パルコシネマで上映中の映画「アバウトタイム」を観て来た。ラブコメものとあってか、お客のほとんどは女性、カップルの姿もちらほら。軽いリズムで淡々と進行するのだけど、終わった後でいろいろ考えさせられることが多く、たぶん良い映画だったんだと思う。アルヴォペルトやニックケイブの個人的に頭の中に映像がある楽曲が使われていて、そこでは映画からすーっと意識が離れるのを感じた。音楽の持つパワーの強さを改めて実感。恋愛と言うよりは父子愛のお話だと思ったけど、真意はいかに?配役は100点。イマイチ冴えない雰囲気の主人公はハリーポッターにも出てたらしくて本来はイケメンらしい。めちゃくちゃ美人というわけでもないけどチャーミングなヒロインの好演技もグッドポイント。思わぬ泣かせどころもあるから要注意。あ、言わない方がよかったかな。