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存在感の欠如

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電車や街で知り合いを見かける。こっちは100メートルも先から相手を認識しているのに、そちらは真横をすれ違ってもこちらの存在に気がつかず何だか悔しい。イベントの告知でフライヤーやSNSの記事などに名前を入れ忘れられる。一度や二度ではない。そっちから出演を依頼しておいて、そのことを忘れたわけだ。注文した料理が僕の分だけ運ばれて来ないということもよくある。みんながデザートを食べている時間帯にようやく届いたメイン料理をひとりでもぐもぐやっている姿を想像すると我ながら哀れだなと思う。

それもこれも要するに存在感の欠如が原因ということになろう。自分ではけっこう頑張っているつもり(赤いシャツを着たり、ロン毛を編み込んでみたり)なのだけど、存在感というのはもっと内面から湧き上がってくる類いのものであるらしく、まあ何をやっても他人からの印象は薄いようである。

人にどう思われるか?ということだけを念頭に、長い間生きて来たわけなのだけど、人からはどうも思われていない、目にも入っていないというのが、その答えで、こんなことなら他人の目など気にせずに自分の好きなことだけを追求し続ければよかったと思う。

ヨーロッパをぐるりと周ってみたところ、イタリアやドイツに僕のことを気にかけてくれる特殊な人種が存在することを知った。イギリスにも少し、ルーマニアやアメリカにもいるみたいで、彼らから届くメールやメッセージ(写真やビデオ、詩なんかも送られて来る。)に何度も目を通し、自分の存在を確認し、他人から承認されたいという欲求の足しにしている次第である。(自分という人間の存在を確認するのに他人の目が必要というのは奇妙なもんだな、なんて考えたりもする。)

きのう、都内を車で移動していたら、パトカーに停車を求められ、そのまま職務質問を受けた。警官が4人も出てきて、道路が渋滞していたこともあり、ちょっと周辺が騒然とした雰囲気になった。買い物中のおばちゃんとかこの時ばかりは地味な僕も他人からの視線を感じた。警官らが僕に何を求めていたのかは知らないが、少なくとも彼らの目に僕は「認識」されたわけだ。こんなにありがたいことはない。

職務質問を受けることって普通の人は人生で何回ぐらいあるんだろう?僕は数え切れないぐらいある。日常生活では全く存在感のない僕だけど、警察官の目にはちゃんとひとりの人間(あるいはそれ以上)として見えているようである。将来はイタリアかルーマニアのリゾート地にでも住んで、退役した警官をボディーガードに雇って暮らそうと思う。エルビスプレスリーの衣装みたいのを着て。

呪いの突き指

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今年はどうも正月に母親から発表された呪いの占い「何をやってもうまくいかない。」が頭の片隅にくっついて離れないようである。もともとからネガティブな性格で、良い占いだと「そんな素晴らしいことが自分に起こるわけがない。」と結果を跳ね除けるくせに、悪い方は心の底から信じて受け入れてしまうのだ。そんな悲観的な性格の自分を本当に恨んでいるが、53年そうやって生きてきて、今さら楽天的で前向きな性格に生まれ変われるとは思わない。残りの人生も悪い予言だけを信じ、呪われ、死んだ後は地獄に落ちるのだろう。

さて、きのうサーフィンに行った際、ボードで突き指をしてしまった。折れてはいないが指と手がかなり腫れている。幸い、ターンテーブルなどDJ機材の扱い、パソコンのキーボードの操作、車の運転など、日常生活には大きな影響はなさそうだ。やれやれ、自分がピアニストや外科医でなくてよかった。と、必要もないような安心をしたところで、ふと、前回このブログで「音楽の新しい表現方法を発見した」と息巻いておったことを思い出した。

弾けないのである。この指では到底ベースは弾けない。他のことはだいたい何でもできるのに、ベースだけは弾けない。

要するに神は私に「ベースを弾くなんて考えは捨ててしまえ。」と言っているのだな。少なくとも私はそう解釈した。わかりました。弾きませんよ。弾きません。もう金輪際弾かねえわ。

まあものすごくポジティブに捉えるのであれば、これは「レコードだけで勝負しなさい。」というメッセージだと取れなくもない。事実、今朝、ターンテーブルの前に立っていくつかの曲を繋いでみたが、あまりにも素晴らしすぎて自分で感動してしまった。もしかしたら私は天才かも知れない。

とまあこのように、クリエーションに(そして生き方)については、毎日のように考えがコロコロ変わる。あれこれ考えて結局は何もやらない。というのを何万回と繰り返してきた。今回もきっと同じになるだろう。この後も悪い予言だけを信じ、呪われ、死んだ後は地獄に落ちるのだろう。

*写真と本文はあまり関係ないかも。

納品 

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この夏から男服 5351 POUR LES HOMMESのショップミュージック(店の中で流れているBGM)を担当させてもらっている。その流れで2019 S/Sの展示会、会期中の音楽も作ることになった。ブランドの方向性を顧客に提示する場に流れる音楽だ。非常に重要な役割で、光栄であると同時にプレッシャーもある。

デザイナーから新シーズンのテーマ、キーワード、イメージ画像がデータで送られてきたのが10日前。まずはその意図をよく理解するところからスタートする。最初は何の音も聴こえてこない。大丈夫、まだ時間はある。

選曲集を作るときは最初の1曲が見つかるまでにいちばん時間がかかる。うまく説明できないのだけれど、それは最初から決まっているような気がする。どこにあるかはわからない。でも「ある」ことはわかっている。宝探しというよりは、どこにしまったか忘れてしまったものを探す感覚に近い。

やみくもに曲を聴きまくっていて見つかることもある。ラジオやSNSで偶然見つけることもある。多くの場合、それは突然やってくる。頭の中で音が鳴り出すのだ。

何も起こらずに数日が過ぎる。その間にもDJをやったり、サーフィンに行ったり、他にも用があってこちらには取りかかれない。音もまだ聴こえてこない。ただ、受け取ったビジュアルイメージが少しずつ動き始めている感覚がある。写真がスライドショーになり、ムービーとなってストーリーを語り始める。

6日め。ギターの音が聴こえる。はしっこを捕まえてたぐりよせる。「何だ、君か。」

レコードの棚からそいつを取り出してターンテーブルに置く。針を落とす。間違いない。コイツだ。残り3日。

翌日。別の音が鳴り始める。急遽、曲を集めて配列を考え、DJブースに立って一挙につなげる。おごそかで神聖なムードのミックスができあがる。いわゆるクリスマスソングは1曲も入ってないがこのシーズンの空気によく馴染むであろう。

その夜、やっと展示会用の曲を集めはじめる。この時点でイメージはすでに固まっているので、作業は難航することなく進む。雨が降っている。あと2日。

その次の日はサーフィンに行く。ドライブしながらクリスマスミックスを聴き、集めた素材を聴く。海に入った後は特によく音楽が体に浸透してくる。

納品日。いい感じでベッドから出る。午前中は整骨院、午後は歯医者。帰宅してから作業開始する。パソコンに取り込んだ音源をチェックしながら配置を決めてゆく。30ほどの候補曲を最終的には20曲ぐらいまで絞り込む。それらを今度はDJミックスのソフトに取り込む。ファッションブランドのイベントで流れる音楽が、8畳の和室のこたつの上で編集されているとは誰も知るまい。

パソコンを持ってDJブースまで移動し、配線を整えてレコーディングのセッティングをする。キッチンでコーヒーを入れ気分を落ち着かせると同時に高揚させる。

1曲めを放つ。実は最初に見つけたのとは違う曲だ。3日前はその存在すらも知らなかった。今は私の血と同期している。

選曲集とはいえ、ライブでDJしているのと全く同じ手法でレコーディングする。同じミックスでもスタジオで何度もこねくり回したものとは臨場感が違う。旋律はすべて私の体を通りまた新たな記号となってハードディスクに書き込まれていく。私は踊る。踊る。踊る。

およそ70分。最後の曲がフェードアウトして終わる。エピローグ用のダイアログ(映画のサントラからサンプルした。)を滑り込ませる時に操作ミスが起きて数秒のタイムラグができてしまう。おそらく問題なかろう。いやむしろ有効だったかも知れない。いずれにしてもやり直しをする気力は残っていない。時間もない。本物の一発録りだ。

ひどく体力を消耗しているのを感じる。に反して心の方は晴れ晴れとしている。ハードディスクの音源をCDに焼く。冬の格好をして車に乗り込む。また雨が降っている。

展示会の会場に納品しに行く。現場はディスプレーの作業が半分ぐらい終わったというところか。さっそくできたばかりのミックスを流してみるが、それがいいのか悪いのか、もう自分では判断できない。まあ「こりゃダメだよ。」となっても今更どうにもできない。何か不具合があれば連絡ください。本日中ならまだやり直しもできるので。と告げて会場を後にする。(実際はやりなおせと言われてもたぶんもう何もできない。)

一晩たって何も連絡がなかったから、おそらく合格だったのだと思う。何にしても気分はよい。今日は朝から晴れている。

 

 

 

 

車検

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ビートルちゃんを車検に出したらナンバープレートのボルトがVW仕様になって帰ってきました。こういうの好物。大事にしてできるだけ長く乗りたいです。

カスタマイズ

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カスタマイズと呼ぶようなレベルではないのですけど、愛車のニュービートルに少しづつ手を入れています。(メカニックはノーマルのままです。)これはバックミラーのカバー。フロントガラス越しに見るとかなり印象が変わります。自己満足。

オレと海?

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ビートルちゃんで海に行く時、サーフボードはケースに入れて運んでいたのですが、特に湘南だとボードそのまま載っけている人が多いので、僕も真似をしてみたところ、準備も撤収もかなり楽になることがわかりました。

ボードの積み方に関しては、どっちが上だとか、どっちが前だとか、先輩サーファーたちの間でも意見が分かれる上に、そもそもボードをルーフに積むのは危険だという意見もあって(逆に中積みは危険という人もいます。)、要するにサーファーそれぞれにスタイルがあるということなんだと思うのですけど、片方に従えばもう片方の顔が立たず、という感じで、まあ正直ちょっと面倒くさいところはあります。

サーフィンは「オレと海」な世界と思っていたのですが、海には必ず他のサーファーがいますし、地元の漁師さんや住民がいる。ルールやマナーを守ることは当然として、それ以上に彼らと良好な関係が築けるかどうかが、サーフィンを続けていく上でけっこう重要なポイントだということに最近気がつき始めました。「オレと海と人」なわけだ。

ローカルの決まりごとなんてローカルの人と接してみないとわからないですし、ポイント選びに始まって、地元の食堂とか、無料の駐車場とか、本当に欲しい情報はインターネットでは見つけられないことが多い。結局、ここでもコミニュケーション能力がモノを言います。人づきあいが苦手な自分がどこまでどう対応できることやら。

写真:ボードを傷つけずに積めるようにキャリアにパッドを取り付けました。

ショートトリップ

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土曜日の午後、時間ができたので、ビートルちゃん飛ばして我孫子のノースレイク・カフェ&ブックスに行ってきました。最近はサーフィンでしょっちゅう千葉にいますが、このエリアは同じ千葉でも海側とは何もかもが違います。写真は手賀沼。海でもなく、湖でもなく、巨大な沼。沼ってのがいいよね。水鳥たちに癒されたあと、オレンジ色のサンセットも堪能することができました。

ノースはそろそろ開店2周年だそうです。そんなにしょっちゅう行けないけど僕にとってはホームみたいなお店。美味しいカフェオレと松田さんとののんびりトークやりとりでばっちりエネルギーチャージしました。

このあと帰宅して飲んで寝たらクローネンバーグの映画みたいな夢を観ました。我孫子と関係あるかはわかんないですけど。

目覚まし時計

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百貨店の駐車場にちょっとのつもりで車入れて、お昼食べたりうろちょろしてたらあっというまに3時間ぐらい経ってしまいました。5千円ぐらい買い物しないとパーキング代が無料になんないってんで、あれこれ探したけど欲しいものが見つかりません。結局なくてもいいけどあると便利かもなアラームクロックを買いましたが、何だか義務的に買い物するのってあまり気分のいいものではありませんね。駐車場に何千円も払うのも嫌ですが。

出張

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DJの機材は基本会場のものを使わせていただくのが常で、持参するのはヘッドホンとカートリッジぐらいですが、必要とあらばターンテーブルやミキサーを持ち込むこともできます。小さな会場であればアンプやスピーカーなどフルセット持ってくことも。運搬はこのビートルちゃん。後部シートを倒すと以外と広いスペースが取れます。ビートルで全国DJツアーはちょっとした僕の夢。何となく叶うんじゃないかなあって気がしています。

冬の台風

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まるで台風みたいな土曜日の午前中もしっかり働いている人はいらっしゃるわけで、何だか申しわけないです。この強風の中、クレーンでガラス張りのボックス吊り上げてらして、他人事ながらドキドキしてしまいました。そして今日日、家はこういう風にして建てられるってことも知りました。いろいろすげえな。

シートカバー

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そうそう、これもずいぶん前の話なんですけど、ニュービートルのシートにカバーを付けました。とうぜんBlack&Red。室内の印象かなり変わりました。

ドライブ

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横須賀あたりまで日帰りでドライブしてきました。すんげえ辺鄙なところに冬のミコノス島(行ったことないけど)みたいなグランブルーなエリアを見つけました。猫もけっこういる感じでした。晴れてれば海の向こうに富士山が見えるらしいですが、曇っていてむしろラッキーだったような気もします。

エンブレム

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ごきげんワーゲン♪ リアハッチのエンブレムの下にbeetleのロゴシールを貼りました。何だか少しリッチな気分です。

サーフィン

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ビートルにボード乗っけて海に行って来ました。サーフィンは今日で10回めぐらいかな。回数重ねるごとに何となく感覚を掴みつつあるような気になってたんだけど、ここ数回で振り出しに戻っちゃった感じがします。何たって自然が相手なので、毎回環境が違うので習得するのが特に難しい。そこがサーフィンの面白いところでもあると思います。何をやっても人並みにできないのは、この50年で慣れっこ。気を落とさず、ゆっくりマイペースでまいります。うまく乗れなくっても海に入るだけで気分上々になれるところもサーフィンのよいところだと思います。

ハンドルカバー

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愛車のニュービートルを少しづつドレスアップしています。インテリアは黒と赤が基調。ハンドルに革製のカバーを付けました。取り付けは不器用な僕の手に負えず、器用な奥さんがやってくれました。

ルーフキャリア

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これもちょっと前のことなんですけど、ニュービートルにルーフキャリアを付けました。サーフボード乗っけて試運転。時速100km以上出すと風切り音が気になりますが、まあ行動範囲は広くなりそうです。

ホイール

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ちょっと前だけど愛車のニュービートルのホイールを交換しました。オークションでも全然見つからなかったのが、例のフォルクスワーゲンショックの後、急に市場に出回るようになりました。ヤフオクにて、かなりリーズナブルなプライスで落札。中古品ですが、ほとんど新品同様。「ジャケット着用、足元は白いスニーカー」みたいな雰囲気がとても気に入っています。

ドアロックピン

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(誰も気がつかないようなほんとどうでもいいポイントだと思うけど)ドアロックピンを交換。こんなとこまでパーツが用意されてるのが嬉しい。

ルーフキャリア

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ごきげんニュービートルにルーフキャリアを装着。やっとこの車でサーフィンに行ける。

マイナーチェンジ

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何となく雰囲気で買っちゃった中古のニュービートル。これが可愛くてしょうがない。いろんなパーツが販売されているのもビートルの魅力。改造マシンとかには興味はないけど、わかるかわかんないかぐらいのドレスアップ?がまた楽しい。今日はラジオのボリュームつまみをVWロゴにしてみた。