10年ぐらい前に買ったシアサッカーのセットアップ(日本製)がデザインもシルエットもどことなく今期のトムブラウンに似ていることに気がつき、ワードローブの奥から出してきて袖を通してみた。うむ。少々野暮ったい感じはあるけれど、なるほど、2019年にじゅうぶん通用しそうである。で、これに合わせるためトムブラウンのソックスを購入してみたら、予想通りにうまくいった。
エセ、トムブラウンルックにて気分良く街に出てみたはよいものの、やはりこのトリコロールは人様の目につくようで、行く先々で「ジャケットやパンツもトムブラウンなのか?」と尋ねられる。「いえ、これは10年前の日本製でして、、。」と説明する時の敗北感ったらない。
10年も前の服を今になって綺麗に着こなすことはむしろ胸を張るべきだと思うのだけど、ブランド品がかえって全体の足を引っ張っているという逆効果の一例である。とはいえ買ってしまったソックス、トリコロールを剥がして履くかどうかは未だ検討中である。