昨夜はGIRL’S DJ=DJ Lさんとホームの外苑前OFFICEで初セッション。
友人のお店のパーティーに遊びに行った時にLさんがDJをしていて、喧騒の空間に器用に音を溶け込ませている姿を見て、いつか一緒にDJしてみたいと思っていたのが実現しました。
聞けば、高校生の頃からDJやっているそうで、僕よりだいぶ年下ですがキャリアではもう大先輩です。つなぎもソツなくこなすし、カットインのタイミングも絶妙だし、選曲もスタイリッシュだし、外音の調整もぬかりなく、とにかく音が本当に心地よい。相当場数を踏んでいるのでしょうから、もちろんテクニックもあるんだけど、何よりも「空間の温度を読む」のが上手だなあと、いたく感心(てか嫉妬だなこれは)してしまいました。彼女みたいなプレイがいつかできるようになりたいな。
とはいえ僕は僕なりに役割というか方向性は見えてきてはいるとは思います。最初からそうだけど、より音数の少ない世界観が得意分野のようであります。音を削り、また削り、最終的には無音になるかも知れない。
何事もそうだけどDJも努力でまかなえる部分と感性としてもともと持ち合わせている部分があって、僕の場合はこれまで後者だけに頼ってあれこれごまかしながらここまで来たのですけど、とにかく技術がなさすぎるところを多少は努力して克服しないと次へは進めないと強く思います。まずはデッサン、デッサン、またデッサン。
ともあれ、Lさんと僕のDJコンビはなかなか相性がよいのではないかと感じました。僕が落として彼女が上げる、みたいな。LとR(ROMANCE)でバランスもいいし、ぜひともまたご一緒したいです。