台で行けるところまで走って残りは歩いてゴール。これが大まかな作戦。 

 前日:前日受付に行って規模の大きさに少しビビる。この日はさすがに酒を抜いた。なかなか寝付けずに苦労したが、本番が近づくにつれて根拠のない自信がフツフツと湧き始めていた。すなわち、歩かずにゴールできるかも知れないと考え始めたわけだ。

当日:5時起床。薄い睡眠だったが5時間近くは眠ることができた。(歩かずに)ゴールする自信はいつしか確固たるものになっていた。走ってゴールしよう。と心に決めた。朝食にモチ。奥さんがおにぎりを持たせてくれた。

ルール:走ってゴールすると決めたからには、一歩でも歩いたら負け。止まって休憩したり、ストレッチするのはオッケーとした。また給水時やスタート時の混雑の中でのやむを得ない歩きはカウントしない。

スタート前:余裕を持ってスタートエリアに入ったせいで、寒さの中で待機することになってしまった。防寒のためにウインドブレーカーを持参していたが、寒さは予想以上で、ものすごく辛かった。あまりにも寒くて腹が立った。正直、帰ろうかなと何度か思った。

スタート:号砲からスタートラインにたどり着くまで30分近くかかった。体は冷え切っていて、悲しかった。二度と冬のマラソンには出ないと固く心に誓った。

スタート〜5km:みなとみらいから市内、山下公園の横の道路など「ザッツ横浜」なエリアを走る。「歩かずに完走。」を目標に掲げたために、作戦も変更した。できるかぎりペースを落とし、体力を温存し、筋肉への負担を減らし、のろのろ走りで、しかし一歩一歩確実にゴールを目指すことにした。

5km〜10km:とにかく寒い。のろのろ走りで体が温まってこないのも寒さの原因のひとつだろう。かじかんだ指先が痛い。コースは郊外の倉庫工場地帯。頭の上を首都高が走っている。応援も少なく、見るものもなく、たいくつな景色が続く。

10km〜15km:iPhoneのNIKE RUNが5kmごとにペースや走った距離を教えてくれる。それとは別に今日は時計も持っている。キロ7分半ペース。歩くようなスピードだが、これなら永遠に走り続けられるような気がする。背中にはトレイルラン用のキャメルバックを背負っていて、水、ゼリードリンク、雨、タオル、替えの手袋などが入っている。混雑が苦手なので、前半は給水所は無視することにしていた。

15km〜20km:15kmから携帯している水を摂取し始める。何度にもわけてこまめに給水する。折り返し地点までは足を一歩も止めずに、リズムも変化させないつもりでいた。もし、前半の時点で足や体に不調が出るようだったら、とても歩かずには完走できるはずもなく、作戦を再変更する必要が生じると思っていた。今のところ問題はなさそうだ。正確にキロ7分半を刻んでいく。

20km〜25km:相変わらず単調で面白くない景色。僕はイヤホンから聞こえてくるオーディオブックの小説の朗読に集中する。英語なので、時々意味がわからなくなるが、走るにはそれぐらいがちょうどいい。ありがたいことに体に不調はない。折り返し点を通過した後、コースは通行止めの首都高速へ。高速道路を走れるということで最初だけ気分が上がるが、入ってみれば何のことはない、永遠に続くかと思える単調な道。しかも、ずっと斜めに傾いていて走りにくい。

25km〜30km:26kmを過ぎたあたりで、突然、足に違和感。どこかが痛いか重いかするのだけど、どこが問題なのか特定できない。止まってストレッチして、また走り出す。痛みは消えているが、しばらくするとまた痛み出す。そのように止まったり走ったりしているうちに、いつしかめちゃくちゃ調子が良いことに気がついた。28km。下り坂にまかせて加速した。まわりにはもう歩き始めているランナーもいた。他のランナーたちもペースは遅い。ぐんぐん抜いていくのが気持ちよかった。

30km:また足に重さがやってきて、少しスピードを落とした状態で30kmポイントに到着。「30kmからは強い精神力が必要だ。」と青山くんが言っていたのを思い出す。一度足を止め、プラカードをバックにiPhoneで記念写真を撮った。そこで突然iPhoneの電源が落ちた。気まぐれなiPhoneにかまっている時間はないので、そこからはNIKE RUNもオーディオブックもなしで行くことにした。バッグからキットカットを出して食べ、タオルで顔を拭く。手袋を交換する。ストレッチをして気合を入れ直す。「さ、ここからが本物のレースだ。」

30km〜35km:足は休憩前より重くなっていた。でも、気持ちはまだ前を向いていた。痛みに耐えられなくなったら止まってストレッチして、また走り出す。というのを繰り返す。気を紛らせるために、ほぼすべての給水所に立ち寄った。トマト、おにぎり、きゅうり、アンパン、飴、レーズン、、。空腹ではなかったが手を出さずにはいられなかった。

35km:集中力が途切れ始めた。ミシェルが「1歩1歩を楽しんで。」と言っていたのを思い出し、ひとつひとつのステップに集中してみようと思った。右、左、右、左、を繰り返しているうちに、さっきみたいに痛みがどこかに消えるかも知れない。しかし今回はそううまくはいかなかった。下半身の関節という関節、筋肉という筋肉を、何百もの律儀な金槌でコツコツと叩き続けているような悪夢的な痛みだった。それでも僕は走っていた。ふと、後ろからランナーが歩きながら僕のことを抜いていった。そのすぐ後からもまたランナーが歩きで僕を抜いていった。今や僕は歩くよりも遅いスピードで走っているらしかった。時計を見ても時間の計算ができない。このあたりからしばらく記憶が途切れ途切れだ。

38km:「歩いてしまえ。痛みから解放されるぞ。さあ、歩くんだ。」と悪魔が耳元で囁いた。僕はそれに従った。

歩き始めてすぐに、僕の思考は正常に戻っていた。僕は自分に失望していた。「残り4キロですよ。がんばって!」と沿道でギャラリーが叫んでいるのが聞こえた。

40km:僕は負け犬だった。負け犬は負け犬らしく、このまま歩いてゴールしようと思った。ここまで歩いてきて、最後だけ走って笑顔でゴールなんて、まるで偽善者だ。ゴール手前はたくさんの応援の観客でごったがえしていて、彼らの前に歩く姿を晒すのは屈辱だったが、僕は屈辱を受け入れるべきだと思った。明日のFacebookに僕は今日のことを何と書くだろうか?「神さま、僕は根性なしのクソ野郎です。」とでも書くのだろうか。たぶんそうだろう。

残り300m:「マックさーん。」と声がした。沿道にヒデくん一家がいて、笑顔でこちらに手を振っていた。僕は彼らに近づいて行って、それぞれの手にタッチした。「ダメでした。歩いちゃいました。」と僕は言った。「あと少し、ここから最後がんばって。」と誰かが言った。

ゴール:僕は笑顔で彼らにお礼を言って、そこからゴールに向けて一目散に走り始めた。走りながら「何だ、まだ走れるんじゃないか。」と思った。

横浜マラソン:時計

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ウォッチ:TIMEX IRONMAN 8RAPS

前回のマラソンの時、時計なしで出場して、やっぱりあった方がいいと思ったのを思い出して急遽購入。懐かしいタイメックス8ラップの初期モデル復刻版。

横浜マラソン:二度買い

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▲インナーはSKINS。

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▲よく見ないで買ったら色がグレーだった。着用すると「銭湯にいるおじいさん」みたい。この歳になるとグレー、ブラウン、モスグリーンなんかを買う時は注意が必要。しかも箱捨てちゃったから返品もできない。

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▲しょうがないからもう一枚買った。やれやれ。

横浜マラソン:ランパン

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今週末、横浜マラソンに出場する。全く練習してなくて、完走するのはかなり困難と思うが、ウェアだけはちゃっかり新調。

 

バックパック

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リュックサック:Colombia

一泊二日ぶんくらいの荷物を持ったまま走ることができる、軽くて、頑丈で、雨にも強くて、シンプルなデザインのリュックサックを探していた。できれば海賊に献金していないブランドで、値段が安くて困ることは何もない。で、コレに行き着いた。

自転車レース

毎年恒例のもてぎ自転車耐久レースに今回も2チーム4人で参戦した。雨のレースを終え、達成感に酔い、自転車レースについてのうんちくを世界に向けてあれこれ語ってやろうと思っていたが、運営事務局のホームページで早くも発表されたレザルトを見て一気に気分消沈。レースのことを冷静になって思い起こせば、確かにそれ相応の結果なのだけど、こんなに遅かったとは。。

練習してないから速く走れるわけはない。そうなんだけどさ。昨年も練習しなかったんだよね。それでもまあまあ走れたんだ。おととしも、その前も。

神よ。僕は老化しています。

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ケンズカップ

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沼津トライアスロン駅伝

沼津トライアスロン駅伝大会。今年も昨年と同じメンバーで参戦。毎回たいした練習もしないで参加しているが、今年は直前に体調不良を起こしたこともあって、前準備はほとんどナシ。それでは不安すぎると思い、大会開催3日前にジョギングを10キロと水泳を1000メートル、2日前に自転車で20キロぐらい走ってみたところ、あまりの疲れ具合にかえって不安が強くなるという結果。

まあトライアスロンと言っても距離は超スプリント(スイム500m/バイク20km/ラン5km)。ムチャをしなければ完走ぐらいはできるはず。しかし途中で色気が出てバイクでロックンロールが始まったら、最後まで持たないかも知れない。あと心配なのは海のコンディション。

いずれにしても今回のテーマは「完走」。何がなんでも完走。なるべく体力を使わずにスイムから上がり、サイクリングのようなゆったりムードでバイクを終え、ランの後半でもし体力に余裕があったら上げてみる。バイクでちょっと調子がいい感じがしたとしても、絶対に乗っかってはいけない。

本番の5日間ぐらい前から禁酒。かえって睡眠がうまくいかないなどのマイナス効果もあったが、当日をシラフで迎えられたのはよかったと思う。

チームメイトの小山さん、ヒデくんとは深夜のスーパー銭湯で落ち合うことになっていた。24時間営業していて仮眠スペースが設けられている。混雑が予想されるので早めに入って、できれば日付変更線前には眠ってしまいたい。渋滞などを考慮して午後に東京を出たところ夕方5時に到着した。早すぎだ。

ひとまず、銭湯から駐車場までのルートを確認、会場も視察する。沼津千本浜にはこれまで10回近く来たが、こんなに風が強いのは初めてだ。台風の影響だろうか波もざわついている。

夕方5時。漁港に行ってみたら、いくつかの食堂が営業をしている模様。昼には人があふれて、あちこちに列ができるが、この時間帯は有名店でさえ客の姿はまばらだ。古くて小さく、少々みすぼらしい外観の食堂を見つけて入店。

刺身の盛り合わせと桜海老のかき揚げ、どんぶり飯2杯をペロリとたいらげ、もういちど駐車場ルートの確認に車を走らせる。途中少し迷ったりもする。映画を観るぐらいの時間があると思っていたが気がつけば夜。

8時。スーパー銭湯に入店。ヒデくんと彼の家族と合流。風呂を浴びて汗を流して9時半。腹には先ほどの食事が残っていたが、ここでもう1食入れておきたい。食堂のメニューを睨み、鯛茶漬けを注文するも結局完食できず。

11時。仮眠スペースで夜のニュース番組などを見ながら睡眠を試みる。まどろみながら12時をむかえる。ハッピーバースデーオレ。

仮眠スペースはまるでいびきの合唱合戦。おじさんは何でこんなにいびきをかかなくてはならないのか?そういう僕もおじさんで、寝るときっといびきをかくのだろう。おじさん。不毛な生き物。世の中には何でこんなにたくさんのおじさんがいるのだろう?戦争を始めるのはいつもおじさんだ。凶悪犯罪の多くはおじさんによってもたらされる。おじさんはトイレの便器の枠内に自分の小便をおさめることすらできない。こぼれた小便を一体誰が掃除していると思っているのだ?想像してみよう。おじさんのいない世界を。戦争も犯罪もない平和でトイレがきれいな美しいユートピアを。などと考えているうちにいつしか眠りの中にいた。浅い眠りだった。

アラームは4時にセットしていた。3分ぐらい前に目が覚め、4時15分にセットしなおしてまた寝た。また3分ぐらい前に目が覚めてこんどはしっかり起きて朝風呂を浴びた。朝食にうどんかそばのようなものがあればよいと思っていたが、あいにく食堂はクローズしていた。

5時。小山さんが起きてきた。おはよう。続いてヒデくんも。おはよう。そして彼の奥さんと子供たちも。おはよう。おはよう。建物の外に出ると、くさやの干物を焼くにおいが漂っていた。人が寝ている早朝にまとめて焼くのだろうか。けっこうな量のにおいだった。

セブンイレブンで朝食とコーヒーを入手して会場に向かった。コンビニ食は食さない主義だが背に腹はかえられぬ。きのう練習していたおかげで、無事に辿り着くことができた。雲が多いせいか気温はそこまで高くなく風も波もない。レースコンディションは悪くなさそうだった。雲の切れ間から鉛色に輝く富士山の姿が見えた。続々と選手たちが集まってくる。ピカピカに磨かれた色とりどりの自転車たち。まるで自転車の品評会だ。時代遅れの僕の自転車がよりいっそうみすぼらしく見えたが、まあ誰もそんなことは気にしちゃいない。トライアスリートは他人のことなんて何も気にしない、興味があるのは自分だけなんだ。

スタート時間の少し前になって、スイム中止のアナウンスが流れた。波は強くないが潮の流れが速いらしい。これは水泳が得意な選手にとっては残念なお知らせだ。逆にランナー上がりの選手は喜んだかも知れない。どの選手も3種目の中で得意不得意な分野がある。トライアスロンの面白いところだと思う。

結局、レースはラン+バイクの変則ルールで行なわれることになった。第一走者がラン5k+バイク20k+ラン5kのデュアスロン。第二、三走者がバイク20k+ラン5k。ちなみに僕は第三走者。スイムがなくなったことによって、僕も作戦の変更を余儀なくされる。すなわち、バイクで飛ばしても最後まで体力が持つかも知れないという淡い期待だ。

スタートの号砲が鳴り、選手たちがコースに飛び出して行く。突然の変更にもかかわらず主催者たちに混乱はない。いろいろなシチュエーションを想定してプランを組み立てていたのだろう。よくオーガナイズされた運営システムだ。気温は30度ちょいあたりか。きのうまでの狂った暑さを思えば涼しいとすら感じる温度だ。

多くの選手がオーバーペース、最初っから飛ばしすぎているように僕には感じられた。走る選手たちが頭の中で何を考えているかはわからない。

僕の出番まで、まだ時間はたっぷりある。僕はしばし写真撮影に思考を集中する。で、カメラが壊れる。何もしていないのに。僕の所有する機械類はたいてい大事な時に壊れる。宿命みたいなもんだ。

第一走者の小山さんから第二走者のヒデくんへたすきが手渡される。僕たちおじさんチームの目標は順位でもなく、タイムでもなく、とにかく完走すること。でも、もうひとつ、欲を言えば「たすき」をつなぎたい。レースにはタイムリミットが設定されていて、指定の時間までにたすきを繋げない場合、第三走者はくりあげの一斉スタートとなってしまう。レース結果は3人の合計タイムで表記されるため、たすきを繋げなくても全員が完走すれば、しっかりフィニッシャー扱いになるのだけれど、やはり駅伝というからには、手から手へたすきを繋げたい。(*注:実際は「たすき」ではなく計測チップの入ったアンクルバンド。マジックテープで足首に固定する。)

僕はたすきの中継地点にいる。頭にヘルメット、足にランニングシューズと奇妙な格好だ。スイムがないからヘルメットは最初からかぶっておいた方が手間が省ける。中継地点からトランジットエリアまで日に焼けた石ころの上を走らなければならない。通常は素足だが、スイムがないならランニングシューズを履いておいた方がよいと判断した。

タイムリミットまで約5分。ヒデくんの姿はまだ見えない。僕はまだ今日のプランを決めかねていた。風が出はじめていた。バイクコースは海沿いを10km行って戻ってくる極めてシンプルな設定。コンクリの路面が粗いが、ほぼ直線でアップダウンもなく走りやすいと言えば走りやすい。そしてもちろん海風の影響をもろに受ける。

風。バイクの行きは向かい風になる。この風と戦うのはやめようと僕は思った。前半は軽いギアで回してマイペースを保つ。もし抜かれても我慢する。前の選手を追いかけない。とにかくマイペースを保つことを意識する。折り返したら追い風に乗る。ギアを上げて強く踏み込む。最初は少し余力を残し、徐々にスピードを上げていく。18km地点でスピードがピークになるようにもっていく。残り1kmになったら呼吸を整えトランジションのことを考える。ランに入ったらあとは全力でいくだけだ。

タイムリミットまであと2分。第三走者たちに個別のタイムを計測するためのアンクルバンドが手渡される。スタッフがハンドマイクで帰ってくる選手のゼッケンナンバーを読み上げている。タイムリミットまであと1分。ヒデくんの姿は見えない。ランコースは堤防の内側、松林の中のくねくね道を2周回し、最後は堤防の外、つまり海岸の砂利の上を走ってビーチサイドでフィニッシュする。堤防の上に選手の姿が見えると、スタッフがゼッケンナンバーを読み上げる。「今の時点で選手が見えないチームはくりあげスタートのアンクルバンドを受けとって下さい。」スタッフが無情なアナウンスを僕たちに伝える。僕は無言でアンクルバンドを受けとる。

「来た!」自分のレースを終えてサポートに回っている小山さんが叫ぶ。「ヒデくん走れ!!」思わず声が出る。堤防を下る階段をヒデくんが懸命に走る。僕は受けとったばかりのアンクルバンドをスタッフに返す。これは必要ありません。

タイムリミットまで20秒。ヒデくんがコーナーでよろめく。タイムリミットまで10秒9、8、7、6、

僕はヒデくんから受けとったタスキを足首に装着し、いきおいよくコースに飛び出していく。後方でくりあげ一斉スタートを告げる号砲が鳴る。

中継ポイントからトランジションエリアまで200メートルぐらいあろうか。自分のバイクラックまでたどりついた時、すでに僕の息は上がっていた。ドラマティックなバトンタッチの場面に完全に頭に血がのぼってしまい、ここまで全力で走ってしまったのだ。他のスポーツもそうかも知れないが、トライアスロンに最も重要なエレメントは体力でも根性でもない、「冷静さ」だ。感情をコントロールできない者は勝てない。ライバルにも勝てないし、自分にも勝てない。

で、最初から冷静さを欠いてしまったわけである。アホである。

スイムからバイクへのトランジットには正しい順番がある。(バイクのギアは軽いところに入れておく。などの準備もあるがそれらはここでは端折る。)スイムから上がったらまずゴーグルをおでこに上げる。ここでゴーグルを外してしまうと片方の手が使えなくなってしまう。走りながら背中のジッパーを外し、腰の部分までウェットスーツをずりおろす。この時点でキャップを脱ぎ、ゴーグルを外す。バイクラックに着いたら、キャップとゴーグルを放り投げながら、用意しておいたタオルの上で足の力でウェットスーツを脱ぎさる。(タオルの上でバタバタやることで同時に足についた水や砂を落とせる。)サングラスをかけ、ヘルメットをかぶる。この順番を間違えてはいけない。バイクシューズをあらかじめペダルにつけておいて(スキーのビンディングと同じ構造)コースに出てスピードに乗ってからシューズを履く選手が多いが、僕はこれでいちどスタート時にバイクシューズを落とした経験がある。シューズを履いてからコースに出ることにしている。

ロードレーサーのビンディングシューズはLOOK社が最大シェアを誇っている。ペダルを回すには最適だが、ビンディングのパーツが靴底にくっついているので極めて歩きにくい。僕はマウンテンバイク用のSPDのシステムを使っている。マウンテンバイクのシューズは荒れ地を歩けるようにゴム製のすべり止めがついておりビンディングのパーツが靴底に埋もれているため、普通のシューズのように歩ける。もちろん軽さやスピード面ではLOOKの方が上だが、今回のようなスプリントタイプのレースでは、ストレスなく自転車を押しながら走れる方が総合的に判断すれば有効と僕は思っている。

長くなってすまない。ここまでのトランジット哲学がありながら、最初から冷静さを欠いてしまったわけだ。しかも今回はスイムがない。キャップもなければゴーグルも、ウェットスーツも何もない。サングラスもヘルメットも最初から装着している。なのに冷静さを欠いたわけである。アホである。

バイクラックの前で僕は靴ひもと格闘していた。すなわち、冷静さを欠いた状態でシューズを脱ごうとした際にあろうことか靴ひもを固結びにしてしまったのである。今は便利な靴ひもが出ていて、結ばなくても紐の具合を調整できるようになっている。僕はこれがどうも気にくわない。靴ひもはしっかり結びたいのだわ。うむ。そのかわり僕は高速で紐を結ぶことができる。しかしその特技も最初から紐が固結びになってる場合には全く機能しない。

焦った状態で紐を解くのはなかなか困難だ。このまま放っておいてバイクから帰ってきたときに紐のことを考えよう。という気持ちが一瞬よぎったが、かろうじて残っていた僕の平常心がそれを否定する。運のよいことにほんの数十秒前まで上がっていた心拍数がいつのまにか正常値に近くなっている。これはまさしくキックボクシング効果であろう。心拍数の下降に比例して僕は冷静さを取り戻していく。

ランニングシューズの紐を解き、バイクシューズに履き替え、落ち着いてコースに飛び出していく。もたもたしているうちに2人ぐらいに抜かれただろうか。

思ったとおり、バイクの往路は向かい風だった。もっと強いかと思ったがそうでもなかった。口を閉じたまま息ができるレベルにスピードをセットする。2人の選手に抜かれる。市民トライアスロンのレース、バイクパートで他の選手にこんなに簡単に抜かれた経験はあまりない。しょうがない。練習してないんだから。歳のせいにはしたくない。いずれにしても今は彼らを追いかける時ではない。彼らのゼッケンナンバーをしっかり記憶する。後で抜いてやるからな。

往路で落ちてきた選手をひとり抜いた。曇り空とはいえ気温はかなり高くなっていた。3kmにいちど給水をとることにした。復路に入ったら予定通りギアを上げた。メーターを見ながら次第にスピードを上げていった。何人かの選手を抜いたが先ほど抜かれた選手らはるか彼方、背中さえ見えなかった。15kmをすぎても心拍にも足にも余裕があった。失敗したかな。と僕は思いはじめていた。前半もっと行けたかも知れない。

予定通り19kmをやりすごし、残り200メートルあたりでシューズを脱ぎはじめた。左足を抜く時にシューズが外れたが、とっさに手が出て落とさずにすんだ。しかし手に持ったままゴールするわけにはいかない。しょうがないからシューズを口にくわえ、バイクパートをフィニッシュした。

ここから後のプランはない。全力でゴールを目指すだけだ。小山さん、ヒデくん、それからヒデくんの奥さん、子供たちの応援の声が耳に入る。「よっしゃ行ったるか!」と自分に喝を入れランコースに飛び出す。と、何じゃこりゃ。足が全く動かない。何じゃこりゃ。心臓が重い。あかん。走られへん。

すり足で歩くみたいにして、1歩、また1歩、とにかく足を前に運ぶ。息が苦しい。足が重い。後ろからヒタヒタと聞こえてくる足音。びよーん。びよーん。びよーん。びよーん。びよん、びよん、びよん、びよん、びよん、びよん、びよん。はんだらね。ちょっちくつましょ。うん、つましょつましょ。てにましますわれらのちちよ。ねがわくばみなをせいとなさしめたまえ。えーっとね。ぼくはこれ。ぼくはこれとこれ。これとこれ。なんつってね。うどんはないのか。うどんは。まずはだな。ハイール!まずはゴーグルを。お、先輩ゴーグルっすか?せ、先輩、ぼ、ぼくなまってますか?あれほれはれほれ。

「マックさん!」「マック!」

ん?マック?オレ?オレだ。オレだね。ふと沿道を見やると青山くん、それから青山くんのチームの人たちが声援を送ってくれている。いやあ、ありがたいね。ありがたい。で、折り返し地点をぐるっと回ってちょいと走ったら奥さんと娘がいた。やれ、間に合ったんだ。

そんな風にして僕らの今年のレースが終了した。順位?たぶんケツから数えて5番とかだろう。誇りにするほどではないが、嘆くこともない。僕らはちゃんとルール守ってたすきをつないでそれでゴールしたんだ。

今回のテーマ:人は全く練習をしないでも(スプリントタイプの)トライアスロンを完走できるか?

残念ながらスイムが中止になってしまったので、答えを出すことができなかった。また来年、と言いたいところだけど、練習をしないでレースに出ると大変しんどい思いをするという事実が判明したので、来年のトライアスロンは少し練習して参戦しようと思う。

結論:人は練習をしないでもバイクランのレースを完走することができる。でもあまりおすすめしない。そしておまけ。心が折れそうな時に応援の声を聞くとカラダはけっこう復活する。ということも判明した。

サングラス

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サングラス:NIKE

お気に入りのサングラスを色ちがいで入手。夏らしくホワイト×オレンジ。ホールド感GOOD。室内では髪の毛をまとめるカチューシャになる。スポーツすぎないデザインが好み。ストリートやビーチでも活躍。

自転車(金沢旅行4)

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レンタル自転車:金沢市内のあちこちに無人の駐輪場があり、借りた自転車はどこに返してもよい。ここでもPASMOが活躍。支払いにはクレジットカードも使える。市内の裏通りの多くには自転車専用レーンが設けられていて走りやすい。ジョギングぐらいのゆるいスピードで街をクルーズ。自転車に乗るとつい速く走ることばかり考えてしまうが、スピードにかまけて見落としているものがたくさんあることを実感。

ビアブレイク

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今日は先輩に借りていた自転車のダイナモライト(もちろんヴィンテージ)を麻布十番まで届ける小旅行。近所のカフェのメニュー、生ビールがなくなって地ビールになっていた。ま、ビールだったら何でもいいんだ、基本。そして、行く先々で「それ何ですか?」って聞かれる。たぶん来春頃には、自転車のパーツを携帯して都心を歩くのが流行すると思う。おぼえておいて、セッターは僕。

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FUELBAND

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湘南国際マラソン

湘南国際マラソンに参加した。フルマラソンに参戦するのは15年ぶり。練習をしておらず、完走は最初っからあきらめていて、歩きを入れながら、どうにか制限時間内にゴールするのが目標だった。後から思えば、この目標設定が間違っていたかも知れない。

制限時間は6時間半。走れるところまで走って、残りを歩いてゴールする。というのが作戦。キロ7分ペースで25kmまで走れば、後はすべて歩いてもゴールできる計算だ。

前日は、酒を抜いた。酸素にカプセルに入った。睡眠時間は4時間。少し短いが眠りは深かった。起床後は入念にストレッチした。スタートから逆算して5時間前に小さなおにぎりを4個食べた。その1時間後にはうどんを1杯流し込んだ。スタート前にもストレッチ。体調は万全だった。

レーススタート。これ以上遅く走れないぐらいのペースで走り始める。1K、早くもいつもの右ひざに少し違和感を感じはじめる。このまま痛みだしたら完走どころか半分も走れないだろう。iPhoneを取り出してナイキランでタイムをチェック。ちょうど7分ぐらい。

3K、尿意。スタート前のトイレのタイミングは完璧だったが、水を飲み過ぎたか。いつのまにか膝の違和感はフェードアウトしている。会場に設置されているトイレには列ができているので、我慢して次を目指す。

6K、トイレに行く。ここにも列ができていたが、全体から見ればたいしたタイムロスではない。

10K、全てに余裕がある。ふだんのジョギングで10km以上走ることはほとんどないので、ここからはある意味、未知の世界。発汗が激しくウェアはすでにびしょびしょ。そのせいで体感としては少し寒い。ペースはキープしているつもりだが、タイムを見るとスピードが上がっている。足腰が少し重い。

15K、心配していた膝痛は消え去っている。膝さえ痛くならなければ、歩かず完走することができるかもという淡い期待が頭をよぎる。それにしても先は長い。この後ぐらいから記憶があいまい。アミノバイタルを補給。途中何度も軽い睡魔に襲われる。

20K、折り返し地点。沿道に応援の観客が声を上げている。目標の25kmは射程範囲内。どこが痛いのかわからないけど、どこかが痛い。何でか理由はわからないけれど、足が前に進まない。頭がぼおっとしている。足腰が重くなったら給水所や距離の標示があるポイントで止まってストレッチ。ストレッチをすると不思議にカラダが軽くなり、また走ることができる。

25K、目標達成。大丈夫、まだ走れる。全てのポイントで給水する。水よりも甘いスポーツドリンクの方が美味い。補食。持参のオヤツは梅干しのタブレット、塩飴、チョコレート、うるめいわし。給水所にも食べ物が用意されている。ほとんど全て食べる。バナナ、おにぎり、梅干し、キュウリ。腹は減っていない。でも、食べ物を口にすると気がまぎれる。

30K、まだ一歩も歩いていない。このまま、最後まで歩かずゴールすることを考える。いけるだろうか?いけるかも知れない。足が止まるとストレッチしてまた走り出す。ストレッチしながらiPhoneでFacebookをチェック、ソノッコらがすでにゴールしている。たくさんの応援メッセージがありがたい。ああ、コカコーラ。何て素晴らしい飲み物なんだ。

35K、残り7km。激痛が下半身を支配している。Facebookをチェック。叱咤激励の言葉にハートが震え立つ。よし、弱音を吐くのはここまでだ。一歩も歩かずにゴールするぞ。

37K、がんばれ。次の看板まで走ろう。そこまで行けば止まってもいい。38kmの看板が見えている。「残り4キロ半!」沿道のスタッフが声をかけてくれる。膝の痛みは感じない。筋肉の痙攣もない。僕のカラダはまだ走ることをあきらめていない。行くぞ、もう少しだ、足を前に運べ。

37.5km、突然、心が、折れる。僕のレースが終わる。

残りを歩いたり、走ったり、ストレッチしながら、どうにかゴールに辿り着いた。当初の目標からすれば1時間以上も早いゴールだった。でも、達成感は全くない。敗北感だけが残るレースになった。そう、僕には根性がない。

来年の大会には必ず参戦する。一歩も歩かずに完走する。練習もする。カラダは鍛えることができる。この弱い心を鍛えることができるだろうか?

ランニングウェア

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湘南マラソン、いよいよ明後日。天気予報によると当日はくもり、21℃。暑くなりそうなのでトップはノースリーブでいこうと思う。

 

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ランニングシューズ

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ジョグ

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湘南国際マラソンまで一週間。今日は奥さんと二人、スローペースで1時間ほどジョギング。途中、コーヒーブレイクあり。最後はウォーキングでしめ。カラダどこも痛くない。ありがたい。

復活

DSC_1208ワケありで体調不良だったロマンス1号が完全復活。ついでにブレーキワイヤー、シューなども交換してご機嫌。ステンレス製のアホ・ハンドルはビッグトムに別注した世界に1本の貴重品。実用性は全くないが、どこの自転車屋さんに持っていってもびっくりされる。レース→メッセンジャー→街乗り、と、パーツ交換しながら18年ぐらい乗り続けている。墓場まで持っていきたいな。