火曜日はサーフィンの日と決まっているのですが、足の故障(軽傷ですけど)で今週は断念。まるいちにち時間ができたので、映画でも観ようかと渋谷をふらふら。通りがかりで見かけたポスターに惹かれて、お芝居を観てまいりました。
メトロポリス?同名の映画をずっと昔に観たことある。未来のディストピアが舞台。後から調べたらやっぱり出元はその映画であるらしいです。かなり現代風(かつ東京風)にアレンジされていたけど、どことなく記憶をくすぐられる感じはありました。僕の中では「蟹工船」とか「1984」とかごっちゃになっちゃってんだよな。
ディストピアの話をすれば、僕は夢の中にいかにもディスな街を持っています。その名も「ロックシティー」。(酷いネーミングだけど夢なんだからしょうがない。)何度も何度も夢に出てくる退廃都市はイメージやストーリーが明確すぎて、本当は実際にあるんじゃないかと思うぐらい。一時その夢ばかりを綴るブログをやってたことがあるから、知ってる人は知ってるかもね。そういえば最近ロックシティーの夢をずっと観てない気がします。
芝居なんてのは、基本売れない役者ばっかりが集まってやるもんだと思っていたら、後で主演女優が松たか子さんと知ってちょっとびっくり。神々しさと純朴さ、そして狂気を求められる難しい役だと思うんですけど、ひとり二役、器用にこなしてらっしゃいました。ハマり役とはこのことですね。
ネタバレになっちゃうといかんので詳しくは言いません。エンディングが素晴らしくよかったです。立ち見席だったってこともあって、途中ちょっとしんどい部分もありましたが、頑張ればちゃんとご褒美が待っている、って感じ。原作の映画をもう一度観てみたい、という気にもなりました。
ディストピア。好きだな。