偶数月の第三金曜の夜にJICOO(東京湾クルーズ)で開催されるイベント”EXTRA+FRIDAY”に8月も参加します。JICOOでは、やってる本人が「ほんとにいいのかな?」と思うぐらい毎回かなり攻め込んだプレイを展開させてもらっていますが、今回も普通のDJな感じにはならなそう。
ゲストにフルートの女王様=斉藤真紀さんをお招きしてのDAZZ SESSIONです。彼女はアフロバンド=ジャリブ(Jaribu Afrobeat Arkestra)で長らくフロントを務めてらしたから、ご存知の方も多いと思います。バンド脱退後もアフロミュージックはもちろんのこと、舞踏や絵画、映像のフィールドまで進出して変幻自在に美しい旋律を撒き散らしてらっしゃいます。
見ての通りのアジアンビューティー。天は二物を与えてしまったわけですが、セッションで、どこまで彼女の妖艶な魅力を引き出すことができるか、今から心臓バクンバクンしています。まあこのコンビですのでエロいサウンドになることだけは間違いないでしょう。
実は彼女とはいちどだけ一緒にプレイしたことがあります。僕がDJデビューしてまだ間もない頃、レコードに合わせて彼女がフルートを重ね、レオナがタップを踏むという内容。曲はエスケンさんが選んだもので、僕はキューに合わせてレコードに針を置くというだけの地味な役割でしたが、スピーカーから流れてくる音に興奮したのをおぼえています。漠然とまたいつかセッションできればいいなと妄想していたのが、今回(五年越しに)実現することになりました。
僕たちの他の出演者も濃厚です。特にメインのAuthentic Midget Orchestraは”旅するアコーデォニスト”田ノ岡三郎さんが率いるユニット。
DJマックロマンスも思えば遠くまで来たもんだ。と思いますよ。もう戻れないのでね。行けるとこまで行きます。
*僕のDJ活動の中でも、今回のようにミュージシャンらとセッションすることを「DAZZ SESSION」と呼ぶことにしました。Dは僕の別の愛称「DADA」、それから「DUB」のDでもあります。