カテゴリー別アーカイブ: ことば、エッセイ、ポエム

確定申告

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確定申告終了。これが終わらないと年がスタートした気がしません。

僕の申告書にはDJをやったり文章を書いたりで「副収入」の数字が書き込まれたスペースがあります。金額こそ大きくはありませんが、僕が生きている証とでも申しましょうか、神にギリギリ(生きることを)許されているという感じがします。

LIVE

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ブログの未公開下書きアーカイブにs-ken&Hot Bombomsライブのことが記されていた。例によって未完成だが、そのまま掲載する。

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s-ken & Hot Bomboms、ビルボード東京でのライブにスタッフとして参加させていただきました。スタッフといっても何かあった時のための予備メンバーですので、たいした仕事があるわけではありません。2本のライブに加え、リハーサルや楽屋の様子などものぞくことができ、またライブ後の打ち上げまで参加させていただき、本当に貴重で贅沢な体験をさせてもらいました。

アーティストもスタッフも関係者全員が皆、何かのスペシャリストであるわけなのですが、自分だけが「何でもない」という事実、非常に後ろめたいものがあります。誰かに「何でお前がここにいるんだ?」と聞かれたら何も答えることができません。

しかし、ちょっと視点を変えて考えてみれば、「何でもない人間」がスペシャリストたちの間に割って入るのは、そう簡単なことではありません。思えば僕はこれまでにも、同様の経験が多数あります。楽器が弾けないのにプロミュージシャンになったりとかね。

2017.5.29(未完成)

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追記

この日、日本を代表するDJであるコモエスタ八重樫氏と初めて話をする機会を得た。氏いわく「DJ活動と飲酒生活は両立できない。」。DJは売れれば売れるほど飲酒の機会が増え、果てにはカラダを壊すことになるそうだ。次のステージは三択。すなわち、1、飲み続けて死ぬ。2、飲むのをやめて活動を続ける。3、DJをやめて飲酒生活を続ける。(この場合は死なないですむらしい)

適度に飲みながら適度に活動すればよいのではないかと思うが、そういうオプションはないようだ。

はからずもこの数週間後に、腸閉塞を患って入院することになった。八重樫さんの無言の予言が的中したわけだ。

僕がいつまでDJを続ける(続けられる)ことか全く想像がつかないが、以来、酒は一滴も飲んでいない。

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再追記:と、この書き方だと、まるで「DJを続けるために酒をやめた。」みたいな感じになってしまっているが、そうではない。実は事情はもっと複雑だ。

「飲酒」は僕の人生において(良かれ悪かれ)重要なキーワードであり、酒と自分との関係性も簡単に説明することができない。いずれここでも掘り下げてみようと思う。

ゆく年くる年

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おくればせながら2017年マイ・ニュース・ランキング。

10位:タクシーで貰い事故
自分が追突事故に巻き込まれることになるとは夢にも思っておりませんでした。DJの帰り、深夜の表参道でのできごとでした。幸い怪我はなかったですけど、同乗の友人たちはムチウチの症状が出たりして病院に通う羽目に。タクシーの運転手さんに暴言を吐いてしまったことを反省しています。
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9位:ジョン・エントウィッスルの作ったベースラインを演奏
年末恒例のライブイベントに即席バンド?のベース担当で参加しました。演目にエルトンジョンの歌う「ピンボールウィザード」という曲があったのですが、原曲のベースを弾くのが悪名高きジョン・エントウィッスル(ザ・フー)。変態的なベースラインをカバーするのにてこずりました。本番は70点ぐらいかな。現役時代もやらなかったぐらい毎日ベースの練習をして辛かったけど、久しぶりに演奏で達成感を得ることができました。
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8位:復活コムデギャルソン
コムデギャルソンでセットアップを買ったら、ものすごく具合がよくて、人生も少し明るくなりました。コムデを着て街を歩いている時がいちばん「幸せだなあ」って思う時です。
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7位:外苑前オフィス閉店
とても悲しいニュースです。本当に「自由」な空間でした。
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6位:ラジオ番組に出演
女流トロンボーンプレーヤーで友人の湯浅佳代子さんがパーソナリティーを務めるラジオ番組にゲストで出演させてもらいました。人生何が起こるかわかりません。
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5位:DJジャズセッション
トロンボーンの湯浅佳代子さんとレコードの僕とのセッションを僕たちのルーツである成田市でのイベントで披露しました。かなり実験的な内容でしたが、さすが世界にいちばん近い街=成田の市民はバッチリついてきてくれました。大成功でした。
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4位:ナガイツトム「エブリデイライフ」展
アーティストで友人のナガイツトムくんが描きためた「マックロマンス」の絵を公開するエキシビジョンが開催されました。会場は友人の小山さんが新規に開業したカフェ=アリカ。
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3位:文章が出版物に載った
スパイス調合家で友人の日沼紀子さんが出版したスパイス専門本「日常づかいのシナモン・レシピ」にコラムを寄稿させていただきました。自分の書いた文章が活字になって出版物に載ったのは人生初めての経験です。夢は叶うものですね。
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2位:入院
腸閉塞を患って入院しました。暴飲暴食自暴的な生活を長年続けてきて、いつか身体を壊すだろうなと思っていたのが現実になってしまいました。ただ入院生活はバカンスに出かけたみたいで楽しかったですし、ライフスタイルを考え直すよいきっかけにもなりました。
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1位:酒をやめた
酒をやめた直接的な原因は入院ですが、その前にエスケンさんのライブがあったり、そこでDJの八重樫さんとの出会いがあったり、断酒に至るまでいくつかの象徴的なできごとがありました。その辺のことはまた機会があったらお話ししますね。
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酒のない生活はもう半年以上になります。環境が激変して、まるで違う惑星で生活しているかのよう。体重もグッと落ちて二十代の頃と同じぐらいになりました。「シラフのマックはつまらない」という声もちらほら聞こえてきますが、やっと本来の自分、自分らしい自分の姿に近づきつつあると感じています。
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比較的平穏無事で刺激の少ない1年だったと思っていたのですが、こうやって改めて振り返ってみると、けっこういろいろありました。
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僕らの年齢になってくるといやがおうにも「老後をどう生きるか?」というテーマが目の前に立ちはだかってくるわけなんだけど、2017年で方向性は見えた感覚はあります。
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「2018」の数字の並びに何となく愛着を感じるのは僕だけ?「2017」には何とも言いようのない違和感があったんだけど、2018は居心地がよいです。何か懐かしさすら漂っている気する。52年間、毎年毎年ずっと自分に裏切りられ続けてきて、いまさら期待をかけるのもバカバカしいのですけど、マックロマンス、今年は君の年になるんじゃないかと思っています。がんばれよ。
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写真は2018年1月1日の夕暮れ時。東の空にほぼ満月が見えました。磐田市で撮影。

手帳騒動(追記あり)

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モレスキンのオンラインショップから手帳を注文したら、手元に届くまでに20日かかりました。間に年末年始を挟んでいたことを考慮しても、このスピード時代にちょっと時間かかりすぎなんじゃなかろうか。しかも手帳一冊送るのに送料は600円です。

20日の間に正規サイトの問い合わせフォームから2回、メールで1回、催促(というか確認)の連絡を入れたのですが、全く無反応。契約では「注文から30日以内に発送する」とありますから得に文句を言う筋合いはないのですけど、何となく後味の悪い買い物になりました。

これこれこういう理由で時間がかかっています。と、ひとこと連絡をもらえればそれでよかったんですけどね。

いずれにしても「無視」の力は強いなあと改めて思いました。いくらこっちがムカついたり騒いだりしても、相手が何も言ってこないんじゃケンカにもなりません。

かつて、吐いた暴言が原因であるブログを閉鎖に追い込まれたことがあるのですけど、クレームなんか無視して続けてればよかったと、ちょっと昔のことを思い出してしまいました。

で、届いた手帳を開けてみたら、思っていた商品と違うものでした。笑っちゃうね。たぶん僕が間違えて注文したのだと思うのですけど、もうそれをチェックする気力もなし。

 

追記:後日談

最初の問い合わせをしてから約ひと月後、やっとサポートセンターから返信メールが入りました。回答が遅れたことを詫びる文面に続いて、何と「代金の全額払い戻し手続きが完了しました。」とありました。

僕は返金しろなんて一言も言ってないし、商品は規定内に届いているから、先方が返金しなくてはならない理由はひとつもない。「対応の遅れに対するお詫びの印」と解釈するのが妥当なのだろうけど、何か釈然としない気持ちが残ります。

僕の「遅いけどどうなってんの?」という質問は結局最後まで無視されたわけだ。手帳が届くまで何で20日もかかった理由、僕の問い合わせに一切の返信がなかった理由はわからずじまい。迷宮入りです。

 

ちなみに欲しかった手帳は二子玉川のデパートの文房具屋で購入しました。デザインが少し改良されて、更に使いやすくなりました。持っているだけで気分が上がる、素晴らしい手帳です。今回の件で、他の手帳に変えようかとあれこれ物色したのですけど、やっぱりこれしか考えられない。

このブログを見てくださっている方へ

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きのうの飲み会で、ふと、意外な方がこのブログを読んでくれているということを知りました。「昔の方がとんがっていてよかった。」との感想だそうで、実は書いている本人もそう感じているんだよね。うん、棘がなくなっちゃってね。自覚はあります。

僕のブログがまるくなった理由はいくつかあると思うのですけど、「言いたいことが言いにくい世の中になったなあ」という感覚はあります。あと僕自身、ものの考え方、捉え方に変化が生じてきたのも事実。より「本質的」にものごとを理解しようとすると、思考ができなくなる感じ、わかる人にはわかるんじゃないかな。そういう意味ではネトウヨみたいな人たちのシンプルな思考回路の持ち主が少々羨ましくはあります。(彼らみたいにはなりたくないけど。)

表現していないからと言って、何も考えていないわけではなりません。むしろ知性は僕の中で進化している感触。このままずっと黙り続けていられるとも思えないですし、言葉のストックも増殖しています。いずれまた発信モードに切り替わる時がきっと来るでしょう。長い目で見ていただければたいへんありがたいです。

何を買ったとか何を見たとか、どうでもいい無難な内容の記事も個人的には嫌いじゃないんだけどね。

ピース

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美術館で愛を語る

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安藤忠雄展

何も心に響かず。安藤忠雄さんからは愛を感じない。もともと愛情がある人なのかそうでないのかは知らないけれど、少なくともこの人は「僕」のことは好きではないと思います。渋谷駅のホームに立っても、表参道ヒルズを訪れても、「ここにはお前の居場所はない。あっちへ行け。」と言われているような疎外感を受ける。容れ物を作るのは得意なんだろうけど、そこに容れるもののことはあんまり考えてないように感じます。

同じ日にコムデギャルソンのショップでジャケットを試着したのですけど、コムデの服って吊ってあるのと着るのとで全然違うんだよね。袖を通した瞬間にあのように気分が高揚するのは他のブランドの服ではなかなか体感できない。

まるで川久保玲さんが僕のためにわざわざ採寸して、僕の音楽の趣味や、好きな女の子タイプや、普段遊びに行くところや、そういうことを全て考慮して、僕のためだけにデザインしてくれたみたいな、そんな錯覚に陥るのもコムデならでは。もちろん彼女は僕の存在なんか1ミリも知らないですけどね。

川久保玲さんが僕に与えてくれるもの、それを僕は「愛」と呼びます。

別に安藤忠雄さんに恨みがあるわけではない。世界の安藤を相手にケンカをふっかけるつもりもありません。ただ安藤さんも僕のことをちょっとでいいから好きになってくれればいいのになと、少し寂しい気持ちで美術館を後にしました。

小旅行

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小旅行。四万温泉に一泊、翌日、草津に寄って帰って来るという温泉三昧の弾丸ツアーです。無計画の当日即席企画でしたが、宿、食事、温泉、全部「当たり」でじゅうぶん満足。行き当たりばったりの旅は「ハズレ」を引くリスクもありますのでね。ラッキーだったと言えましょう。短い時間の中で滝やダムを観れましたし、なかなか充実の一日半でした。

草津の温泉街で、60歳ぐらいの現役プロレスラーとそのガールフレンド(フィリピンとかタイとか東南アジア系の女性)のカップルに遭遇しました。別にプロレスラーのカップルが温泉街にいたって何の問題もないのですけど、遠くから見ても明らかに素人ではないとわかる鍛えに鍛え上げられた肉体を持つ男と全身セックスマシーンといった感じのエロティックな雰囲気をまとった女性、湧き上がる温泉の蒸気を背に何とも言えぬアダルトオンリーな存在感を醸しておりました。

他にもいろんなできごとがあったはずなのですけど、旅行から時間が少し経過してしまって、その時のことを思い出そうとすると、そのおふたりの姿しか頭に浮かんでこないんだ。ま、思い出のひとつとしてここに記しておきます。

旅っていいなあ。