カテゴリー別アーカイブ: さんぽ、旅行

紅葉

DSC_6360.JPG

一週間の入院生活を終えて、病院を出た瞬間に頭がショートトリップしてどこか遠くにぶっ飛んでしまいました。旅行で南国を訪れて飛行機を降りた時に感じるムッとした熱気で、自分が異国の地に来たことを認識するあの感じ。

気をとりなおして自宅まで徒歩で帰る途中、今度はまわりの風景がこれまでと違った見え方をしていることに気がつきました。いつも見慣れているはずの街並みなのに、色とか、温度とか、湿度とか、僕の知っているイチョウの並木通りの風情とは全く違う。よく似た形状をしているけれど、ここは僕の知っているホームタウンではない。

あるいは前夜の台風の影響による気圧の変化のようなものがあったかも知れない。一週間を寝て過ごしたせいで、ものごとを感じて捉える能力が一時的に不具合を起こしているのかも知れない。いずれにしても、その朝、僕が感じたのは「気のせい」といったようなあいまいなな感覚ではなく、明確に「ここは違う」と断言できる類いの確固たる違和感でした。「ここは僕の知っている並木通りではない」。理由なんかない。違うものは違うんだ。

同時に、その違和感は決して嫌なものではありませんでした。居心地は悪くない。知らないところに来てしまったという不安も皆無です。むしろそこには時空を超えた懐かしさのようなピースフルなムードも漂っている。

この世には似たような世界が複数あって、何かをきっかけにひとつの世界から別の世界へスリップしてしまうことがある。というような話をSFだか自分の頭の中の妄想だかで聞いたことがあります。科学的には全くナンセンスなんでしょうが、僕はまあ、そういうのがあってもいいんじゃないかと思っています。(もといた世界で突然蒸発した僕をめぐって家族や友人が混乱しているというようなことはあまり想像したくないですが。あるいは抜けた後のスペースに別の世界から来た僕がすっぽり収まったりするのかも。)

まあとにかく、そんな風にして僕の新しい一日がスタートしました。この日はさっそく打ち合わせが入っていて日帰りで成田まで出向いたのですが、この、夢の中のワンダーランドにいるような感じ、心が浮遊してふらふらしているムードは一日中僕にまとわりついていました。

何がびっくりしたって、入院前は緑色だったエアプランツが真っ赤に紅葉していたのには驚きました。やっぱり違う世界に迷い込んできてしまったのかも知れません。みなさんこちらの世界でもどうぞよろしく。

 

入院

IMG_9614.jpg

入院していました。腸閉塞という腸が炎症を起こす病気でしたが、手術まで至らず休養と栄養補給で1週間。先ほど無事退院しました。なかなか有意義な時間を過ごすことができ、またいろいろな刺激を得ることもできました。ここでの体験は、今後のクリエーションに(直接的にも間接的にも)影響することになると思います。

About Surf

IMG_9431.jpg

サーフィンについて何か書きたいとずっと思っているのですけど、なぜか言葉がひとつも出てきません。海で見たもの、感じたこと、創作の肥やしになっているはずなんだけどね。無理せず、期が来るのを待ちます。

写真はいちばん好きなビーチ。かぶっているのは灯油ではありません。念のため。

ウォーキング下田 つづき

DSC_6306.JPG

下田を歩いていて何とも気になるお店を見つけました。勇気がなくて入れませんでしたけど。この感じもやっぱり倉敷のことを思い出しました。細いドア、咲き乱れるブーゲンビレア。いいよなあ。さほど大きな建物ではないのですがこのお店だけでなく、いくつかの飲み屋がひしめき合う雑居ビルであるようです。右下にギリ写ってるカメには温泉水が貯められていまして、ご自由にどうぞ的なお言葉に甘えてハンド入浴させていただきました。とても気持ちよかったです。

ウォーキング下田

DSC_6308.JPG

下田を歩いているとナマコ状の壁を施された建物をちょくちょく見かけます。何年か前に行った倉敷の美観街のことを思い出しました。ここ、観光スポットであるはずのエリアなのですけど全く人がおらず、かと言って寂れている雰囲気はありません。もしかしたら日が暮れると人が集まってくるのかな。

道路で学校帰りの小中学生らとすれ違うと「こんにちは」と挨拶してくれる生徒さんがいます。たぶん普段から挨拶をするように教えられているのでしょうけど、風貌テロリスト&クズの僕にのような人間に対して「こんにちは」だなんて、何だか申し訳なく心苦しいです。いやいや子供たちだけにあらず、短いステイの中で下田は人がいいところなんだと感じる場面に何度も遭遇しました。

あと、金目鯛は絶対に食べた方がいいね。刺身、炙り、煮付け、堪能しました。

サイクリング下田

DSC_6299.JPG

今週、真鶴に行ったばかりですが、今日は下田を訪れました。スーパービュー踊り子号に乗って伊豆急下田駅へ。(スーパビューなわりにはトンネルが多くて、ま、いいですけど。)白浜まで5kmぐらいの道のりを歩いてもよかったのですが、うまい具合にレンタサイクルを見つけたので急遽ハイキングからサイクリングにチェンジ。グーグルマップに最短距離を入力したところ、これが裏目に出て、激しい峠をママ自転車で越える羽目になりました。鈍った体によい刺激になったかな。帰りは普通の車道を使いましたが、それでもまあまあの高低差ありました。この景色が観れたのは神さまからのご褒美ですね。

ハイキング真鶴

DSC_6282.JPG

写真:真鶴半島の先端 遊覧船より写す

最近のささやかなマイブームといえばハイキング。リュックサック背負い目的地に向かってちんたら歩きます。今日は真鶴来訪。真鶴半島は火山が噴火して海に流れ込んだ溶岩でできているのだそうです。海から見ると確かに、熱い溶岩が山から海に向けてなだれ落ちてくる様子がまざまざとうかがえます。こういうのを見ると、なんだかね。いつ形が変わるかわかんない土地に線を引いて、こっちはオレのもので、そっちはどうとかつって、我々は本当にちっぽけで滑稽な存在だって思っちゃいますね。

半島の先端には潮が引けば徒歩で行くことができるそうです。次回トライしてみようかな。途中で潮が引いちゃったりしたらコワイですけど。