観ました。アキカウリスマキ監督新作「希望のかなた」。本当はこんな映画は撮りたくないんだけどなあ。という声が聞こえてきそうな気がしたのは僕だけかしら?自分自身もそうなんだけど、何だか世の中いろいろ切羽詰まってきているように感じます。政治や社会に全く興味がなかった頃が懐かしい。
ともあれカウリスマキ節は健在です。字幕いらずのストーリー展開、独特のリズム、映像の美しさ、かっこいいセット。この写真はオフィシャルサイトから拝借してきたものですが、このワンショットだけでもおかずなしごはん三杯ぐらいいけるよね。本当に素晴らしい映画監督です。