エレガンスとロックを融合させた男服ブランド “5351 POUR LES HOMMES”の代官山店リニューアルイベントでDJすることが決まりました。
同ブランドとは何かと縁があって、つかずはなれず四半世紀のおつきあいになります。ジャンルは違えど美学を追求する者として同じ時代の中で戦ってきた戦友のような愛着がある。(二等兵と大佐ぐらいの位の差はありますが、まあそれはさておき。)バーテンダー時代からパーティーのケータリングサービスをやらせてもらっていて、僕のベストバーワークは外苑で開催された同ブランドの展示会。冬のラグビー場を暗幕でラッピングした演出は衝撃的でした。
それを言っちゃあおしめえよ。みたいなことを敢えて言うのですけど、成金はだいたい小太りなんだよね。最近でこそシェイプアップに目覚めたお金持ちもちらほら見かけますけど、体型と収入にはあるていど相関性があると僕は思っています。(ちゃんと調べたわけではないけどきっとあるでしょう。)うまいもんは喰うわ、酒は飲むわで、腹が出てくるのもいたしかたない。当然、服の形もそれに対応せざるを得ない。いくらかっこいい服を作ったって着れないんじゃ買いようがありませんので。
そう。
5351は文字通り「着る人を選ぶ服」作りをしているブランドです。成功して金持ちになった人でも、その腹を引っ込めないことにはこの服屋の服は着れない。服は本来そうであるべきと僕は思っています。人が服を選ぶのではない、服が、それを身に纏うにふさわしい人を選ぶんだ。
とにかく、服屋でレコードかけるのは、僕としては最上級の誉れ。世界一クールな選曲で会場の空気を震わせてまいります。やったるぜ。
5351POUR LES HOMMES DAIKANYAMA REOPEN PARTY : FRI,24 AUG,2018