ビートルちゃんで海に行く時、サーフボードはケースに入れて運んでいたのですが、特に湘南だとボードそのまま載っけている人が多いので、僕も真似をしてみたところ、準備も撤収もかなり楽になることがわかりました。
ボードの積み方に関しては、どっちが上だとか、どっちが前だとか、先輩サーファーたちの間でも意見が分かれる上に、そもそもボードをルーフに積むのは危険だという意見もあって(逆に中積みは危険という人もいます。)、要するにサーファーそれぞれにスタイルがあるということなんだと思うのですけど、片方に従えばもう片方の顔が立たず、という感じで、まあ正直ちょっと面倒くさいところはあります。
サーフィンは「オレと海」な世界と思っていたのですが、海には必ず他のサーファーがいますし、地元の漁師さんや住民がいる。ルールやマナーを守ることは当然として、それ以上に彼らと良好な関係が築けるかどうかが、サーフィンを続けていく上でけっこう重要なポイントだということに最近気がつき始めました。「オレと海と人」なわけだ。
ローカルの決まりごとなんてローカルの人と接してみないとわからないですし、ポイント選びに始まって、地元の食堂とか、無料の駐車場とか、本当に欲しい情報はインターネットでは見つけられないことが多い。結局、ここでもコミニュケーション能力がモノを言います。人づきあいが苦手な自分がどこまでどう対応できることやら。
写真:ボードを傷つけずに積めるようにキャリアにパッドを取り付けました。