Dream Journal

2段ベッドの上にいる。男がはるばるやってくる。ずいぶん昔の知り合いだ。甘いマスクで女にはよくモテたが、何かを引きずっているような陰気なところがあってオレとはあまり気が合わなかった。わざわざ時を超えてくるなんて、よほど重要な要件なのだろう。おや?気がつくと女に入れ代わっている。テレビで顔を見たことがある。薄い素材の赤いワンピースを着ている。そば見るとわりといい女だ。オレの腹にまたがって、肩を押さえつけ、勝ち誇ったような笑顔でベラを噛もうとするがオレは首を振って拒む。女は何か小さくて丸いものを口うつししようとする。オレの脳裏を金がよぎる。ひるんだ隙に女の唇がオレに合わさる。こんな状況だが、何だか久しぶりのキスだ。ん、銀杏?惜しい。惜しいが金ではない。受けそびれた銀杏がコロコロとベッドの下に落ちていく。騒動で隣に寝ている若い女が目を覚ます。女がそれに気づいて声をかける。「ごめんなさいね。刺激が強かったわね。お兄ちゃんはウブで真面目でアタシの相手は嫌だって。失礼するわ。ごきげんよう。」歪んだ笑顔を残してベッドをおりて行く。若い女は何が起こったんだか全く理解できず寝ぼけまなこでぼおっとしている。

 

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