5年ぐらい前になろうか。友人に「恥ずかしながら腕時計を所有していないのだ。」という話をしたら、哀れに思ったのかオメガのスピードマスターをほとんどただみたいな値段で譲ってくれた。気に入って使っているが、服によっては似合わないケースもないではない。
新調するにあたって、少しポップなデザインのものがよいかと、あまり迷うことなく人生初のG-SHOCKオーナーになった。
さっそく腕につけて海に入ってみたが、海では時計を全く見ないことに気がついた。太陽の位置でだいたいの時間はわかるし、そもそも、そういう(時間といった)概念から解放されるために我々は海に入るのかも知れない。(と、書いてちょっとかっこつけすぎだよなと自分で思った。)
おそらくこれがこの人生最後のG-SHOCKということになろう。人が一生のうちにできることは以外と少ない。