美術館で愛を語る

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安藤忠雄展

何も心に響かず。安藤忠雄さんからは愛を感じない。もともと愛情がある人なのかそうでないのかは知らないけれど、少なくともこの人は「僕」のことは好きではないと思います。渋谷駅のホームに立っても、表参道ヒルズを訪れても、「ここにはお前の居場所はない。あっちへ行け。」と言われているような疎外感を受ける。容れ物を作るのは得意なんだろうけど、そこに容れるもののことはあんまり考えてないように感じます。

同じ日にコムデギャルソンのショップでジャケットを試着したのですけど、コムデの服って吊ってあるのと着るのとで全然違うんだよね。袖を通した瞬間にあのように気分が高揚するのは他のブランドの服ではなかなか体感できない。

まるで川久保玲さんが僕のためにわざわざ採寸して、僕の音楽の趣味や、好きな女の子タイプや、普段遊びに行くところや、そういうことを全て考慮して、僕のためだけにデザインしてくれたみたいな、そんな錯覚に陥るのもコムデならでは。もちろん彼女は僕の存在なんか1ミリも知らないですけどね。

川久保玲さんが僕に与えてくれるもの、それを僕は「愛」と呼びます。

別に安藤忠雄さんに恨みがあるわけではない。世界の安藤を相手にケンカをふっかけるつもりもありません。ただ安藤さんも僕のことをちょっとでいいから好きになってくれればいいのになと、少し寂しい気持ちで美術館を後にしました。

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