カテゴリー別アーカイブ: ファッション

キダオレ日記 赤ソックス談義

DSC_7250.JPG

ソックスは赤が基本としつこいぐらいアピールしてきました。その声が届いたとは思いませんが、手に入れるのに苦労していたメンズの赤ソックスを、セレクトショップなどでちょくちょく見かけるようになりました。それでもショートタイプの赤ソックスは知る限りではユニクロでしか売っていません。ところがやはりユニクロ、というと失礼だけど、いまいちデザインが野暮ったいのが難点でした。リブの部分があと1センチ、いや5ミリ短ければしっくりくるのに。と思っていたのが2017年。

2018年春。ユニクロは完璧なシルエットのショートサイズソックスを投入してきました。いちおうスポーツソックスというカテゴリーでの展開らしく、滑りにくさ、通気性なども考慮されているようです。これで長い間悩み続けた夏場のソックス問題に終止符が打たれました。ありがとうユニクロ。ありがとうオブライエン。ありがとう。

P.S 欲を言えば発色がもう少し明るめだともっとありがたい。

キダオレ日記 ニットキャップ

DSC_7156.JPG

ニットキャップ:NAISSANCE

完璧なニットキャップを見つけるのは完璧な結婚相手を見つけるのと同じぐらい難しい。という話をこのブログでも再三してまいりました。特にロン毛になってから、ニット帽探しはより困難になったように思います。(おそらく理想の結婚相手を探す際にも「ロン毛」は障害のひとつになることでしょう。)

どちらかというと春夏対応と思われるネサーンスのニット帽。以前ブルー色のものを入手して気に入り、今回は同じデザインでオーソドックスなブラックを手に入れました。大振り、肉厚、頑丈、肌触りも悪くないですし、かなり理想に近いと思います。

保存保存

キダオレ日記

DSC_7150.JPG

ポーチ:adam et rope

サーフィングッズなどを扱うショップでよく見かけるポリ塩化ビニル素材のバッグ。軽量、簡易的な防水機能、実用性高し、サイズや形状も豊富とあって、サーファーなら誰しもひとつやふたつは持っているであろう便利グッズです。

これに財布からサングラス、ノートブックなどを入れて普通にポーチ代わりに使っていたところ、行く先々で「それ、いいっすね。」と声をかけられます。特にオシャレと思って使ってるわけじゃないんですけどね。

そんな街の声をキャッチしたかどうか、アダムエロペからオリジナルのPVCポーチが発売されていました。海に似合いそうなブルーのと迷ったんですけど、ふだんの服と合わせやすいブラックをチョイスしました。

「最近、服の好み変わりました?」

嬉しいことに、ショップの男の子がこのブログを見てくれているみたいです。リアクション欲しさにブログをやっているわけではないのですけど、見てくれている人がいるというのはやはりモチベーションにつながります。ありがたいです。

最近、アダムであまり服、買ってなくてすみません。服の好みが変わったというか、元に戻ったという感じはあるかも知れないなあ。

キダオレ日記

DSC_7147.JPG

セットアップ:adidas XBYO

ジムの往復に着用するウェアを探しまくって、やっと見つけました。2016年スタート、アディダスの新アパレルライン”XBYO”。主にセレクトショップなどで展開しているとのこと。そう言えば昨年だかBEAMSで見かけたような気がします。

普通のアディダス上下を着ると普通におじさん、場外馬券売り場とかにいそうなおじさんみたいになります。ナイキでも他のブランドでも同じ。

今年のスポーツウェアは全体的にスケーターっぽいストリートなイメージが取り入れられているようで、ますますおじさんの居場所がありません。

ハイラグジュアリーブランドのスウェットでレオンなオヤジ風にキメるという手があるのでしょうが、たかがスウェットに10万円とかアホらしくてつきあってられない。成り上がり風のファッション(というかライフスタイル)には本当に興味がないんだよね。

という風に消去法で対象物がどんどんなくなってゆきます。

「もういいや」と匙を投げかけていた時に、ひゅっと目に入ってきました。新宿三丁目のEDIFCEの2階です。複雑な立体裁断とどこまでもストイックなブラックの組み合わせが新鮮。韓流ダンサーが好みそうな未来的なシルエット(今シーズンのデザイナーは女性と聞きました。)に仕上がっています。おじさん、負けずに着こなせるでしょうか。がんばります。

 

キダオレ日記

DSC_7142.JPG

スウェットパンツ:NIKE SB

まだまだ寒いですけど、もう冬服は見たくない。春先取りでハーフパンツを探しているのですが、店頭に並び始めるまで、もう少し時間がかかりそうです。この時期に夏物をずらっとまとめて陳列できるブランドが結局は生き残るのではないかと思うのですけどね。

スポーツウェアは「おじさん臭さ」との戦い。年々むずかしくなります。ちょっとサルエルっぽいシルエットのパンツはナイキのスケートボードライン。スケボーカルチャーとはありとあらゆる意味で無関係に生きてきましたが、さてうまく着こなすことができるでしょうか。

ルーペ

IMG_2106.jpg

老眼はかなり進行していて老眼鏡も持っていますが、日常生活ではあまり使いません。いちいち面倒でね。なので電車で座ってる状態だとiPhoneはだいたい膝ぐらいの位置にあります。

レコードかける時もタイトルが読めないので、もう針を置いて確認。まあ、よく聴くレコードはだいたいの位置を手の方がおぼえてくれているのであまり不便はないかな。CDだとこうはいかない。ますますアナログレコード愛が増幅してしまいます。

胸ポケットからルーペを出してレコードのタイトルを読んでる様がかっこいいのではないかと思って入手してみました。パフォーマンス用のツール。足悪くないのに杖を持ってるおじいさんみたいな感じでしょうか。

変身

IMG_0545.jpg

本ブログ未公開の下書きのアーカイブをチェックしていたらコム・デ・ギャルソンの服に言及する記事を発見。2017年の9月に書かれたもの。未完成だが、そのまま掲載する。

+ + +

ダイエットに成功。途中まさかの入院というイレギュラーなできごとがあったので、「計画と努力の成果」とは言い難いのですが、とにもかくにも、数値上の目標を達成し、その状態を数ヶ月維持しています。体重と体型は20代の頃とほぼ同じ。余計な脂肪がなくなって心も身体もスッキリ。(ちょっと極端な表現ですけど)生きているのが心地よい。おそらく脂肪だけではなく、体や心にまとわりついていた邪悪なものが一挙に削ぎ落とされたのでしょう。

ただし、この「変身」。人の目には少々異様に映るようで、まあ痩せすぎて「キモい」レベルであるようなんだよね。癌とか摂食障害なんかの病気なんじゃないかと心配(あるいは歓喜)している人もいるような感じがします。

洋服もこれまで着ていたものが全部大きくなってしまって、これを期に総入れ替えするかなあ。この秋冬はちょっと服にお金がかかってしまいそう。ボディラインにピッタリ合わせたタイトなシルエットの服は「キモさ」を助長するばかりなので、体全体をラッピングするような形状の服に移行していくことになるのだと思います。

というわけでコムデギャルソン。

ここ数日、あちこちでコムデのストアを物色しているのですけど、改めて、コムデギャルソンってすごいなあって再認識させられています。痩せもデブもマッチョもチビも関係ない。どころか、ジェンダーや肌の色の枠も超え、すべての人間を美しくスタイリッシュに変身させることができる服を作り続けているブランドはコムデギャルソンの他にはあらんせん。

クオリティーや創造性はそのままに価格帯をコレクションラインの半額程度に収めた”BLACK”は僕らのような低所得者層にとっていちばん手の届きやすいコムデギャルソン。何でもリーマンショック時の救済措置としてスタートした「エマージェンシーブランド」だったそうな。コムデが「救済」したかったのはファンや自分のところの従業員のみならず、ファッション業界全体やもっと言えば世界そのものだったと思うんだよね。

+ + +

追記:途中で文章が途切れているが、おそらく「ファッションと政治」の関連性について語りたかったものと思われる。

 

保存保存

キダオレ日記

DSC_7078.JPG

Tシャツ:BLACK COMME des GARÇONS × NIKE

ブラックコムデとナイキのコラボTシャツ。実用性がありそうだったのでキックボクシングの練習の時に着てみましたが普通にスポーツウェアとして使えそうです。ヨガとか春先のジョギングなんかにもいいかも。

どうせならセットでボトムも作ってもらいたかったですけど、ルックを見た感じではこれは普通にBLACKのジャケットやパンツと合わせるためのTで、スポーツの現場で使うことはもともとあまり計算には入ってないようです。

ま、いつもよりちょっとゴージャスな気分で練習することができました。

保存保存

OLD/NEW

DSC_7063.JPG

iPhoneケース/BONJOUR RECORDS

年も明けましたので新調しました。こうやって見比べてみると、けっこう使い倒した感ありますね。ごくろうさまでした。オレンジはふだんはあまり関わり合いを持つことがない色ですが、マイ物語の大事なところにシュパっと入りこんでくるわりと特別な色だと思います。果たしてオレンジ色な1年になることやら?

DM

DSC_7075.JPG

コム デ ギャルソンからダイレクトメールでブックが送られてきました。ぶっちゃけ内容は何のことやらさっぱりわかんないんですけど、ちゃんとお金払って買いたいようなクオリティ。コムデのショップは店ごとにテーマや演出、置いてる服も(もちろんスタッフも)異なる上にディスプレーなど割と高い頻度で変化があるので、通いがいがあります。美術館巡りな気分でどの店にもよく足を運びます。(あまり買ってなくてすみません。)コムデの店員となると昔はちょっと憧れというか近寄りがたい感じの人が多かったですが、息子と同じぐらいの年齢のスタッフの方々に接客してもらうのは何だかちょっと不思議な感覚でもあります。

プレゼント

DSC_7058.JPG

妻からのクリスマスプレゼント。52歳の夫に薔薇のプリントの赤いシャツをプレゼントできる女性と結婚している僕は幸せ者だと思います。メリークリスマス。

プレゼント

DSC_7053.JPG

自分に自分でクリスマスプレゼント。買った時はちょっとエレガントすぎるかなあと思ったのですけど、実際に身につけてみたらあっというまにくすんで、それっぽい雰囲気になりました。とてもティファニーには見えますまい。Aの頭文字はもちろん妻の名前。アナーキストのAではありません。(アンチクライストのAでもない。)

MOVIE VIEW

okep.jpg

観ました。オリエント急行殺人事件。小説も読んだし、前作も観てるのだけど、ストーリーをすっかり忘れてしまっているという「ボケ頭」が幸いして、初々しい気持ちで挑むことができました。(最後の最後で誰が犯人かを思い出してしまってちょっと残念でした。)

誰もが結末を知っているミステリー作品の制作においてどこにモチベーションを持っていくのかが最も興味深いポイント。やはりキャスティングと演技力ということになりましょうか。これ以上考えられないぐらいの豪華なキャスト陣が観客の期待にばっちり応えてくれています。演技以外では衣装がすごくよかったです。チラッとグーグルチェックしてみたら、シューズは英国老舗、クロケット&ジョーンズなんだそうです。

我々世代の男性には憧れの的だったミシェルファイファーさんが初老のマダム役。時の流れを感じます。

オリジナルスウェット

DSC_6835 (1).jpg

キックボクシングの練習の時は夏も冬もスウェットを着ています。僕は汗の量が尋常じゃなく、半袖だと汗が飛び散ってまわりに迷惑をかけてしまいますし、薄手の素材のスポーツウェアだとすぐにびちょびちょになって何度も着替える羽目に。

すべての問題をクリアにしたのが薄手のスウェット。特にブランドなどのこだわりがありませんので、ユニクロや無印良品で買ってましたが、ふと思い立ってオリジナルTシャツのサイトで「マイスウェット」を作ってみました。

デザインにかけた時間は7分ぐらい。本当に便利な時代になりました。イラストレーターなどを使ってしっかりデザインしたプロ仕様のものも作れるらしいので、次回トライしてみようと思います。これはこれでまあまあ気に入っています。

プレゼント

DSC_6804.JPG

いい夫婦の日に妻が手作りのネクタイをプレゼントしてくれました。もともと服飾関係の出で、手先も器用で何でもできちゃう人なのですけど、手縫いでネクタイとはかなり高度。更にスキルをみがいて将来は一般に販売しようかなあ、なって言ってます。頼もしいです。ちなみに僕はいい夫婦の日のことをすっかり忘れていました。後日、おそろいのTシャツを買って埋め合わせしたけど、ハンドメイドにはかなわないよなあ。

次は4月22日に「よい夫婦」の日というのがありますので、その時は忘れずビッグサプライズ、歌でも作って贈ろうかな。喜ばないか。

キダオレ日記 ネックレス

DSC_6826.JPG

Tiffanyのネックレスです。シルバー製。

僕は土着願望が稀薄で、食事や日常生活も特に日本式にこだわりがありませんので、もし、この国を追い出されて二度と戻れない、みたいな状況になっても、行った先の習慣にうまく対応してのらりくらりやっていけるような気がします。日本食も大好きだけど、毎日カレーしかないと言われれば、まあしょうがないかと受け入れられるタイプ。トイレだって子供の頃は和式で、いつのまにか洋式がスタンダードになって、最初は苦労してたけど、今じゃ和式でできないもんね。

ただ風呂ばかりは日本スタイルがいいなあ。日本各地にある温泉しかり、数は少なくなったけど頑張ってる銭湯しかり。デカイ湯船に身体が焼けるぐらいの熱いお湯が張ってある風呂が庶民レベルであちこちにあるのは僕が知る限りでは日本だけだと思います。

温泉や銭湯に行けない時は自宅の風呂を45℃ぐらいに設定して入ります。公衆浴場にはとてもかないませんが、それでも一日の疲れを癒すにはじゅうぶん。何で風呂の話ばっかりしてるかって、このネックレス、風呂の栓をつなぐチェーンみたいだよね。

美術館で愛を語る

IMG_1342.jpg

安藤忠雄展

何も心に響かず。安藤忠雄さんからは愛を感じない。もともと愛情がある人なのかそうでないのかは知らないけれど、少なくともこの人は「僕」のことは好きではないと思います。渋谷駅のホームに立っても、表参道ヒルズを訪れても、「ここにはお前の居場所はない。あっちへ行け。」と言われているような疎外感を受ける。容れ物を作るのは得意なんだろうけど、そこに容れるもののことはあんまり考えてないように感じます。

同じ日にコムデギャルソンのショップでジャケットを試着したのですけど、コムデの服って吊ってあるのと着るのとで全然違うんだよね。袖を通した瞬間にあのように気分が高揚するのは他のブランドの服ではなかなか体感できない。

まるで川久保玲さんが僕のためにわざわざ採寸して、僕の音楽の趣味や、好きな女の子タイプや、普段遊びに行くところや、そういうことを全て考慮して、僕のためだけにデザインしてくれたみたいな、そんな錯覚に陥るのもコムデならでは。もちろん彼女は僕の存在なんか1ミリも知らないですけどね。

川久保玲さんが僕に与えてくれるもの、それを僕は「愛」と呼びます。

別に安藤忠雄さんに恨みがあるわけではない。世界の安藤を相手にケンカをふっかけるつもりもありません。ただ安藤さんも僕のことをちょっとでいいから好きになってくれればいいのになと、少し寂しい気持ちで美術館を後にしました。

キダオレ日記 赤ソックス

DSC_6805.JPG

目にしたら買ってしまう赤ソックス。これはサーフィン行く時とかのアウトドアなシーンで普通に使えるかな?

脱Patagoniaで何となくノースフェイスにシフトしつつある実用着。そんな中、屋内外で活躍していたダウンベストをキッチンで火に当ててしまいました。すごい香ばしい匂いがしたかと思ったら腹の部分から内臓が飛び出してくるみたいな勢いで羽毛がじゃぶじゃぶ出てきてキッチン内さながらメルヘンチックなスプラッタ映画。

頑丈なアウトドアのウェアが火に弱いということを身をもって知りました。ダウンベストの残骸はそのままゴミ箱行きでしたが、後になって、Patagoniaが商品のリペアにも力を入れていることを思い出しました。もしかしたら修繕できたのかな。

そんなわけで次のダウンベストをどのブランドものにするか、悩み中です。

 

キダオレ日記 黒ニット

DSC_6812.JPG

カットソー:COMME des GARCONS BLACK

あると便利な黒ニット。MADE IN スコットランドってことで、てっきりウールかと思いきや、ポリエステル素材なんだそうな。学生服の下に着るセーターを作ってるメーカーに注文したと聞きました。頑丈そうで頼もしい。シャツを見せてもいいし、Tシャツでもいいし、いろんな場面で活躍しそう。着倒します。Vネックバージョンもあったんだけど僕のサイズはすでに売り切れてました。

the Holy Land

DSC_6830.JPG

ストップウォッチ:BETAK

(今更ながらではあるのですけど)とうとう銀座のDOVER STREET MARKETに足を踏み入れてしまいました。3階まで上がったところで、すでに買い物しすぎてしまい、このまま上まで行ったら破産してしまいそうで、途中で帰ってきてしまいました。というのは作り話だけれど、何だか目に入ってくるもの全てが好物すぎて、全部いっぺんに食べてしまうのが勿体ない感じ。次は時間に余裕持ってゆっくり一番上のカフェまで網羅したいと思います。

写真は戦利品のひとつ。ファッションショー界の英雄=ランウェイプロデューサーAlexandre de Betakのオリジナルストップウォッチ。詳しいことはよくわからないのですけど、ショーの必需品のストップウォッチを自ら作ってしまったということなのでしょう。実際にショーの現場で本人が使用しているようです。

さっそくDJブースで使ってみたけど、牧師が首から下げてる十字架ぐらいの存在感があって気分上がりました。重要なタイムキープの実用性もGOOD。首かけストップウォッチ、DJマックロマンスのトレードマークになりそうです。

DSM。ヤバいっすね。もう僕のエルサレム。

キダオレ日記 ニット帽

DSC_6806 (1).jpg

ニットキャップ:KIJIMA TAKAYUKI

同じようなニットキャップが自宅に何十枚もあります。ニットキャップはある程度の回数と時間、身に付けてみないとその良し悪しがわからないというウェアーズ泣かせのアイテム。毎回「今度こそは」と期待を持って購入するのですけど、52年間生きてきてまだ「完全なニットキャップ」に出会ったことがありません。これはどうだろうなあ。

追記:わりと早い段階で毛玉が出てぱっと見た感じ商店街のオバちゃんストアで売っている帽子とあまり変わらないような雰囲気になってしまいました。アンゴラは毛玉が出やすいのかな。ロン毛をまとめて後頭部に収納した際のシルエットはちょっとラスタ帽っぽくもあって好みの分かれるところ。暖かさ、通気性、肌触りは良好。実用性を取ってこの冬は普段使いにけっこう活躍しました。

キダオレ日記 ブラックジーンズ

DSC_6770.JPG

Jeans:A.P.C

スキニータイプのブラックジーンズ。たぶん生まれて初めてA.P.Cで買い物をしました。ずっと気になるブランドではあったけど、何故か接点がなかったんだよね。

コムデギャルソンのBLACKもそうですし、アニエスベーしかり、このところ、ユニセックスなデザインのアイテムを扱うブランドに吸い寄せられる傾向にあります。もしかしたらラインを越えてウィメンズのエリアに立ち入る可能性もなきにしもな感じ。

キダオレ日記 この冬のウェア

DSC_6797.JPG

冬の普段着はアウトドア、スポーツウェアを着用する機会多し。昨年はやたらPatagonia製品を買いまくりました。Patagonia、実用性は悪くない。でも、ぶっちゃけ、おじさん臭いんだよなあ。まあ、おじさんなんだけどね。おじさんがおじさんの服を着ておじさんにしか見えないという事実を受け入れられるかどうかという話。

今年はノースフェイスにちょっとだけトライしてみようと思います。ノースフェイスだって別に若者のためのブランドなわけじゃないし、何を着たところでおじさんがおじさんであることからは逃れられないとは思うけど、何となくPatagoniaよりはマシなんじゃないかと思っています。ちょっと試してオレっぽくないなあと思ったらすぐやめます。

キダオレ日記 赤ソックス

DSC_6787.JPG

リサイクル コットン ソックス:D&DEPARTMENT

D&DEPARTMENTから嬉しい赤いソックスが発売されました。程よく厚みと質感があり冬もコレでいけそうな気がします。フィット感、肌触り、通気性、文句ありません。ブラックやネイビーなど5色ぐらいで展開しているようなので、今シーズンの普段履きソックスについてはもう何も話すことがなくなったのではないかと思います。

 

キダオレ日記 白シャツ

DSC_6751.JPG

急なお葬式(葬式はいつも急ですが)が入り、黒いスーツの中に着る白いシャツを買いました。前のお葬式で着たシャツをクリーニングに出すの忘れていました。白いドレスシャツは何枚かあるけど、フォーマルなスタイルのはほとんど持ってないんだよね。

お葬式には飛び切りめかしこんで参列すべきと思います。最後のお別れですもの、最初のデートの時と同じぐらい着るものにも気をつかいたい。もちろん厳粛な儀式ですから、マナー違反はご法度。男性なら黒の上下、白シャツ、黒ネクタイの定番スタイルから逸脱すべきではないと思います。派手な装飾品も避けるべきだし、帽子やサングラスも会場に入ったら外します。

ハリウッド映画などの埋葬のシーンで、登場人物(男性/なぜかリチャードギアを思い出します。)が涙をかくすためか、サングラスをかけているのを見たことがありますが、あれも真似しない方がいいかもね。いろんなものを超越してかっこよくいられる自信がある人ならオッケーでしょうけど。夜の電車の中でサングラスをかけている人も同じ。

自分が棺桶に入る時はサングラスかけていたいかも知れないな。帽子も。シャツはこれでいいです。あと、内緒で買ったタキシードが書斎に隠してあるので、もし僕が明日とかに死んだら、それを着させてくれと言っていたと、誰か妻に教えてあげてください。(妻は僕のやることには何も興味がないらしく、このブログは存在すら知らないと思います。)

コムデギャルソンにしてはオーソドックスすぎるシルエットのシャツと思っていたのですけど、実際に着用してみたら、ジャケットから覗くシャツ裾のカットがそれはもう美しくて驚きました。きっと「暗闇に白い絵の具で影を描く」みたいなセオリーを踏んで作られたシャツなのでしょう。

保存保存

キダオレ日記 バーバリー?

DSC_6748.JPG

この写真を見て「あれ?」と思った人はそれが正しいリアクション。そう。これはリメイク品。表と裏が逆になっているだけじゃなく細かなところまで精巧に手が入っています。バーバリー元来のシルエットの野暮ったさは消えて全体としてタイトなフォルム、いさぎよくカットされた襟の部分なんか攻撃的でパンキッシュな今の気分にぴったりです。

バーバリーを裏返しにして着た最初の人(&おそらく唯一の人)は、デザインユニット「ウルトラタマ」の石澤さんで、ご本人が裏バーバリー姿で恵比寿の街を颯爽と歩く姿を見たことがあって、僕もいつか真似してみたいと思っていました。おそらく(想像ですけど)このコートのリメイクを手がけた人も、石澤さんの姿をどこかで見かけたんじゃないかな。

石澤さんはボンテージパンツを解体してイチから作ったり、赤い見せふんどしを発売したり、最近ではCHANEL NO.5の反転Tシャツを手印刷したり、まあとにかく奇想天外なアイデアでいつも僕らを驚かせてくれる天才。ご自身、身長180ぐらいあって、確か同年代だと思うけどシュバッとキレた身体の持ち主で本当にカッコイイ人です。次は何をやらかしてくれるのか。楽しみだな。

キダオレ日記 赤いソックス

DSC_6723.JPG

ソックスは赤が基本。しかしメンズの赤ソックスは手に入りにくいので「見たら迷わず購入すべし」と再三主張してまいりました。ファッション関係者が僕のブログを見ているはずはありませんが、思いが届いたのか、このところ、あちこちで赤ソックスが売られているのを確認しています。赤ソックスだけ特集してまとめてディスプレーしてる百貨店があって、あれはちょっとびっくりしましたね。何が起こっているのか。

今年はさらに一歩踏み込んで「赤いタータンチェックのソックス」を探しているのですが、今のところ見かけたことがありません。あれば普通に売れると思うんだけどね。

タータンチェックではないけれど、まあ、今の気分ぽいソックスを見つけました。これをピカピカに磨いたリーガルに合わせようと思います。

無題

IMG_0944.jpg

好きなもの。服と映画。

美術館やアートギャラリーを訪れるのも好きですが、服屋めぐりはもっと楽しい。最新のアート作品、観て、触って、着れて、その気になれば買って持ち帰ることもできる。青山あたり、買いもしないのに何度も行くから「変な客」と顔をおぼえられている店も少なくないんじゃないかな。

服そのものも好きだけどディスプレー観るのも楽しいよねえ。

1965年に生まれた

IMG_0846.jpg

嶋村秀之師が還暦を迎えられ、親しい仲間がお祝いの宴に集結しました。企画は愛娘のアリアさん。実の娘が還暦祝いのパーティーを取り仕切ってくれるなんて、父親として、いや男として、夢のまた夢のような話であります。羨ましいというか、やはりそういうところも含めて敬愛してしまうわけです。

だいたいにして「いいもの作るけど家庭はメチャクチャ」みたいな人ばっかりですからね。諸先輩方。人はそれぞれでしょうけど、僕は、家族を大事にしてる人(で、好きなことを好きなようにやってる人)の方が全然かっこいいと思っています。

で、宴を盛り上げたDJ陣は写真の3人です。はからずも全員が1965年生まれ。

65年生まれは不毛世代。と僕は勝手に思っていて、例えば女性アイドルでは松本伊代さん、中森明菜さん、柏原芳枝さん。みなさんそこそこ活躍したけど松田聖子(62年)でもないし小泉今日子(66年)でもない。というあたりがいかにも1965年なんだよね。(ファンの方すみません。)

リリーフランキーは63年、藤原ヒロシは64年、甲本ヒロトが63年、トータス松本が66年。業界の同世代「勝ち組」面々も、みなうまい具合に65年を外して生まれてきています。

グーグル検索かけて1965年生まれの有名人のリストを1月から12月までチェックしてみたらけっこう面白かったです。やっぱり何となくパッとしなくてね。

亀田三兄弟のお父さんの史郎さんが5月22日生まれ。うまく説明できないですけど、彼はいかにも1965年生まれという感じがしますね。これまであまり気にしてこなかったけど、何だか急に好感が持てるような気がしてきました。

あと意外だったのは江頭2:50が7月1日。ずっと先輩だと思っていたのにタメだったのね。僕は「お笑い芸人」という職種の人たちがあまり好きではなくて(そもそも笑うことがあまり好きではない。)ニュース番組にまでお笑いタレントがはびこる昨今、日々息苦しい思いをしながら生きているわけなんですけど、江頭さんだけは特別、何だかもう「お笑い」とかそういうの超越しちゃっていてね。アートですよ、アート。

江頭さんのあの上半身裸、黒タイツのスタイルはイギーポップからアイデアを得たのだとある電通マンが教えてくれました。ほんとか嘘か知らないけど(何たって出どころ電通マンですから)、まあファンとしては嬉しい情報ではあります。パンクなんだ。

ともあれこの3人組。わりと悪くない組み合わせと思うので、またセッションすることがあるかも知れません。メガネに帽子、1965年生まれ、と、おぼえてください。どこかでお会いしましょう。

あ、嶋村師匠、60歳、本当におめでとうございます。

Photo by MACO-CHAN

保存保存

キダオレ日記 コムデギャルソンでシャツを買う

DSC_6714 (1).jpg

ロングシャツ:COMME des GARCONS HOMME PLUS

少し前にtumblerでいい感じのシャツを着た人の写真を見つけて、こういうのがあれば欲しいなあと、このブログにもピン留めしていました。まあ普通にそのへんで売ってるようなものじゃないし、あったとしてもきっと高価で手がでないと思ってたのですけど、我らがコムデでまあまあイメージに近いのを発見。襟とか袖とかもうちょっと攻めてもらってもよいのですけど、まあそれも妥協ではなくきっと狙ってこうなったのでしょう。同モデルでホワイトバージョンもあったのでそちらも気になるところ。