映画「ボヘミアン・ラプソディー」を観ました。クイーンのことをあまり知らなかったけど、この映画でファンになったという人かなりいるんじゃないかな。僕自身もファンだったことは一度もないのですけど、ちょっとこれまでの態度を改めなくてならんという気持ちにさせられました。
ライブのシーンはある意味で本物のクイーンを超えています。たぶん本物のクイーンのライブ映像を同じように映画館で大音量で流しても、ここまでスクリーンに引き込まれることはないんじゃないかな。映画の持つ「底力」を感じました。映画はリアルを超越する。
キャスティングがよかった。よくもまああれだけ適役を見つけてきたもんです。フレディマーキュリーの動きなんかちょっとやそっとで真似できるもんじゃあらんせん。あの感じですと、きっと彼はプリンスも演じることができるんじゃないでしょうか。あとブライアンメイはそっくりすぎて本人としか思えませんでした。
時代背景も自分の青春時代と合致しますし、タイムカプセルの鍵を開けられて、いろんなこと思い出したりもして、アホみたいにたくさん泣きました。
映画っていいなあ。
そうそう、ささやかな自慢ですけど、映画に出てくるロック・フィールド・スタジオで僕も80年代にレコーディングをしたことがあるんだよ。