カテゴリー別アーカイブ: ことば、エッセイ、ポエム

エアプランツ栽培日記

DSC_6275.JPG

エアプランツを育てはじめて1年ぐらいになるのかな。放ったらかしで勝手に育つと聞いていたのが嘘だとわかるまでけっこう時間がかかり、その後いろいろ研究しながら日々世話をしているのですけど、いまだちゃんとした育成方法を掴めていません。

乾燥に強いけど水は必要。水が好きだけど湿気は嫌い。明るい場所を好むけど直射日光は苦手。また季節が動くと嗜好も変わります。条件が整わないとすぐに枯れ始め、いちど枯れると再生はほぼ不可能。自殺癖のあるわがままな女とつきあってるみたいで気が休まるヒマがありません。

種類によって好む環境はまちまちらしく、同じように育てていても機嫌のいいヤツとそうでないのがいます。写真のトゲトゲちゃんは100円ショップの隅っこで見つけた小さなヤツですが、どんな時でもいつもご機嫌(葉の上が白くポツポツしているのは機嫌のよい証拠です。)。わがままな女の子に振り回されるのはキライではないのですけど、少し疲れてきちゃったわい。他は捨てていつも笑顔の子だけ可愛がってあげようか、なんて気もします。

何でも、植物を愛しすぎるとそのエネルギーを人間が奪ってしまうという説もあるようで、そういうあたりが僕には向いていないのかも知れません。ボタニカルライフ。マックロマンス、愛が重すぎるぜ。

 

無題

よく足を運んでいた近所のカフェがきのう閉店した。喪失感ハンパない。お気に入りの店がなくなると人はこういう気持ちになるんだな。

平和と知恵

DSC_6236.JPG

満開のオリーブの花が散り始めました。とすると、もしかしてこのあと実がなるのででしょうか?想像しただけで興奮してしまいます。

オリーブの花言葉は「平和と知恵」なのだそうです。世界がオリーブの樹を中心にまわるようになればよいのに。

WISH LIST

CHANEL (1).jpg

何となくインターネットうろちょろ(起きている時間の半分ぐらいはコレです。)していたら、こんな写真を見つけました。むむ、欲しい。

僕はDJする時は基本ジャケット着用と決めているのですが、これに合うヘッドホンはほとんどありません。もともとそれほどファッション性を求められた分野ではないでしょうし、DJと言えばまあTシャツにベースボールキャップというのがイメージで、ボルサリーノに蝶ネクタイ姿のDJ がいることは彼らの頭の中では抹殺されている。メーカーの方もきっとファッションは遠く別世界のものだと思っているのでしょう。

別にすべての電機メーカーがファッションブランドとコラボする必要があるとは思いませんが、視点にファッション的要素を取り入れることは電機製品に関わらず、工業製品や車のメーカーにとっても悪いことではないんじゃないかと思います。実際iPhoneなんかはそうやってデザインされてきてるんじゃないのかな。

現在は機能重視で実直、値段も手頃なPioneer(車で言えば以前乗っていたホンダはまさにそうでした。)を使用していますが、 我が家のビートルちゃんみたいなお洒落と遊び心に満ちたヘッドホンが発売されたらすぐに乗り換えると思います。

で、写真のヘッドホン、調べてみたらお値段約90万円。2014年の商品ですでに完売しているらしく、マーケットではプレミア付いて150万円程度で取り引きされているようです。こりゃしばらくはホンダに乗り続けるしかないわな。

ちなみに「DJ用」に特化しなければ、そこそこお洒落なタウンユース用のヘッドホンが主にヨーロッパ方面のブランドから各種発売されています。逆説的に「DJはダサい」というのが世間一般的な認知ということでしょうか。

全然関係ない話ですけど、きのうカフェで美女と20分ぐらい時間を共にしたのですが、別れ際に彼女がバッグからシャネル取り出して慣れた手つきで唇に赤色を乗せはじめ、その姿がまあセクシーで、ぽかんと口をあけたままうっとり見とれてしまいました。久しぶりに時間が止まったね。どうせならにその作業を終えてから僕と会ってくれた方が嬉しかったですけどね。

*CHANELのヘッドホンがDJユーズに対応しているかどうかは未確認。

セッション

IMG_9035.jpg

昨夜はGIRL’S DJ=DJ Lさんとホームの外苑前OFFICEで初セッション。

友人のお店のパーティーに遊びに行った時にLさんがDJをしていて、喧騒の空間に器用に音を溶け込ませている姿を見て、いつか一緒にDJしてみたいと思っていたのが実現しました。

聞けば、高校生の頃からDJやっているそうで、僕よりだいぶ年下ですがキャリアではもう大先輩です。つなぎもソツなくこなすし、カットインのタイミングも絶妙だし、選曲もスタイリッシュだし、外音の調整もぬかりなく、とにかく音が本当に心地よい。相当場数を踏んでいるのでしょうから、もちろんテクニックもあるんだけど、何よりも「空間の温度を読む」のが上手だなあと、いたく感心(てか嫉妬だなこれは)してしまいました。彼女みたいなプレイがいつかできるようになりたいな。

とはいえ僕は僕なりに役割というか方向性は見えてきてはいるとは思います。最初からそうだけど、より音数の少ない世界観が得意分野のようであります。音を削り、また削り、最終的には無音になるかも知れない。

何事もそうだけどDJも努力でまかなえる部分と感性としてもともと持ち合わせている部分があって、僕の場合はこれまで後者だけに頼ってあれこれごまかしながらここまで来たのですけど、とにかく技術がなさすぎるところを多少は努力して克服しないと次へは進めないと強く思います。まずはデッサン、デッサン、またデッサン。

ともあれ、Lさんと僕のDJコンビはなかなか相性がよいのではないかと感じました。僕が落として彼女が上げる、みたいな。LとR(ROMANCE)でバランスもいいし、ぜひともまたご一緒したいです。

GOOD STORE

IMG_7451.jpg

鎌倉でご機嫌なストアを発見。ワークウェアの廉直さに都会的なエレガンスの加わったオリジナルブランドの服と趣味のよいセレクト品がいい感じにディスプレイされています。サーフィン、ファームワーク、ガーデニング、そしてもちろん街でも、今の僕のライフスタイルのあらゆるシチュエーションで使えそうなものばかりがずらりと並んでいてちょっと興奮してしまいました。

この日はサーフィン帰りだった(僕はサーフィンに大きなお金やカードを持っていきません)のでソックスとコンテナだけ購入。ソックスは今年気になるオレンジ色のメイドインジャパン。コンテナはマトリョーシカ人形みたいに同じデザインでサイズ違いのボックスが中に3つ入っています。ひとつはワックス入れに。ほかは何に使おうかな。

ほかにもツイードのジャケットとかフリース素材のパンツ、セントジェームズのボーダーシャツなんかもあってわくわくしました。

このところ何を着ればいいのかわからず、いや、着たいと思う服に出会えず、あちこち彷徨い歩いていて、まさかロンハーマンではなかろうし、アウトドアウェアも頭からつま先までPatagoniaってわけにもいかないし、いっそのことユニクロでいいや、みたいに投げやりになってたので、ちょっと嬉しい出会いになりました。次は財布にお札いっぱい入れて行こうと思います。

内房トリップ

DSC_5951.JPG

千葉の海にはサーフィンでほとんど毎週訪れていますが、地元を観光する機会はあまりありません。美味しい食べ物とかめずらしいスポットたくさんあるはずなんですけどね。もったいない。

なわけで、今回は千葉の海をサーフィン抜きで訪れてみました。行き先は千葉最南部の館山。先に全体の感想を言うと、何だか「島」に来たみたい。どこに行っても海の匂いが感じられて、東京と陸続きであることを忘れそうになります。

千葉県は東西南北に広く同じ県でもけっこう文化にちがいがあることを改めて認識します。まず植物がちがう。車の窓から見える緑は見慣れた杉やヒノキではなく、南国調の亜熱帯植物。街のイメージ作りに意図的に植えられたヤシの木などの影響もあるでしょうが、普通にその辺に生えている雑草なんかを見ても、やはり東京の空き地を占領しているイネ系の草とはちょっと雰囲気がちがいます。

僕の母親は成田市出身なので僕はハーフ千葉県民ということになるのですが、ご存知成田には海がなく、海鮮料理の文化がありません。(こんなことを言ったら成田のお寿司屋さんに怒られてしまいそうですが)成田で美味しい寿司屋に行ったこともないよなあ。実際、母の話を聞いても子供の頃に刺身などを食べた経験はなく、たまに行商がアジやイワシの干物を売りにくるぐらいがせいぜいだったそうです。ま、戦後のモノがない時代ということも関係しているとは思いますけど。

そのかわり、成田には鰻や鯉などの淡水魚を食べさせる良い店があふれるほどあります。利根川と印旛沼がありますのでね。先日、印旛沼の近くにアメリカザリガニを食べさせる店を見つけて、今からそこに行くことを楽しみにしています。一般でわりと敬遠されがちな泥臭い食べ物が好きなのは、僕の中に流れる成田の血のせいかも知れません。

そうだ、館山でした。

館山を訪れた観光客が必ず足を運ぶスポットがこの大福寺。崖観音と呼ばれるように山の中腹の崖に張り付くようにして建てられた空の寺です。何で人間はこんなことを考えるんだろうと思ってしまいますが、まあ、どの時代にもおかしな人がいるってことなんでしょう。

写真で見るとたどり着くまで相当険しそうですが、実際は階段を使って大人の足なら5分ぐらいで登ることができます。登山とかその気になってると物足りないかも。みやげ屋やお茶屋などもなく、人もおらず、「どうぞ勝手にお参りしてくださいまし」という感じ。ドライブ途中にちょこっと車を止めて仏さまに手を合わせに行くぐらいの規模だと思います。お寺のデッキからは美しい内房の海を眺めることができます。街に「高い所」があまりありませんので、ランドスケープ好きな人にはいいかも。

街そのものはけっこう元気がありそうですが、観光地としてはやはりちょっと寂れてる感は否めません。(これは僕の好みと完全に一致します。)そのせいかシーズン中だというのに、今や日本中にあふれている海外からの観光客の姿はほとんど皆無と言ってよいぐらいありません。おそらく都心からのアクセスの悪さもあるでしょう。おもてなしモード全開の観光地にへきれきしている旅人、地元の人のゆるい生活の中に静かに足を踏み入れるような旅が好みの人には、ここ館山にとてもよい時間があるように感じます。

内房の旅のお話、もう少し続けますね。