日常的にフレグランスは使っていませんが、夜に出歩く時は身だしなみ程度に香りをまといます。長くラルフローレンのロマンス(名前からして選択の余地がありませんし、爽やかな香りも好みでした。)を愛用していたのですが、終売になって数年。ストックもとうとう最後の一滴まで使い切ってしまい、新たな香りを探すことになりました。
もともと僕はクリスチャンディオールのポワゾンとか、イヴサンローランのオピウムのような主張が強く、かつ、エグめの香りが好きで、こっそりシャネルのエゴイストを持っていたりもします。(まあ実際にエゴイストを使う場面って年に1度あるかないかぐらいのものですが。)シャネルの香水はとにかくボトルのデザインがかっこよくて、オブジェクトとしても萌えますね。
映画の帰りに渋谷の西武百貨店(古巣です。)のシャネルのショップで香りの吟味をしていたところ、お店の方に勧められたのが、写真の真ん中=パリ-ビアリッツ。ずばり、南ヨーロッパの「海」を連想させる、ロマンティックな香り。その前に10種類ぐらいくんくんやってたの全部吹き飛んでしまいました。これで決まり。2018年の新作というのもいいし、ユニセックスというのがまたいい。
よい香りとの出会いは本当に気分が高揚します。これはたぶん自力では見つけられなかったんじゃないかな。勧めてくれたお姉さん(の感性)に感謝です。これだけインターネット中心の世の中にあっても、香水売り場は最後までなくならないでしょうね。きっと。