リサイクル コットン ソックス:D&DEPARTMENT
D&DEPARTMENTから嬉しい赤いソックスが発売されました。程よく厚みと質感があり冬もコレでいけそうな気がします。フィット感、肌触り、通気性、文句ありません。ブラックやネイビーなど5色ぐらいで展開しているようなので、今シーズンの普段履きソックスについてはもう何も話すことがなくなったのではないかと思います。
リサイクル コットン ソックス:D&DEPARTMENT
D&DEPARTMENTから嬉しい赤いソックスが発売されました。程よく厚みと質感があり冬もコレでいけそうな気がします。フィット感、肌触り、通気性、文句ありません。ブラックやネイビーなど5色ぐらいで展開しているようなので、今シーズンの普段履きソックスについてはもう何も話すことがなくなったのではないかと思います。
急なお葬式(葬式はいつも急ですが)が入り、黒いスーツの中に着る白いシャツを買いました。前のお葬式で着たシャツをクリーニングに出すの忘れていました。白いドレスシャツは何枚かあるけど、フォーマルなスタイルのはほとんど持ってないんだよね。
お葬式には飛び切りめかしこんで参列すべきと思います。最後のお別れですもの、最初のデートの時と同じぐらい着るものにも気をつかいたい。もちろん厳粛な儀式ですから、マナー違反はご法度。男性なら黒の上下、白シャツ、黒ネクタイの定番スタイルから逸脱すべきではないと思います。派手な装飾品も避けるべきだし、帽子やサングラスも会場に入ったら外します。
ハリウッド映画などの埋葬のシーンで、登場人物(男性/なぜかリチャードギアを思い出します。)が涙をかくすためか、サングラスをかけているのを見たことがありますが、あれも真似しない方がいいかもね。いろんなものを超越してかっこよくいられる自信がある人ならオッケーでしょうけど。夜の電車の中でサングラスをかけている人も同じ。
自分が棺桶に入る時はサングラスかけていたいかも知れないな。帽子も。シャツはこれでいいです。あと、内緒で買ったタキシードが書斎に隠してあるので、もし僕が明日とかに死んだら、それを着させてくれと言っていたと、誰か妻に教えてあげてください。(妻は僕のやることには何も興味がないらしく、このブログは存在すら知らないと思います。)
コムデギャルソンにしてはオーソドックスすぎるシルエットのシャツと思っていたのですけど、実際に着用してみたら、ジャケットから覗くシャツ裾のカットがそれはもう美しくて驚きました。きっと「暗闇に白い絵の具で影を描く」みたいなセオリーを踏んで作られたシャツなのでしょう。
この写真を見て「あれ?」と思った人はそれが正しいリアクション。そう。これはリメイク品。表と裏が逆になっているだけじゃなく細かなところまで精巧に手が入っています。バーバリー元来のシルエットの野暮ったさは消えて全体としてタイトなフォルム、いさぎよくカットされた襟の部分なんか攻撃的でパンキッシュな今の気分にぴったりです。
バーバリーを裏返しにして着た最初の人(&おそらく唯一の人)は、デザインユニット「ウルトラタマ」の石澤さんで、ご本人が裏バーバリー姿で恵比寿の街を颯爽と歩く姿を見たことがあって、僕もいつか真似してみたいと思っていました。おそらく(想像ですけど)このコートのリメイクを手がけた人も、石澤さんの姿をどこかで見かけたんじゃないかな。
石澤さんはボンテージパンツを解体してイチから作ったり、赤い見せふんどしを発売したり、最近ではCHANEL NO.5の反転Tシャツを手印刷したり、まあとにかく奇想天外なアイデアでいつも僕らを驚かせてくれる天才。ご自身、身長180ぐらいあって、確か同年代だと思うけどシュバッとキレた身体の持ち主で本当にカッコイイ人です。次は何をやらかしてくれるのか。楽しみだな。
カテゴリー: かいもの, ことば、エッセイ、ポエム, アート, ファッション
ソックスは赤が基本。しかしメンズの赤ソックスは手に入りにくいので「見たら迷わず購入すべし」と再三主張してまいりました。ファッション関係者が僕のブログを見ているはずはありませんが、思いが届いたのか、このところ、あちこちで赤ソックスが売られているのを確認しています。赤ソックスだけ特集してまとめてディスプレーしてる百貨店があって、あれはちょっとびっくりしましたね。何が起こっているのか。
今年はさらに一歩踏み込んで「赤いタータンチェックのソックス」を探しているのですが、今のところ見かけたことがありません。あれば普通に売れると思うんだけどね。
タータンチェックではないけれど、まあ、今の気分ぽいソックスを見つけました。これをピカピカに磨いたリーガルに合わせようと思います。
イギリスからエアメールでレコードが届きました。海外通販なんて今やめずらしいことでも何でもないけど、レコードはやはりちょっと特別な感じがするよね。ショップではなく個人取引なので、宛て名は手書き。この人の筆跡はなかなか好感が持てます。スタンプ代わりに貼られた郵便証紙もいかにもイギリスっぽいデザインでご機嫌。レコードの状態も良く、国内で探し回っても見つからなかった逸品ですので満足度も高いです。よい買い物ができました。
ロングシャツ:COMME des GARCONS HOMME PLUS
少し前にtumblerでいい感じのシャツを着た人の写真を見つけて、こういうのがあれば欲しいなあと、このブログにもピン留めしていました。まあ普通にそのへんで売ってるようなものじゃないし、あったとしてもきっと高価で手がでないと思ってたのですけど、我らがコムデでまあまあイメージに近いのを発見。襟とか袖とかもうちょっと攻めてもらってもよいのですけど、まあそれも妥協ではなくきっと狙ってこうなったのでしょう。同モデルでホワイトバージョンもあったのでそちらも気になるところ。
ストール:ENGINEERED GARMENTS
この秋冬は何となく「パンク回帰」がマイブーム。はからずも大好きなブランド=エンジニアードガーメンツから赤いチェックのストールが発売されていました。セレクトショップで見つけて2秒で購入を決めました。特徴的な斜めカット、波を打ったようにくねくねしたリブ加工が施されていて、身につけた時に多彩な表情が生まれます。デザインもいいけど今回は素材の質感がどっしりしていて湿度が高く、すごく好み。同じスタイルのストールが毎シーズン発表されていて、いつも同素材のシャツやハットなどが同時に発表されるから、今回もきっとそうなのかな。路面店をチェックしに行きたくなりました。
エミール・クストリッツァ監督の”UNDER GROUND”完全版を恵比寿ガーデンシネマで観ました。連続ドラマ形式、6のエピソードで構成された5時間以上に及ぶ大巨編。いやあ、久しぶりにぶっ飛びました。
恥ずかしながらこの監督(作家、ミュージシャンでもあるらしい)のことをこれまで全く知らず、情報というのは与えられるのをただ待っているだけではなく、時として積極的に発掘すべきと反省しています。他の作品を観ていないので、これだけで大きなことを言うのも何ですけど、クストリッツァも知らずによくもまあしゃあしゃあと映画評まがいの口を聞けたもんだわ。
この興奮が一時的なものなのかどうかはまだわからないけれど、セックスピストルズの存在を初めて知った時と同じぐらいの強いインパクトを受けたことは間違いありません。
で、イベント限定Tシャツを購入するという、マニアックなサブジェクトを起点にしてるわりには、とてもミーハーな行動。ウンザ!ウンザ!
クリストファーネメスでパンツを買いました。サイズがなかなか決まらずマダムに何度も履き替えさせれて、試着で汗かいちゃったよ。(笑)結局いちばん小さいXSサイズに落ち着きました。この年齢になって身につけるクリストファーネメス。いろいろな想いが頭の中をよぎります。
写真:何度か履いて街を歩きましたので、すでに僕のいびつな体型が出ちゃってますね。ネメスの服の本当のかっこよさがわかるのは穴があくぐらい着倒してから。着るほどに表情が変化していく様子をまたこのブログでご報告いたします。
HAT : SCHA
先日購入したSCHAのハットが好調。そのまま新しいプロフィール写真のツールとしても導入、この秋冬の僕のカラダの一部となりました。
シルエットの美しさ、ちょうどよいサイズ感、やわらかな素材。どれをとっても素晴らしいのですけど、使ってみると更にすごかったです。帽子の素材はやわらかすぎるぐらいやわらかく、脱いだ状態だとぐにゃぐにゃしているところ、ひとたび頭に乗せると記憶を呼び覚ましたかのようにしゃんと山高帽の形に戻ります。
おそらく形状記憶繊維を導入したのでしょう。そういえばショップの店員さんが「たたんで鞄に入れて持ち歩ける」というようなことを言っていたような気がします。
ちょっとやそっとでは形が壊れない。僕のように服をガンガン着たおすタイプのウェアーズにとってこれはとてもありがたいです。
前回も言及したのですけど、(過去に買った)SCHAの帽子は耐久性があまり強くないという弱点がありますので、これはまとめていくつか買っておいた方がいいかなと思っておりましたところ、先週DJをしたCAYの上にある雑貨屋で同ライン別デザインのハットが売られているのを見つけてしまい、即買いしました。前のとよく似たシルエットですが、こちらはちょっとツバが長いタイプ。この秋冬ヘヴィーユーズすることになると思います。
新しいプロフィール写真(最近はアー写っていうらしい)の撮影をしました。カメラは湿板写真で時の人、谷中の和田高広さん。衣装はコムデギャルソンのBLACKで新調。シンプルな黒のセットアップがご機嫌です。足元はパラディウム。これは25年ぐらい前に実際に履いていたヴィンテージ品。結局BACK TO BASICだよなあ。昔からそんなに好みが変わっていません。このまま棺桶に入っても大丈夫。
HAT : SCHA
コムデギャルソンを物色していたら、シルエット、サイズ、素材、カラー、すべてにおいて完璧なハットを発見。帽子は腐るほど持ってますが、ここまでしっくりくる出会いはそうはありません。9月4日を「帽子記念日」に認定したいくらいご機嫌です。
SCHAは確か北欧の帽子ブランドだったと記憶しています。前のシーズンにコムデとのダブルネームアイテムを見たような気がしますが、今回は特にコラボ企画モノではなくて普通のセレクトのようです。
SCHAの帽子はニットベレーなど過去にもいくつか所有したことがあります。ストイックながらもどこかほのぼのとしたデザインがかなり好みなのですが、耐久性が悪いのだけが難点かな。これまで買ったのは全てワンシーズンもちませんでした。繊細と言ってしまえばそのとおりなのですけど、気に入った服は毎日のように着たおしたい派の僕としては、もう少し頑丈な作りの帽子を作ってもらいたいと思います。
そういえば、コムデギャルソンのショップ内にクリストファーネメスのコーナーがありまして、ひときわ強力な存在感を放っておりました。昨年モデルのデニムパンツが2着残っていて試着したのですけど、サイズ叶わず。最近、痩せて服探しは困難を窮めております。
追記:SCHAは北欧ではなくドイツのブランドなのだそうです。(未確認情報)
歌姫=吉田沙良と東京音楽界の貴公子=角田隆太のユニット「ものんくる」が、この夏、3rdAlbum「世界はここにしかないって上手に言って」をリリース。これを記念したTシャツが販売されていると聞いてさっそく展示場に行ってきました。詳しいことはよくわからないのだけど、これはアーティストとのコラボ企画っぽいですね。おそらくハンドメイドの1点モノ。メンズのサイズはもうこれしか残っておらず、大人気なく二つとも買い占めてしまいました。音楽とアート、ファッションの融合、いいなあ。おじさん応援しています。
夜中にハイな状態でインターネットうろちょろしてて、気がついたら買っていました。またダブルのジャケット。またネイビー。写真ではわかりにくいですが、柔道や剣道の道着みたいな少し厚めのごわごわした素材でできています。ハリウッドランチマーケットとかで売ってそうな雰囲気だけどスペイン製なんだなコレが。同素材のパンツもセットで買いました。さて、どうやって着こなすか、それが問題だ。
特技というほどのものはほとんど何も持ち合わせていませんが、新しいスニーカーをダメにすることに関してはかなり才能がある方だと自分では思っています。買ったばかりのスニーカー、1日履けば、まあ普通の人がひと月履いたぐらいのダメージは与えることができる。よほどいびつな歩き方をしているのでしょう。
写真のVANSは今シーズン2足目。降ろす前の写真を載せておきますね。さて、これが1日でどのぐらい変化するのか、後日発表いたします。どうぞお楽しみに。
保存保存
年をとってからサーフィンを始め、途中でやめてしまう理由のひとつに、やはり「他のサーファーの目」というのがあるようです。どんなに立派な人でも、海に入ったらヘタクソはクソなんでね。ぎこちない動きでみっともない姿を晒し、若い奴らに邪魔扱いされながらも、とにかく海に通わないことにはその先はなく、心が折れてしまう人がいるのは理解できます。
僕はもともとプライドのおそろしく低い人間なので、ちょっとやそっと人にバカにされたぐらいでへこたれることはありませんが、哲学かましてくる輩とはあまりつきあいたくないですね。「人間として成長しないとサーフィンはうまくならない。」みたいな。若造に言われたくねえわ。
まあ、そんなわけで、僕がサーフィンに行く時は、いかにして「オーラ」を消すか、というのはひとつのテーマであります。ヘタクソなくせにかっこばっかりは笑いの種なんでね。「いやいや、僕はど素人なんっす。人間としてもまだまだ未熟で、すいやせんっ。」という謙虚な空気感をまとう努力は怠らないようにしています。
服や持ち物も、あまりに洗練されているスタイルは避けます。適度に軽薄でいかにも素人っぽい雰囲気が狙い目。Ron Hermanなんかちょうどいいかもね。僕の知るかぎりでは本物のサーファーはRon Hermanで買い物していないと思います。
Ron Hermanを引っ張ってきたのはサザビーリーグという会社で、カフェ&雑貨の走りともいえる”Afternoon Tea”が象徴するように、以前からファッションと食、ライフスタイルをトータルで提案することに長けた大組織です。ファッション系のブランドが飲食に手を出してことごとく失敗する中、よいバランスを保ちながらずっと勝ち続けてきた唯一無二の存在。
Ron Hermanの登場には業界もけっこうびっくりしたのではないかしら。サザビーといえば、もともと英仏ヨーロッパ風のイメージを表に打ち出したブランド。それが何の前触れもなく突然カリフォルニア、しかもこれまでほとんどファッションとは無縁(失礼)だった「サーフィン」が主役です。
このような自らさえも裏切るようなムーブに、万人規模の従業員を抱える大会社がトライするという事態からは、僕ら平民も大いに学ぶべきと思います。月に向かって旅行しているところを「今から行き先、火星に変更するわ。」と言ってるような感じだったんじゃないかな。社内きっといろいろ大変だったでしょう。
ま、それとこれとは別の話ですけどね。どんなに火星が素晴らしいところだろうが、破れたTシャツに4万も5万も出せるわけもなく、今日はしれっとリーシュコードを購入しました。しつこいけれど、本物のサーファーは絶対Ron Hermanでリーシュコードを買わないと思います。カラーも軽薄なホワイトでいかにも素人っぽいでしょ?
原点回帰、というよりは冒険心がないというべきか。
飲み屋のボーダー論争で1票を投じるなら僕は(ORCIVALでもSAINT JAMESでもなく)やっぱりagnes.b。海なのに都市的なところがいいよね。
ボーダーTは妻とおそろいで買うことが多いのですが、このモデルはなぜかメンズオンリーしか作られなかったようです。
サーフィンとかアウトドアなシチュエーションに携帯式のゴミ箱があると便利かなと思っていたら、しっかり商品としてあるんですね。別に他の用途に使ってもよいのでしょうけど、いちおうゴミ用として売られていました。思いつくモノは何でも売ってる2017年。
写真はたたんだ状態、留め具を外すとビローンと伸びて高さ30cmぐらいになります。内部に小さな洗濯バサミみたいのが付いていて、ビニール袋などを固定できるようになっている。外に置きっ放しだと風に飛ばされてしまうので車内専用。思っていたほど便利でもないような気もします。そのうちこれそのものがゴミになっちゃったりして。
「ゴミ」は英語で”Dust”とか”Garbage”が一般的だと思うのですけど、イギリスでは”Rubbish”で、頻繁に会話に登場してくる単語だったと記憶しています。ゴミそのものを意図するよりも、気に入らない音楽とか映画とかを指して「あの曲はクソだ。」みたいな使い方をすることが多かったと思います。鋭利でスノッブなイギリス英語の発音で言われるとけっこうグサッときちゃうよね。
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4本めとなるMOSCOTは定番中の定番LEMTOSH(サイズ44)のサングラス。骨董通りのMOSCOTの開店周年記念オリジナル仕様(こういうのに弱いんだよね。)として色付きのガラスレンズがはめられた逸品。色の入り方がマイルドなので、夜のDJ時に使えるかなと思って試してみたけど、それはちょっとキビしかったです。
LEMTOSHはサイズ46も持ってますけど(ていうかLEMTOSHしか持ってないんだけど)結論、小さい方が断然いいですね。少なくとも僕のフェイスには。
起床してからの行動は何時に起きてもほぼ毎朝同じ、その動きやルートも時間の経過と共にどんどん固定化されていくように思います。
我が家には親の代から譲り受けた仏壇と神棚がありまして、毎朝これらに祈りを捧げる短い儀式があります。水、お茶を取り替えて手を合わせ、頭を下げるだけの簡易的なものですが、これがないと一日が始まりません。僕自身は実際そこまで真神深くはないですし、特定の教えに深く関わることにはむしろ懐疑的なスタンスに立っている人間ですが、ご先祖様をはじめ、海、山、自然らに敬意を表し、感謝の気持ちを持って祈りを捧げる行為は、うむ、まあそう悪くないものです。むかし「人には神を信じたいという欲求が備わっている。」と言った人がいますが、たぶん、そういうことなのでしょう。
祈りのあと、観葉植物の様子をチェックしたり、庭のオリーブに水を与えたり、カメの水槽を掃除したりなどの作業が終わるのが起床から1時間後くらい。その間ずっと立ったまま動き回っているのですから、まあまあ忙しい朝と言えましょう。
熱いお茶を片手にやっとリビングの椅子に腰かけて、ノートブックを開け、メールやメッセージ、SNSをチェック。そしてこのブログへとたどり着きます。
ご存知、このブログはほとんど読者がおりません。しかし、更新は順調で、最近は回数も増えつつあります。なぜ誰も読んでいないブログをテンション落とさず長期に渡って続けていくことができるのか?
答えは複数あると思うのですけど、この行為(情報をアウトプットすること)が自分にとってある種「癒し」になっていることは間違いありません。「救い」と言ってもよいかも知れない。メカニズムはよくわかりませんが、これがなければ僕の日々の生活はもう少し窮屈で苦しいものになっているような気がします。
受け手の存在はブログ更新のモチベーションにあまり関係ないようですが、しかし、全く誰も聞いていないというのではストーリーが成立しません。(それならわざわざオンラインで世界中に向けて恥を発信する必要はありません。)もしかしたら誰かが見てくれているかも知れない。その「もしかしたら」が重要で、実際に読者がいるかどうかは、たいした問題ではないようです。
そんなわけでね。今日も「どうでもいい話題」のオンパレードです。
写真のボックスは、小物とかのディスプレー用に置いてあったところを近所のカフェで見つけ、無理を言って譲っていただいたもの。言ってみるもんだなあって思いました。
カテゴリー: かいもの, ことば、エッセイ、ポエム
グラスクリップ:CLIPTOSH / MOSCOT
愛用のメガネがワンタッチでサングラスに。(MOSCOT定番の)LEMTOSH専用でちゃんと「クリップトッシュ」という名前がつけられています。老舗MOSCOTがニューヨーク発信ということはよく知られていますが、実は現在、日本で発売されているモデルのほとんどは中国で生産されているのだそうです。メイド・イン・チャイナ=粗悪品というイメージは今や過去のものとなりつつありますが、金メッキの仕上げとかを見ると、もう少しがんばりましょうという感は否めません。このクリップに関してだけ言えば、そのチープ感も悪くないというか、フェイクスターを目指す僕にとてもよく似合っているように思います。
最近の買い物は先にイメージがあって、あとから現物がついてくるというパターンが多い気がします。その日一杯目のモーニングティーを車でいただく時のためのサーモカップをずっと探しまくっていたのですが、サイズや形状で納得のいくものになかなか出会えず、妥協してスタンレーのフタなしサーモタンブラーにしようかと思い始めていたところで、ほぼすべての条件を満たしたコイツを見つけました。ちょうどコーヒー一杯分というサイズがいいし、いかにもカリフォルニアっぽいデザインも、まあこのカラーなら許されるんじゃないかと。
特に今年になってからよく見かける防水シート(クリアシート?)を再利用したこの手のグッズ。いかにもリサイクル品なものから何万円もするデザイナーズのものまで、形状もポーチ、バッグ、レインコートなど様々です。
10年ぐらい前だったかFREITAG(トラックの幌や自転車のチューブ、車のシートベルトなどをリサイクルして作ったバッグのブランド)が登場した時は、かなりセンセーショナルでしたが、1、リサイクル精神。と、2、これまで誰も見向きもしなかった素材に着目した。という点で、これもその流れを組むものではないかと僕は勝手に想像しています。
FREITAGが成功したのには、話題性やデザインだけでなく、バッグとして非常に使い勝手がよかったことが理由にあげられると思います。軽く、丈夫で、体にしっくりなじみ、開け閉めが楽で、雨にも強い。ツールとしての機能性の高さはブームのピークをすぎた今も十分に魅力的で、おそらく今後もある一定のシェアをキープし続けるのではないかと思います。
対してこっちの方はどうでしょうね。機能性についてはまだ使ってないので何とも言えないけど、ずっと飽きのこないデザインというわけではないかなあ。ハーフスケルトンな感じは悪くないですね。アイデア使っていろいろ見せ方考えるの楽しそう。
見てのとおりサーフィンに行く時なんかアウトドアで活躍しそうだけど、ここはあえてストリートで使ってみようと思います。
ちなみにお値段1300円。WEEKEND (ER)というタグが付いていたけど、これがブランド名?
USBメモリ:bonjour records
USB風のキーホルダーかなと思ったら、これでちゃんと16GBの容量があるのだそうです。これは買ってしまうよね。
独自路線を突っ走るボンジュールレコードのアイテムはオリジナルにしてもセレクトにしてもやはり「DJからの目線」という軸がブレていないところが素敵と思います。毎回小さな発見があるので代官山歩いていると思わずふらり立ち寄ってしまう。カフェラテも普通に美味しいですしね。
さて、この小さくてかわいいヤツ、僕のDJ活動の新しいドアを開く「鍵」となるでしょうか?
ちなみにゴールドのモデルもありました。CDJ使いのDJのみなさん、オススメです。
もともとダイエットをしていたところに入院が重なり、痩せたのはいいのですけど、所有のパンツが全部デカくて腰パンになってしまったり、弊害もないわけではありません。前回、ラッシュガードだけでサーフィンしたら肋骨が当たるところが痛くて、痛くて。
ま、数十年ぶりに自分の理想に近い体型に向かっているところですので、そういうの全部楽しんでいますけど。
新しくベストを入手しました。例によってPatagonia。方々から賛否(主に否の方ね)の声が聞こえてきますが、前にも言ったとおり、僕の中ではそれらの問題はいちおう解決しています。いずれにしてもこれで肋骨気にせずサーフィンに集中できます。
話を戻しまして、入院という想定外の要素(の手助け)はあったものの、この春先に思い立ってスタートさせた肉体改造計画は順調に進んでいると思います。不摂生と運動不足で失った筋力を取り戻すのにはまだ少し時間がかかりそうですが、コンプリートまでの道のりがはっきりと見えています。
これまでいろいろなスタイルのダイエットに挑戦してきましたが、今回は入院をはさんだ前後で全くセオリーが異なっていて、そのどちらも効果を上げているところが自分的にもとても興味深いです。データはしっかり残してありますので、いずれどこかで公開するかも知れません。
数ヶ月前、娘への誕生プレゼント用に剪定鋏を購入。
何で、こんなものを女子中学生がもらって喜ぶと思ったのか?
贈り物のセンスの良し悪しは生まれ持っての才能だと僕は思っています。自分の持ち物やライフスタイルは他人が羨むぐらい趣味がよいのに、贈り物のセレクションが全くなってない人は意外と多い。
かくいう自分も我ながらそのセンスが備わっていないと承知しています。例えば服や音楽に関しては、センスのなさを長年の学習と鍛錬でどうにかカバーできるようになってきた(と自分では思っている)のですけど、贈り物に関してはいくつになってもこの有様。自覚はあるのに変わることができない、おそらく自分の意思とか努力ではどうにもならない分野の話なのでしょう。
ただし、「女子中学生への誕生日プレゼント」という枠を外してしまえば、モノとしては非常に価値のある(そしてセンスのよい)この鋏。結局、娘に渡すことなく数ヶ月、静かに箱の中でたたずんでいましたが、今日、庭木の剪定作業をしたもんで、初めて使ってみました。切れ味、重さ、握り心地、どれをとっても素晴らしく、作業もはかどりましたよ。
以前、ベジタリアンの女性に狐の毛皮の襟巻きをプレゼントした男がいたけど、あれもなかなかひどかったな。
カテゴリー: かいもの, ことば、エッセイ、ポエム, ツール、マシン
HAT :ODDS
この春夏はハットをたくさん買いましたが、これが一番最初。まだシーズンインする前に自由が丘駅前のカフェに併設されているショップで見つけました。つばのへりの部分がわずかにロールアップされているのが特徴的。作りも素材感も粗めで1日かぶっていると頭が疲れますが、このシルエットはありそうでなくてとても貴重。もう少し良い素材で作ってくれたら夏のトレードマークにするんだけどな。
折りたたみ傘:FULTON
DJ出勤時、大雨に当たったので急遽、渋谷ヒカリエで傘を買いました。まあ予想通りというか、外苑前に着いて表に出たら雨すっかり上がっていました。でも、これで次に雨が降るのが少し楽しみになりました。これまでに買った折りたたみ傘は100%の確率で紛失しています。墓場まで持っていくつもりで大事にしよう。
ネックレス:EDIFICE
アクセサリーの類いはほとんど身につけませんが、首まわりのスカーフが野暮ったく見えてしまうこの時期。軽くスマートに襟元を彩る洒落たネックレスがあればなあと思っていたら見つけました。ボロ布をかきあつめたみたいな斬新なデザイン。エスニックなムードのチュニックやリネンのシャツによく合いそうだけど、ここは小綺麗に、あくまで都会的に、オールブラックの中の「くずし」として使ってみるのはいかがでしょう?
プレーントゥ:REGAL
これを言っちゃおしまいなところはあるのですけれど、結論=紳士靴は日本製に限ります。
もちろん日本人特有の足にフィットするという機能性もしかり、革の質、きめ細やかな縫製、頑丈な作り、どれをとっても舶来品に引けを取らず、むしろコストパフォーマンスでは上を行く。僕は何十万もする靴を所有したことがないので、大きなことは言えませんが、例えば同じ価格帯のワークブーツでもTRICKERSよりもREGALの方が断然クオリティーが高いと、昨年、生まれて初めてREGALのブーツを手に入れて知ってしまいました。
ただし、デザイン製はね。国産の新旧シューブランドもあれこれがんばってはいるみたいだけれど、ショーウィンドーに誇らしげに並んだイギリスやイタリアのシューズを見ていると、やはり、まだまだかなあという感は否めません。
REGALで見つけたこのプレーントゥは何と足幅3Eの超幅広仕様。おそらくデザイン製ではなく機能を重視してこの形になったと思うのですが、独特のもっちりしたフォルムにはモードを感じます。例によってソールが恐ろしくダサいのが難点ですが、ま、いずれ貼りかえすればよし。歩き方がいびつなせいでソールの減りも人の倍ですので、どのみち数年後には手を加えることになると思います。
この歳になってこういう買い物をすると、あと何年ぐらい生きるのかなあというようなことが漠然と頭の中をよぎります。10年にしろ、20年にしろ、手入れしながら普通に履くことを考えれば、おそらくこれが僕がこの人生で最後に買ったプレーントゥということになるでしょう。人生というのは意外に短いものですね。