カテゴリー別アーカイブ: ツール、マシン

死ぬに死ねない

IMG_8264.jpeg

DJやミュージシャンは11月がいちばん忙しい、はずなんだけど、私のスケジュール帳は年内真っ白。今年のDJも残り1本で終わりです。とは言え、もうすでに来年の準備は始まっている。今年は夢のDJ海外ツアーが実現した(こんなに話題にならないとは思っていなかった、つーか、もう少し話題にしてくれよ。50からDJはじめて海外ツアーまで漕ぎ着けれる奴は世の中に一体何人いると思ってんだ?と思うけど、まあ誰も興味ないんだからしょうがない。でも実現はしました。)ので、来年はまた別方向でこれまでやってないことにトライしようと思っています。日々修行ですわ。

最近は本当に毎週のように親戚やら知人が亡くなったニュース。自分もいつどうなるかわからんぞってことで、生命保険を見直したんだよね。遺族が受け取る死亡保険金とかが増えたわけなんだけど、今回の契約、三年内に自殺したら全てがパアになるそうで、まあ自殺なんかする気は毛頭ないのだけど、仮に死にたいと思っても死ねないわけで、本当にまあ消費税の計算はややこしいし、ライブハウスでタバコも吸えない(自分は吸わないけど)し、何だか不自由なことになってくな、この世の中は全く。

何をやるにしても予定を立てなきゃね。ってんで、2020年度もダイアリーはモレスキン。

SDカードリーダー

IMG_7470.jpeg

新しくもなく、本当にどうでもよいことなのですけど、MacBookを買い替えてUSBも差し込めないし、CDも入れられない、なんてパニックしてる僕のようなパソコン音痴の方のために、いちおう情報を共有しておきます。SDカードが挿せないのはけっこう不便なもんだと、差込口がなくなって気がつきました。アップルストアでアダプタを買えるのですが、これがけっこういい値段。僕は基本的には何でも純正品を使うことにしているのですけど、たかがアダプタひとつに5千円は高いと思ってネットで調べてみたら写真のブツを発見。以前にUSBを差し込めるようにApple純正のアダプタを購入したので、それと組み合わせて使います。お値段800円程度。使ってみた感じは「全く問題なし。」でした。

現在の僕のパソコンの使用頻度は50%がDJ、音楽制作関係、あとはインターネットで調べ物したりYouTube観たり、画像や写真の加工、デザイン、ショートムービー制作がそれぞれ10%ぐらいづつという感じでしょうか。現在のところはMacBook Pro(2017)でひととおり賄えていますが、音楽制作ソフト使っているうちに容量超えてフリーズするなど、すでに少々負担のかかる使い方をしているようです。おそらくそのうちにデスクトップのiMACが必要になってきそうな気がしています。前のMacBook Proから乗り換えてよかった点は画質が圧倒的に綺麗になったことと、薄く軽くなったことがあげられますが、それ以外ではちょっと不便になったことの方が多いように感じています。あと、繊細すぎて壊れるのも早そう。高くてもいいから「一度買ったら一生もんでごわす。」みたいな心強いPCが世に普及する日がくることを願っています。

マックロマンスにご用心?

イラレの話をする。わざわざ説明するまでもないが、イラストレーターはアドビシステム社が販売する画像編集のソフトウェアである。イベントのフライヤーからブランドのロゴ、ビル屋上のポスターなどなど、我々が日常、目にするほとんどのデザインワークはこのイラストレーターを利用して製作されていると言ってよいと思う。僕も長年使っていて、ホームページやSNSにアップするためのアートワークでは大変重宝している。

イラストレーターの素晴らしいところは、プロユースのツールでありながらにして、専門的な知識がない素人でもそこそこ扱えてしまう利便性で、事実、コンピューター音痴、デザインずぶの素人の僕でも、まあ何となくそれっぽく見えるものが作れている。操作に困った時はグーグルにキーワードを入れれば、ありとあらゆる情報があちらこちらから発信されていて、これまで一度も説明書(そんなものがあるのかどうかも知らないが)の世話になったことはない。

20年ぐらい前だったか、友人からCDにコピーしたソフトをもらって、しばらくそれを使っていた。厳密には違法だが、コピーガードなどもなかった時代で、皆、普通に使いまわしていたと思う。ヴァーションがアップして使い勝手が悪くなり、ある時期にソフトを自分で新しく買いなおしたのが5、6年ぐらい前だったろうか。その時はもうCDではなくて、アドビのサイトからダウンロードしたような記憶がある。2万円ぐらいだったかな。現在に至るまで何の不具合もなく使えていたが、最近、PCの方が先にダメになった。

新しく買ったMacBookはクリーンインストール(前のPCから移行しない。)でスタートしたので、これを期にイラレの方も新調しようとウェブサイトを訪れてみて驚いた。

販売はオンラインで、月額プラン、年額プランのどちらかを選ぶとある。すなわち、これまでのようにソフトを買ってその後は使い放題というわけではなく、いわば契約して使用権利をレンタルするというシステムだ。契約期間中は永遠に使用料がかかる。料金がすごい。イラストレーター単体で月々2500円程度、フォトショップなど他のアプリケーションと抱き合わせのフルプランだと6000円近くする。これまで2万円(あるいは無料)で使い放題だったものが、同じ金額だと3ヶ月で終了という信じられないような値上げである。仮に僕があと10年生きて、その間ずっとイラストレーターを使い続けたら60万円。これまで20年で2万円だったものがだぞ。

ユーザーに選択の余地はない。現在イラストレーターを使わずにデザインワークを行うことはほぼ不可能。仮に同様のソフトが安価が開発されたとしても(無理だと思うけど)、互換性という問題がある。作った作品を印刷屋に出しても、あちらが同じソフトに対応していなければ元も子もない。

アドビはこの機会をずっと待っていたと思う。ほとんど無料でタネを撒き散らして、世界中の人間がそれなしでは生きられないという状況を作り、今ようやく収穫の時期に入ったというわけだ。シャブを売るのと同じセオリー。ビジネスの基本的モデルと言えよう。

同じことはこれからあちこちで起こると思う。LINE、Google、Facebook、、タダと思って使っていて、気がつくとそれなしでは生活できなくなっている。タダより高いものはない。昔の人はよく言ったものである。

あなたが読んでいるこのブログも、タダだと思っていたらある日突然1本60万円とかになるかも知れない。1日に何度も、記事の更新をチェックしに来ているようなら、すでに中毒の可能性がある。ご用心を。

 

急須

IMG_5629.jpeg

急須が欠けたので新調しました。お茶はやはり急須で味が露骨に変わります。鉄瓶(お湯は鉄瓶で沸かします。)や金属系よりも陶器がよくて、つるつるした素材よりも素焼きっぽいザラザラしてる方が良し。そして金属系のフィルターは使わない。サイズは小ぶりな方が美味しいお茶を淹れられるみたいですけど、僕は何杯も飲むのでこれぐらいの大きさ必要です。

コーヒー

コールマン.jpeg

海から上がり、ひととおりの儀式を済ませる。すなわち、用意してきたタンクのお湯(冬場には水になっていることもある)をかぶり、ウェットスーツを脱ぎ去り、用意してきたスウェットやTシャツに着替え、フィンやリーシュコードなどの道具をボックスにしまい、ボードの砂を落として車のルーフに取り付け、普通ならこれで、後は車のエンジンをスタートさせて帰路に向かうだけなのだが、しばらくその場に留まって海の余韻に浸るのも、行動様式の中に含まれている。

となると、やはりコーヒーが欲しい。

で、簡易的な湯沸しのツールを揃えて常備するようになった。コーヒー豆はあらかじめ自宅で挽いて専用の瓶に入れて持参する。折りたたみ式のドリッパーも手に入れた。少しの面倒がかえって楽しみをもたらす。風をもろともせずゴオと音を立てて燃える火、ぶくぶくと湧き上がってくるあぶく。落とした湯に弾けるコーヒーの粉。立ち上がる燻し香が海のにおいと混ざる。できあがったコーヒーをチタン製のマグカップに注ぐ。湯気、波の音、チリチリする肌。海を前にして飲むコーヒーは本当に旨い。

帰り道、海ほたるの渋滞にはまったあたりで、ふと、飲み終わったあとのマグカップを置きっぱなしにしてきてしまったことに気がついた。うむ。ということは当然、他のツールもそっくりそのまま海にある。

数ヶ月後、コールマンのアウトレットショップでようやく小型ストーブを入手した。コンビニで売っている真空パック入りのコーヒーを持って海に行ったが、何故か湯を沸かしてを飲む気にはならなかった。

ノンタイトル

IMG_4619.jpeg

D(レ)マイナーの和音を16に分割してインスタみたいに4×4列(インスタは3列だけど)に配置し、下の右から順に番号をふる。写真の番号の音をEマイナーフラットの音に合わせるとよいハーモニーを奏でる。

電子パット付きのサンプラーをブースに持ち込んで、曲(レコード)に合わせて演奏するというスタイルでのプレイを過去2回導入したが、どちらも満足な結果をもたらすことはできなかった。自宅やスタジオでの練習ではそこそこいい感じにいくのだけれど、本番ではどうも思うような音を作ることができない。おそらく自分にはマシンライブのようなスタイルでよいムードを作るための資質が備わってないのだろうと解釈している。たった2回で何がわかる?と突っ込まれそうだけど、同じ相手と2回セックスして、うまくいかなかったら3回めはもうなかろう。(普通は2回だってないと思う。)

話は変わるが、いただいたレコードを繰り返し聴いていたら、何となくベースを弾いてみたい気分になった。現役を引退して30年になるが、たまに無性に触りたくなることがあり、ベースはいつも弾ける状態で部屋にある。おもむろに流れるレコードの曲に合わせて弦を弾いてみたらこれがなかなか楽しくて止まらなくなった。もともと変拍子だらけの奇妙な曲ばかりのレコードだが、新しいリズムが加わって、あまり聴いたことのないアバンギャルドな雰囲気の音楽に変化した。試しに他のレコードでもやってみたところ、やはり面白いフレーズが浮かんでくる。これをくりかえし、改良を加えれば人に聴かせられるレベルのものになるやも知れぬ。

長い間、いろんな形で音楽に携わってきて、自分には作曲の能力、また演奏者としての資質がないことは重々承知している。簡単に言えば僕には「メロディー」がない。この致命的なハンデに痛み、一度は「音楽」を捨てたはずだったが、またその「音楽」に引っ張られるようにしていろいろなことが僕の身の回りで起こっている。この先どうなるかは全くわからぬが、まあね。アナログレコードとエレキベースという中途半端な組み合わせは自分らしくていいと思う。

電子パット付きのサンプラーはメルカリに出すかな。もう少し持ってた方がいいか。

盗人の美学

IMG_4753.jpeg

キーボード:KORG microKEY25

「DJは演奏してはいけない。」というのが私の理念のひとつである。楽曲があり、オーディエンスがいる。その間をつなぐのがDJ。「演奏」は熟練を重ねたミュージシャンに与えられた特権、あくまで作られた楽曲を人様に届けるのがDJの役割である。そこをはき違えてはいけない。

切ってもよい。つなげてもよい。逆回しにしても、エフェクトをかけても、めちゃくちゃにして他の曲に作り変えてしまってもよい。だけれど、自分で演奏するのだけはダメだ。

例えば、いい感じのドラムセットをサンプリングしてループさせ、そこにベース音を加える際は、わざわざ何枚ものレコードを聴きまくって、音階やBPMの合うベースラインを見つけて切り取り、加工して貼り付ける。自分でベースを弾いてしまえば数分で済む作業を数時間、場合によっては何日もかけて行うわけだ。

「私の店には盗んできたものしか売っていません。」盗人の美学とでも言えばよかろうか。

新しく楽器を購入した私はもはや盗人ですらない、私の活動名であるDJ MACROMANCEから「DJ」の文字が消える日もそう遠くはないかも知れない。