カテゴリー別アーカイブ: かいもの

キダオレ日記

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Hat : ヴィヴィアンウエストウッド

記憶が正しければ、生涯初、ヴィヴィアンウエストウッドで買い物をしました。若い頃は憧れだったけど、貧乏人には手が出るわけもなく、年をとってから(今でもまあまあ貧乏ですが)は、そこまでアバンギャルドな服を身につける機会もなく、ジャンポールゴルチエとかもそうですが、長らく、興味はあっても縁のないブランドのひとつでした。

英国調のポーラーハットのフォルムを相伝しつつ、対照的ともいえる夏バカンスなムードに溶かし込んだ、「さすがはヴィヴィアン」と言いたくなるようなアイテム。まあおそらくライセンス生産でご本人はこれが存在していることすら知らないとは思いますけど。

かのワールズエンドは今でもキングスロードにあるのだと店の女の子が教えてくれました。床の傾きも当時のままなのだそうです。

キダオレ日記(ガウン)

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ガウン:SUN SURF × KEITA MARUYAMA

まさか生涯で丸山敬太のデザインしたものを身につける日がくるとは。

丸山敬太さんのブランドやデザインには全くネガティブな感情はないのですけど、自分とは異なる宇宙の中に住まわれていて、どこにも接点がないと思っていました。そういう意味では音楽家の藤原ヒロシさんも同じ。でもそうやって考えてみると同世代のクリエーターで距離が近いと感じる人はそんなにいないわけで、もしかしたら僕は彼らの存在を意図的に排除しながら生きてきたということなのかも知れません。

BEAMSを物色していて、ほぼイメージ通りのガウン(つるつるした素材で派手な柄)を発見し、即買いしました。アロハシャツブランドのSUN SURFとのコラボってことで、用途的にはやはり海が舞台なのでしょうが、まあこれをストリートで使ってみようと思います。丸山敬太さんご本人も普段着に引っ掛けて着ているとショップの女の子が言ってました。

まあとにかく、世の中何が起こるかわかんないものです。

キダオレ日記 キーホルダー

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外出時に携帯するものと言えば、スマホ、クレジットカード、免許証、あとは鍵と小銭ぐらいでしょうか。最近は「身軽」がマイトレンドで、なるべく荷物を少なく、バッグを持たずに手ぶらで外出することも多くなりました。

以前は歯ブラシセットを携帯していたのですけど、外食しなければ歯を磨く必要もないよなあ。というように、「物をもたない」ことによって行動パターンにも変化が生じます。物を持つのが嫌だから買い物も減るし、外食も買い物もしないなら、そもそも何のために外出するのかという疑問も発生する。

鍵だってじゃらじゃらいくつも必要あらんせん。だいたいにして家は一軒しかないのに何でこんなにたくさん鍵があるんだ?勝手口の鍵、店の鍵、母の家の鍵、自転車の鍵、外していったら最後に残ったのは玄関と車の1本ずつだけになりました。車だって毎日運転するわけじゃないから結局外します。鍵を用途ごとに小さめのナスカンでまとめておいて、必要なのだけ、持って出るようにすればよし。

写真:それらの束をまとめるためのメインのナスカンをこのたび手に入れることができました。ぱっと見た時ちょっとクロムハーツを思い起こしたんですけど、実際にクロムハーツと同じシルバーが使われているとのことでした。

キダオレ日記 ハット

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ハット:KIJIMA TAKAYUKI

ここ数年、どのセレクトショップでも必ずと言ってよいぐらいよく見かけるKIJIMA TAKAYUKIの帽子。気がつけば僕も半ダースぐらい所有しています。トレンドを取り入れつつも独創的、ハットをたたんで持ち運びできたりなどのアイデアや実用性もあり、しかもリーズナブルなお値段設定とあって、まあとにかくマイナスポイントが見つかりません。他のブランドが置いてけぼりを食らうのも理解できます。ブランドの名前表記を英米式にせず、苗字を頭に持ってきたのも正解と思います。TAKAYUKI KIJIMAでも悪くないけど、KIJIから始まった方がエレガントな気がする。サイズやカラーの展開が多いのもの魅力のひとつ。こちらはつばの短いネイビーカラーのタイプ。かなり気に入ったのでたぶん色違いのブラックも買うんじゃないかと思います。

キダオレ日記 T-シャツ

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結婚記念日に妻とおそろいでT-シャツを購入しました。ペアルックで出かけることはまずないですけどね。PLAYではめずらしいインディゴ染め。オーバーサイズがトレンドの中、けっこうコンパクトでピッタリなパターン。脇のところもしっかり絞ってあります。裾は長めなので、たくし上げて腰回りに表情作る感じかなあ。ハートのプリントはこのサイズだとさすがにちょっとベトっとします。ま、ファッションは「忍耐」ですからね。あえてジャケットの下に着て、プリントちょい見せぐらいがかっこいいのではないかと思っています。

キダオレ日記 スニーカー問題

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スニーカー問題。ハイテクなタイプのモデルは僕とはもう無関係ですし、もともとAIRMAXなどのトレンドには色されることなくうまくくぐり抜けてきました。それでもオールスターとスタンスミスの間を行ったり来たり、サーフィンをやるようになってからはそれにVANSが加わったり、とつぜんニューバランスが復活してきたりと、スニーカーのブランドがきっちり定まったことは一度もありません。友人のツトムくんなんかはいつの時代も足元は常に同じナイキの定番で、それが彼のスタイルとして確立しているの、羨ましいなあと思います。

まあ、僕はどの時代もずっとパラディウムを履き続けてきていて、それはそれで自分のカラーだとは思っていますが、パラディウムはこのスニーカー論争とは別カテゴリーのアイテムなんだよね。良くも悪くも蚊帳の外の話です。

昨年、突然やってきたブラックコムデのマイブーム。ブラックとナイキのコラボのあおりを受けてスポーツウェアもスニーカーもにわかにナイキに目が行くようになってきました。

写真:そんなBLACK&NIKEが発表した「ナイトトラック」。マイケルジャクソンが生きていたら喜んで履きそうな80’Sに捧げるオマージュ。ブラックらしくモノトーンでまとめられていると思いきやソールがラメ仕様という大人の色気たっぷりの逸品。コレ履いてディスコに、、行くわけはないけれど、わりと足にしっくりきたのは意外でした。勇敢にダブルのジャケットに合わせてみようと思います。

キダオレ日記

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とうとう、というべきか、ヨガを始めました。何年も前からずっと興味はあったんですけどね。なかなかきっかけがなくて遠回しになっていました。あちこち故障が続いて大好きなキックボクシングをお休みしてまして、あまりにも体がなまりすぎ、このままでは精神衛生上もよろしくないと思って意を決したわけであります。

目指すのはガチの精神世界ではなくて、あくまでアーバンスタイル。インターネットでなるべくスピリチュアルな雰囲気の少なそうなスタジオを選んで入会しましたが、今のところまあ許容範囲内かな。周囲からは鶴太郎さんみたいになるんじゃないかと心配されてる節がありますが、あそこまでストイックになるほどピュアではないと自分では思っています。

何をやるにもまずは着るものがいちばん大事。ウェアはナイキとコラボのコムデギャルソンで決まりです。これを着てヨガマット背負って歩く街並みはまた見え方がぜんぜん違いますね。服というのは本当に不思議なものです。

まだ始まったばかりで、たいした変化は感じていませんが、レッスンのあとはものすごくお腹がすき、またどろどろに眠くなります。さて、どうなることやら。

 

キダオレ日記

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セットアップ:Adam et Rope

毎年、春が来ると普段着用に薄い素材のセットアップを買います。ガンガン着倒してシーズンが終わったら捨ててしまうので、値段もなるべく安いのから選びます。昨年は確かユナイテッドアローズでグレーのセットを買ったはず。今年はアダムで写真だとちょっとわかりにくいけど色はネイビーです。見ての通り、ジャケットはデカめ、パンツは太め。ウエストは直しに出して3cmぐらい詰めました。痩せて気分はいいけれど、市販の服、適正サイズのパンツ探しは困難を極めています。さておき、最近の若い男の子たちが好みそうな今風のシルエットの服、着こなせるかどうか。

追記 : 後日、パンツも直しから帰ってきて、自宅で上下着てみたら悲惨なくらい似合いませんでした。久しぶりに新品ゴミ箱行き。

おかげでまたセットアップを探さなくてはならなくなりました。今回のぶんと合わせたら、コムデギャルソンの上下が買えたな。最初からコムデに行けばよかった。

しかし昨今のオーバーサイズなシルエットのトレンドは手強いですね。おじさんをファッションから締め出そうという意思すらちらつく気がします。

余談 : 数年前までよく買い物をしていたエンジニアードガーメンツの今季は赤、青、白などの明るいカラーのアイテムがたくさんあって、久しぶりに購買神経を刺激されました。ただ僕のサイズは最初から作られてなかったり、数が少なくて売り切れたりで、結局何も買えませんでした。チビはオシャレするなと言われているみたいで悲しいですね。

ちなみに「ゆったり大きめ」の波はEGまで影響を及ぼしているようで、昨シーズンまで見られていたジャケットの「絞り」がなくなってストンとしたシルエットに変貌していました。どんどんトレンドに置いていかれます。

キダオレ日記 UA

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左:ネックレス/FLORIAN 右:Tシャツ/biscuithead

何だかんだでユナイテッドアローズにはやはり毎年お世話になります。あちこちあるけど、キャットストリートのDISTRICTは必ずチェック。今どきなかなか攻撃的なセレクションをしてくれていて行くのが楽しみ、階段上る時いつも胸が高鳴ります。

まあ「パーティで1回着たら終わり」という感じの服を買うのは今の僕のライフスタイルにそぐわず、だいたい「見るだけ」なんですけどね。(実際はB&Yとかで現実的なアイテムを買っています。そういう人、案外多いんじゃないかな。)

この日はピンクのTシャツとシルバーのネックレスを入手。どちらも普段の僕の中に全くないイメージですけど、ま、たまには冒険も必要。無骨ながらもエレガントを兼ね備えたシルバーは身に付けると想像以上に気分が高揚します。

キダオレ日記 ストール

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鮮やかな赤いストールはアニエスベー。色にはもともと強いアニエスですけど、今季は特にカラフルなアイテムが目を惹きました。アフリカの染物かしら?強い太陽の下でないとこういう色は出ないんじゃないかと思います。真夏に活躍しそう。

キダオレ日記

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今夜は都内某所で開催されるクローズドのイベントでDJします。立ち位置としては給仕さんたちやカメラさんと同じスタッフのひとり、つまり黒子ですので衣装もそれなりに。まあオールブラックが無難ですね。ようやく春らしい陽気になってきたので、昨年のシーズンアウト時期に滑り込みで買った5351のセットアップに袖を通します。気分上がるなあ。この素材感で敢えてのダブル。ゴーイチはいつの時代も期待に応えてくれます。

キダオレ日記 赤ソックス談義

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ソックスは赤が基本としつこいぐらいアピールしてきました。その声が届いたとは思いませんが、手に入れるのに苦労していたメンズの赤ソックスを、セレクトショップなどでちょくちょく見かけるようになりました。それでもショートタイプの赤ソックスは知る限りではユニクロでしか売っていません。ところがやはりユニクロ、というと失礼だけど、いまいちデザインが野暮ったいのが難点でした。リブの部分があと1センチ、いや5ミリ短ければしっくりくるのに。と思っていたのが2017年。

2018年春。ユニクロは完璧なシルエットのショートサイズソックスを投入してきました。いちおうスポーツソックスというカテゴリーでの展開らしく、滑りにくさ、通気性なども考慮されているようです。これで長い間悩み続けた夏場のソックス問題に終止符が打たれました。ありがとうユニクロ。ありがとうオブライエン。ありがとう。

P.S 欲を言えば発色がもう少し明るめだともっとありがたい。

香港レコード事情

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香港でちゃんとしたコーヒーが飲めることがわかり、地下鉄やトラムの乗り方も把握できて移動手段も確保。となると次はレコードですね。酒もタバコもドラッグもやめた僕にとって、生きていくために必要なのはコーヒーと音楽ぐらい。今は通販で全世界から欲しいレコードを取り寄せられるようにはなりましたが、いい感じのレコードショップが街にあるとないとでは、その街の住み心地は全く違ってくると思います。

で、行ってきました。WHITE NOISE RECORDS。マニアックかつセンスがよいセレクションのレコードショップだとは聞いていたのですけど、いやあ、ぶっ飛びました。エレクトロ、アンビエント、実験系、、趣味が合う合う、涎モノ名盤のオンパレード。商品はきっちりとわかりやすくカテゴリー分け(クラウトロックのコーナーなんてのがありました。)され、多くには英語のキャプションがついていてレコードに対する愛情を感じます。

店ごと持って帰りたいぐらいたくさんの欲しいレコードがありましたが、荷物になっちゃうんでね。2枚だけ購入しました。東京でDJする時に使います。どうぞお楽しみに。

写真:オーナーのGARYさんはレコードショップの運営以外にもライブイベントのオーガナイズなど様々な活動を行っている香港アンダーグランドカルチャーのキーパーソンのひとり。

キダオレ日記 ニットキャップ

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ニットキャップ:NAISSANCE

完璧なニットキャップを見つけるのは完璧な結婚相手を見つけるのと同じぐらい難しい。という話をこのブログでも再三してまいりました。特にロン毛になってから、ニット帽探しはより困難になったように思います。(おそらく理想の結婚相手を探す際にも「ロン毛」は障害のひとつになることでしょう。)

どちらかというと春夏対応と思われるネサーンスのニット帽。以前ブルー色のものを入手して気に入り、今回は同じデザインでオーソドックスなブラックを手に入れました。大振り、肉厚、頑丈、肌触りも悪くないですし、かなり理想に近いと思います。

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キダオレ日記

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ポーチ:adam et rope

サーフィングッズなどを扱うショップでよく見かけるポリ塩化ビニル素材のバッグ。軽量、簡易的な防水機能、実用性高し、サイズや形状も豊富とあって、サーファーなら誰しもひとつやふたつは持っているであろう便利グッズです。

これに財布からサングラス、ノートブックなどを入れて普通にポーチ代わりに使っていたところ、行く先々で「それ、いいっすね。」と声をかけられます。特にオシャレと思って使ってるわけじゃないんですけどね。

そんな街の声をキャッチしたかどうか、アダムエロペからオリジナルのPVCポーチが発売されていました。海に似合いそうなブルーのと迷ったんですけど、ふだんの服と合わせやすいブラックをチョイスしました。

「最近、服の好み変わりました?」

嬉しいことに、ショップの男の子がこのブログを見てくれているみたいです。リアクション欲しさにブログをやっているわけではないのですけど、見てくれている人がいるというのはやはりモチベーションにつながります。ありがたいです。

最近、アダムであまり服、買ってなくてすみません。服の好みが変わったというか、元に戻ったという感じはあるかも知れないなあ。

キダオレ日記

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セットアップ:adidas XBYO

ジムの往復に着用するウェアを探しまくって、やっと見つけました。2016年スタート、アディダスの新アパレルライン”XBYO”。主にセレクトショップなどで展開しているとのこと。そう言えば昨年だかBEAMSで見かけたような気がします。

普通のアディダス上下を着ると普通におじさん、場外馬券売り場とかにいそうなおじさんみたいになります。ナイキでも他のブランドでも同じ。

今年のスポーツウェアは全体的にスケーターっぽいストリートなイメージが取り入れられているようで、ますますおじさんの居場所がありません。

ハイラグジュアリーブランドのスウェットでレオンなオヤジ風にキメるという手があるのでしょうが、たかがスウェットに10万円とかアホらしくてつきあってられない。成り上がり風のファッション(というかライフスタイル)には本当に興味がないんだよね。

という風に消去法で対象物がどんどんなくなってゆきます。

「もういいや」と匙を投げかけていた時に、ひゅっと目に入ってきました。新宿三丁目のEDIFCEの2階です。複雑な立体裁断とどこまでもストイックなブラックの組み合わせが新鮮。韓流ダンサーが好みそうな未来的なシルエット(今シーズンのデザイナーは女性と聞きました。)に仕上がっています。おじさん、負けずに着こなせるでしょうか。がんばります。

 

キダオレ日記

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スウェットパンツ:NIKE SB

まだまだ寒いですけど、もう冬服は見たくない。春先取りでハーフパンツを探しているのですが、店頭に並び始めるまで、もう少し時間がかかりそうです。この時期に夏物をずらっとまとめて陳列できるブランドが結局は生き残るのではないかと思うのですけどね。

スポーツウェアは「おじさん臭さ」との戦い。年々むずかしくなります。ちょっとサルエルっぽいシルエットのパンツはナイキのスケートボードライン。スケボーカルチャーとはありとあらゆる意味で無関係に生きてきましたが、さてうまく着こなすことができるでしょうか。

ルーペ

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老眼はかなり進行していて老眼鏡も持っていますが、日常生活ではあまり使いません。いちいち面倒でね。なので電車で座ってる状態だとiPhoneはだいたい膝ぐらいの位置にあります。

レコードかける時もタイトルが読めないので、もう針を置いて確認。まあ、よく聴くレコードはだいたいの位置を手の方がおぼえてくれているのであまり不便はないかな。CDだとこうはいかない。ますますアナログレコード愛が増幅してしまいます。

胸ポケットからルーペを出してレコードのタイトルを読んでる様がかっこいいのではないかと思って入手してみました。パフォーマンス用のツール。足悪くないのに杖を持ってるおじいさんみたいな感じでしょうか。

変身

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本ブログ未公開の下書きのアーカイブをチェックしていたらコム・デ・ギャルソンの服に言及する記事を発見。2017年の9月に書かれたもの。未完成だが、そのまま掲載する。

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ダイエットに成功。途中まさかの入院というイレギュラーなできごとがあったので、「計画と努力の成果」とは言い難いのですが、とにもかくにも、数値上の目標を達成し、その状態を数ヶ月維持しています。体重と体型は20代の頃とほぼ同じ。余計な脂肪がなくなって心も身体もスッキリ。(ちょっと極端な表現ですけど)生きているのが心地よい。おそらく脂肪だけではなく、体や心にまとわりついていた邪悪なものが一挙に削ぎ落とされたのでしょう。

ただし、この「変身」。人の目には少々異様に映るようで、まあ痩せすぎて「キモい」レベルであるようなんだよね。癌とか摂食障害なんかの病気なんじゃないかと心配(あるいは歓喜)している人もいるような感じがします。

洋服もこれまで着ていたものが全部大きくなってしまって、これを期に総入れ替えするかなあ。この秋冬はちょっと服にお金がかかってしまいそう。ボディラインにピッタリ合わせたタイトなシルエットの服は「キモさ」を助長するばかりなので、体全体をラッピングするような形状の服に移行していくことになるのだと思います。

というわけでコムデギャルソン。

ここ数日、あちこちでコムデのストアを物色しているのですけど、改めて、コムデギャルソンってすごいなあって再認識させられています。痩せもデブもマッチョもチビも関係ない。どころか、ジェンダーや肌の色の枠も超え、すべての人間を美しくスタイリッシュに変身させることができる服を作り続けているブランドはコムデギャルソンの他にはあらんせん。

クオリティーや創造性はそのままに価格帯をコレクションラインの半額程度に収めた”BLACK”は僕らのような低所得者層にとっていちばん手の届きやすいコムデギャルソン。何でもリーマンショック時の救済措置としてスタートした「エマージェンシーブランド」だったそうな。コムデが「救済」したかったのはファンや自分のところの従業員のみならず、ファッション業界全体やもっと言えば世界そのものだったと思うんだよね。

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追記:途中で文章が途切れているが、おそらく「ファッションと政治」の関連性について語りたかったものと思われる。

 

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キダオレ日記

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Tシャツ:BLACK COMME des GARÇONS × NIKE

ブラックコムデとナイキのコラボTシャツ。実用性がありそうだったのでキックボクシングの練習の時に着てみましたが普通にスポーツウェアとして使えそうです。ヨガとか春先のジョギングなんかにもいいかも。

どうせならセットでボトムも作ってもらいたかったですけど、ルックを見た感じではこれは普通にBLACKのジャケットやパンツと合わせるためのTで、スポーツの現場で使うことはもともとあまり計算には入ってないようです。

ま、いつもよりちょっとゴージャスな気分で練習することができました。

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プレゼント

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自分に自分でクリスマスプレゼント。買った時はちょっとエレガントすぎるかなあと思ったのですけど、実際に身につけてみたらあっというまにくすんで、それっぽい雰囲気になりました。とてもティファニーには見えますまい。Aの頭文字はもちろん妻の名前。アナーキストのAではありません。(アンチクライストのAでもない。)

AKARI

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誰もが知ってるランプシェードのロングランヒット、イサムノグチの「AKARI」が我が家にやってきました。ヨーロッパに住んでいた時は本当にあっちこっちで見かけましたね。実は当時はあまり好きではありませんでした。いわゆる「和モノ」にはもともとあまり興味がなかったというのもありますが、それ以上に「和と洋の融合」みたいのが苦手で、三味線でロックをやったりとかそういうの、何だかフェイクというか偽善的な感じがして敬遠していました。

この30年(特にここ数年)で僕にもいろいろな変化があって、今では和と洋で無理に線を引くことも少なくなったと思います。和であれ洋であれ、フェイクであれリアルであれ、このAKARIは今の我が家のリビングにはとてもよく合ってるんじゃないかな。

時計

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壁掛け時計:RIKI CLOCK

壁掛け時計が壊れました。20年ぐらい動いていたと思います。新しく買ったコレもたぶんそれぐらいは動き続けるのだと思います。この時計の針が止まるのと僕が死ぬのとどっちが先か?けっこういい勝負かも。

いずれにしてもこの時計、僕がこの人生で購入した最後の壁掛け時計になる可能性はかなり高い。そういう意味ではなかなかよいセレクトをしたのではないかと満足しています。5年でも10年でも飽きずに見ていられそう。

ちなみにデザイナーのRikiさんはご当人が92歳の時にこの時計をデザインしたそうです。あと40年か。けっこうあるな。

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キダオレ日記 ネックレス

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Tiffanyのネックレスです。シルバー製。

僕は土着願望が稀薄で、食事や日常生活も特に日本式にこだわりがありませんので、もし、この国を追い出されて二度と戻れない、みたいな状況になっても、行った先の習慣にうまく対応してのらりくらりやっていけるような気がします。日本食も大好きだけど、毎日カレーしかないと言われれば、まあしょうがないかと受け入れられるタイプ。トイレだって子供の頃は和式で、いつのまにか洋式がスタンダードになって、最初は苦労してたけど、今じゃ和式でできないもんね。

ただ風呂ばかりは日本スタイルがいいなあ。日本各地にある温泉しかり、数は少なくなったけど頑張ってる銭湯しかり。デカイ湯船に身体が焼けるぐらいの熱いお湯が張ってある風呂が庶民レベルであちこちにあるのは僕が知る限りでは日本だけだと思います。

温泉や銭湯に行けない時は自宅の風呂を45℃ぐらいに設定して入ります。公衆浴場にはとてもかないませんが、それでも一日の疲れを癒すにはじゅうぶん。何で風呂の話ばっかりしてるかって、このネックレス、風呂の栓をつなぐチェーンみたいだよね。

キダオレ日記 赤ソックス

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目にしたら買ってしまう赤ソックス。これはサーフィン行く時とかのアウトドアなシーンで普通に使えるかな?

脱Patagoniaで何となくノースフェイスにシフトしつつある実用着。そんな中、屋内外で活躍していたダウンベストをキッチンで火に当ててしまいました。すごい香ばしい匂いがしたかと思ったら腹の部分から内臓が飛び出してくるみたいな勢いで羽毛がじゃぶじゃぶ出てきてキッチン内さながらメルヘンチックなスプラッタ映画。

頑丈なアウトドアのウェアが火に弱いということを身をもって知りました。ダウンベストの残骸はそのままゴミ箱行きでしたが、後になって、Patagoniaが商品のリペアにも力を入れていることを思い出しました。もしかしたら修繕できたのかな。

そんなわけで次のダウンベストをどのブランドものにするか、悩み中です。

 

キダオレ日記 黒ニット

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カットソー:COMME des GARCONS BLACK

あると便利な黒ニット。MADE IN スコットランドってことで、てっきりウールかと思いきや、ポリエステル素材なんだそうな。学生服の下に着るセーターを作ってるメーカーに注文したと聞きました。頑丈そうで頼もしい。シャツを見せてもいいし、Tシャツでもいいし、いろんな場面で活躍しそう。着倒します。Vネックバージョンもあったんだけど僕のサイズはすでに売り切れてました。

the Holy Land

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ストップウォッチ:BETAK

(今更ながらではあるのですけど)とうとう銀座のDOVER STREET MARKETに足を踏み入れてしまいました。3階まで上がったところで、すでに買い物しすぎてしまい、このまま上まで行ったら破産してしまいそうで、途中で帰ってきてしまいました。というのは作り話だけれど、何だか目に入ってくるもの全てが好物すぎて、全部いっぺんに食べてしまうのが勿体ない感じ。次は時間に余裕持ってゆっくり一番上のカフェまで網羅したいと思います。

写真は戦利品のひとつ。ファッションショー界の英雄=ランウェイプロデューサーAlexandre de Betakのオリジナルストップウォッチ。詳しいことはよくわからないのですけど、ショーの必需品のストップウォッチを自ら作ってしまったということなのでしょう。実際にショーの現場で本人が使用しているようです。

さっそくDJブースで使ってみたけど、牧師が首から下げてる十字架ぐらいの存在感があって気分上がりました。重要なタイムキープの実用性もGOOD。首かけストップウォッチ、DJマックロマンスのトレードマークになりそうです。

DSM。ヤバいっすね。もう僕のエルサレム。

キダオレ日記 ニット帽

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ニットキャップ:KIJIMA TAKAYUKI

同じようなニットキャップが自宅に何十枚もあります。ニットキャップはある程度の回数と時間、身に付けてみないとその良し悪しがわからないというウェアーズ泣かせのアイテム。毎回「今度こそは」と期待を持って購入するのですけど、52年間生きてきてまだ「完全なニットキャップ」に出会ったことがありません。これはどうだろうなあ。

追記:わりと早い段階で毛玉が出てぱっと見た感じ商店街のオバちゃんストアで売っている帽子とあまり変わらないような雰囲気になってしまいました。アンゴラは毛玉が出やすいのかな。ロン毛をまとめて後頭部に収納した際のシルエットはちょっとラスタ帽っぽくもあって好みの分かれるところ。暖かさ、通気性、肌触りは良好。実用性を取ってこの冬は普段使いにけっこう活躍しました。

キダオレ日記 ブラックジーンズ

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Jeans:A.P.C

スキニータイプのブラックジーンズ。たぶん生まれて初めてA.P.Cで買い物をしました。ずっと気になるブランドではあったけど、何故か接点がなかったんだよね。

コムデギャルソンのBLACKもそうですし、アニエスベーしかり、このところ、ユニセックスなデザインのアイテムを扱うブランドに吸い寄せられる傾向にあります。もしかしたらラインを越えてウィメンズのエリアに立ち入る可能性もなきにしもな感じ。

キダオレ日記 この冬のウェア

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冬の普段着はアウトドア、スポーツウェアを着用する機会多し。昨年はやたらPatagonia製品を買いまくりました。Patagonia、実用性は悪くない。でも、ぶっちゃけ、おじさん臭いんだよなあ。まあ、おじさんなんだけどね。おじさんがおじさんの服を着ておじさんにしか見えないという事実を受け入れられるかどうかという話。

今年はノースフェイスにちょっとだけトライしてみようと思います。ノースフェイスだって別に若者のためのブランドなわけじゃないし、何を着たところでおじさんがおじさんであることからは逃れられないとは思うけど、何となくPatagoniaよりはマシなんじゃないかと思っています。ちょっと試してオレっぽくないなあと思ったらすぐやめます。