横須賀美術館に行ってきました。湘南エリアや三浦にはちょくちょく足を運びますが、ちゃんと横須賀を訪れたのは初めてだと思います。5月だというのに真夏日和で、何となく沖縄やグアムのことを思い出しました。地元の人たち、あまり細かいことは気にせずにみなさん自由奔放に生きているように見えます。
美術館の建築はとても好み。白を基調に海と山の自然を取り入れ、曲線と直線をうまく使い分け、光の取り込み方も素敵でした。東京湾を行き交う船、海からの風、木々が揺れる音、小鳥たちのさえずり、何も言うことはありません。
デンマーク展開催中で、ひととおり観ましたが、よく見かけるものが多くさほどめずらしい感じはしませんでした。デンマークの家具や食器、アートは、けっこう僕らの日常に普通に溶け込んでいるものなんですね。発見と言えば発見です。常設の作品は近代の日本人画家のものばかりでつまらなかったです。何だろう、洋画なのに演歌な感じがしちゃうんだよね。そこがいいんだよ。っていう人もいるのだろうから、これは、まあ、趣味の問題です。
美術館のサイズもちょうどいい。足早に回れば1時間ぐらいで全部観れてしまう。その気になれば半日いてもたいくつしない。それからレストランの生ビールも美味しかったです。
今回は時間がなくて数時間の滞在でしたが、横須賀、なかなか奥深そう。また帰ってくるぜ。