半月ほど前に「記録」というタイトルでコロナ騒動について書いた。あれから状況は悪くなるばかりで、あれよと言う間に首都圏に緊急事態宣言が発令された。自宅と海にしかいない自分にはあまり関係のない話だろうと思っていたが、波情報のアプリを見たら、情報の一部が見れないようになっていた。海にも行くなということなんだな。都内の満員電車は放置状態(未確認)らしいから要するに、会社の仕事>感染>その他もろもろ、ということらしい。世の中で何が重要とされているか、このような非常事態になるとよくわかる。
刻一刻と変化し続ける状況に思考がついていけず、この記事も何度か書き直しているのだが、手短に現在のスタンスというか心境を記しておく。
最初、コロナの話を耳にした時に、私はこれはモンサントが菌を撒いて特効薬で一儲けしようとしているのだと思った。先の震災以来、私の頭は放射脳化しているので、何が起こっても一度はそのような陰謀説を疑ってかかるようになっている。その後、日々の状況を見聞きしていく中で、これは意図的にセットアップされたものではなく、偶発的に起きた事件であると認識し、自身の当初の目論見を恥じることになるのだが、実は今またその気持ちも少し揺らぎ始めている。
さすがにもう陰謀とまでは言わないが、このコロナ騒動には公には発表されていない何か重要なことが隠されているような気がする。根拠はないが何となく感じるのである。嘘はついていないが全て話しているわけではない。という類の文章にはそれ相応の特徴があって、下手な歌手の歌の良いところだけを切り貼りして作った曲を聴くみたいに、どこか居心地の悪さが付着していて、わかる人にはわかるのだ。
あるいは国民がパニックに陥らないための配慮がなされているというだけの話かも知れない。長引く外出自粛生活であれこれ考え過ぎて私の脳がメルトダウンし始めたのかも知れない。パニックを煽るようなつもりは毛頭ない。現在の心境をなるべく正直に簡潔に書いた。また恥じることになろうが、言うまでもなくそうなった方が良い。